TV「郷愁の街角ラーメン」(2)
普通ラーメンの最高峰!?
ラーメン好きにとっては、いろいろなお店の情報がほしいです。
今ではネットを通してあらゆる情報というものが手に入る時代になりました。
ラーメンをはじめとする様々なグルメ情報、グルメ以外の趣味の情報などありとあらゆる情報が瞬時にしてわかるんですね。
しかし、こうした情報というものは、自分が求めている情報との乖離があります。
文章や画像で判断するしかないので、果たしてどうなのか?という疑いも出てきたりします。
特に食べ物は人によって嗜好が異なります。ですからそれらの情報を得ても果たして自分の好みに合うかどうかは別ですね。
そんな情報を頼りに全国くるま旅で食べ歩きしてきましたが、ラーメン以外でも期待どおり・期待以上だった食べ物は3割以下といったところでしょうか。
はじめから期待して行くより、駄目元といった感じで肩の力を下ろして行ったほうがいいんじゃないかと思うようになりました。
インターネットのグルメサイトに比べて特定のTVグルメ番組の方がよっぽど期待を超える確率があります。
以前にもブログで記しましたが、ラーメン番組で言えば「郷愁の街角ラーメン」です。
前回は、水道橋「中華そば勝本」を紹介しました。
今回は、御茶ノ水「ラーメン大至(だいし)」です。
番組で紹介されたことで、「これは行ってみる価値はありそうだ!」と思いました。
JR御茶ノ水駅から歩くこと10分。赤い看板が目印の「ラーメン大至」がある。
見た目は昔ながらのラーメンなのに新しい味わいの ”ネオノスタルジックラーメン” が人気。
店主の柳﨑一紀さんが目指すのは普通のラーメンの最高峰。ラーメン作りの行程に最高峰の技術が隠されていた。
スープは数十種類の食材を強火で炊き旨みを最大限に引き出す。チャーシューはラードでコンフィに。
「郷愁の街角ラーメン」サイトより
番組の紹介では、スープの仕込みは鶏・豚ガラ、魚介の乾物や野菜を10時間かけて炊き、じっくり2日間かけるそうです。
だしをとったスープに「鶏ムネ肉をフードプロセッサーで砕いて水でのばしたもの」を入れる様子が紹介されていました。
この行程で鶏ムネ肉が余分な雑味や油分・アクを吸収するそうです。
出来上がったスープは琥珀色にスッキリしたものになるようです。
チャーシューはラードに漬けてじっくり煮るそうです。思わず旨そうだな~と頷きますね。
こんなこだわりの調理まで観てしまうとやっぱり食べに行かなくっちゃと思いました。
ラーメン好きの単純オヤジですから早速向かいました(笑)
地下鉄丸ノ内線の御茶ノ水駅から歩いて7~8分。
ちょうどランチタイムの時間帯だったことから5人ほど並んでいました。歩道を挟んで道路側に丸椅子が置かれていました。皆さん座って待っているようです。
コロナ禍の対応からか、外に聞こえるように「次の方どうぞ店内にお入りください」とアナウンス。
こうした状況もコロナ感染対策ならではの光景でした。
店内に自動販売機が設置されていました。いろいろなメニューがありますが、迷わず「ラーメン780円」を。
おお~、確かに見た目 ”普通のラーメン” このシンプルな見た目だけで「これは旨い!」と判断できます。
案の定スープはスッキリとした味わいの中に昔ながらの郷愁を漂わせた旨みがギッシリ詰まっていました。
麵もスープによく絡み、口の中に一気に吸い込まれていきます。麺の太さもちょうどいいですね~。
ラードで仕上がったチャーシューも柔らかく、噛めば噛むほど旨みがにじみ出てきました。
もちろん完食です!
本格的な ”昔ながらの中華そば” でした。
こうしたラーメンは、最近ではなかなかお目にかかれません。店主が言う「普通のラーメンの最高峰を目指す」意味がよくわかった一杯でした。
前回食べた「中華そば勝本」の一杯、更にこの部類の地方麺では、喜多方ラーメンの「まこと食堂」や「源来軒」、佐野ラーメンの「くにや」や「日向屋」、白河ラーメンの「とら食堂」など、期待を超えるラーメンがあります。
こうしたラーメンの特徴は、何といっても ”飽きない、また食べたくなる”一杯” なんですね。
”昔ながらの中華そば” は、まさに日本の食文化の代表格なんだと思います。
ちょっと大げさかな?(笑)
ブログ:東北ラーメンツアー(前編)
ブログ:東北ラーメンツアー(後編)
こんばんは すーさん
グルメ番組を見ながら 今度上京した際 行ってみたい店をグーグルマップにチェックをしてお
ります。(歳のせいか店をすぐ忘れてしまうため)
勿論 勝本と大至もチェックを入れております。
私は醬油ラーメンが好きなので「郷愁の街角ラーメン」を見た特にすぐにチェックを入れまし
た。
コロナのため 旅行にも行けずテレビを見ては グーグルマップ上のチェック箇所が増えるばか
りです。
安全になれば上京し大至などのチェックした店を訪問したいと思っております。
山鯨笹蟹さん
こんにちは
前回の「郷愁の街角ラーメン:勝本」に続きコメントありがとうございます。
グーグルマップにチェックですか! ああ~なるほど、それはいいですね。
自分が訪れてみたいお店が地図上で一目でわかりますね。
くるま旅に出かけた時に一度だけガイドブックの地図上に複数店舗マーキングしたことがあります。それは四国の讃岐うどん店を食べ歩きした時でした。
なぜなら行きたいお店が一定の範囲内に複数店あったからです。特に観音寺市、丸亀市、坂出市、高松市の4市に集中していたことからチェックしました。
初めての土地だったため、自分の現在地とどのようにして回れば効率的か確認しました。
地図は赤ペンと黒ペンのメモでぐちゃぐちゃ状態。そんな思い出のアナログ地図は今でも大事にとってあります。
また訪れる時のためにです。
東京はグルメの宝庫ですね。コロナ禍が収束したらぜひお越しください。
B級グルメがお好きとのことですので、ラーメンに限らず「孤独のグルメ」や「東京とんかつ会議」などで紹介されたお店を引き続きブログアップしていきたいと思っています。
参考にしていただければ嬉しいです。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
ブログを時々拝見しております。
以前、別な場所で少々不愉快なことがあって以来、書き込みはしないことにしていましたが、
ラーメンの画像につられてコメントさせていただきます。
チャーシューの脂身の匂いを感じるようです。
当方は名古屋方面の人間ですが現役時代、名駅前の立ち食いソバを時々利用していました。
ラーメンも妙に気取った店があったりしますが、ごくシンプルに醤油ベースに細麺が好みです。
一昨年退職して、奥穂高へ行こうと思っていたところが、コロナのせいで巣ごもり生活を強いら
れております。
いったいコロナはいつ収束へ向かうのか、まったく予想もつきませんが、ともかく心身ともに健
康体で過ごしていきたいと思う毎日です。
Zampanoさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
>ごくシンプルに醤油ベースに細麺が好みです。
同感です。最近は「妙に気取った店」が確かに多いですよね。見た目重視や何でもかんでも出汁を取ればいいという作り方なんで飽きてしまいます。
やっぱり ”ちょうど良い加減のスープ” が一番だと思います。そこが一番難しい技なんでしょう。だから ”また食べたくなる” ということですね。
Zampanoさんも山をやられるんですか。
奥穂高いいですよね~。私も昨年から本格的な登山は自粛し巣ごもり状態です。
早く収束に向かってほしいものですね。
またぜひこのブログに訪れてください。山の話も聞きたいです。
ありがとうございました。