神戸グルメ食べ歩き

西元町の町中華の味に驚き！

 

退職後、約10年近く全国くるま旅をしてきましたが、神戸に訪れるのは初めてでした。
登山を中心にしたくるま旅でしたので、どちらかというと大都市や繁華街などに訪れることなくもっぱら地方の田舎町がほとんどでした。

今回は広島から新幹線で新神戸に戻り、三宮に宿をとってその周辺を散策しました。
私たち夫婦にとって神戸のイメージといえばベーカリーです。もっぱらその情報はテレビの観光グルメ番組からだったことから、美味しいパンを食べてみようと思っていました。

そんな情報からまず目指したのが「フロインドリーブ」というお店です。
このお店の特徴は、1929年に建てられた教会を震災後に改修して新たにカフェとしてリニューアルした建物でした。

 

　　　

新神戸駅から歩いて20分、外観はまさに教会でした。
こうした教会の建物ですから看板なんてありません。このスタンド式の小さな表示板だけ。ここがベーカリーカフェ？とは思いませんよね。

 

　　　

礼拝堂全体が客席。すでに満員だったため少し待ちました。

 

　　　

クラブハウスサンドウィッチとオープンサンドウィッチ（サーモンウィズクリームチーズ）

ローストビーフサンドウィッチを注文しましたが、すでに売り切れ！。ランチタイムを少し回った時間だったので、やはり人気商品はなかったです。
パンの種類の選択ができたのでライ麦パンを注文。これが実に美味しく、噛めば噛むほど味わいのあるパンでした。
やっぱり神戸のパンは違いうのかな～と。

 

元町中華街

 

　　　

日本三大中華街の一つ、神戸元町にある「南京町中華街」

宿泊した三宮から一駅「元町」にある中華街に行ってみました。昼前でもすでに賑っていました。
ほとんどが観光客で修学旅行生や外国人の姿が多かったです。

 

　　　

焼き小籠包で有名な「YUNYUN」

開店11時前、すでに小籠包の仕込みの準備が進められていました。
開店20分前に並んで見学していたところ、開店直前には30人ほどの行列ができていました。

 

　　　

アツアツの小籠包、ビーフンのセットと一緒に注文しました。
２Fのイートインスペースで食事。カリカリに焼かれた小籠包でやけどに注意しながら食しました。

 

　　　

豚饅頭で有名な「老祥記」

こちらのお店も行列でした。修学旅行生も大勢並んでいました。その場で食べ歩きできるので、待っていても意外と回転が速かったですね。

 

　　　

一般的な肉まんに比べもっちりとした食感が特徴でした。

 

　　　

「北京ダック」も手軽に食べ歩き

 

TV「タクうま」紹介の絶品町中華店へ！

 

テレビ東京の「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって」で紹介された町中華店に行ってきました。
このお店は南京町中華街から歩いて行ける距離で、多分地元の人しか来ないお店のようです。

 

　　　

元町からのアーケード商店街通りにある「西湖園」
メニュー表でもわかるように値段はとてもリーズナブルでした。観光客と思われるお客さんは一人もいません。

 

　　　

「タクうま」で紹介されていた海老玉ご飯と小ワンタンセット850円

 

「海老玉ご飯」

はじめて食べてみましたが、海老のプリプリした食感と独特な後を引く旨味がありました。
近くに本格的な「南京町中華街」があっても、「味では負けないぞ」という感じの逸品でした。
やはり地元の人が推薦する中華店ですね。

 

　　　

焼きそばと油淋鶏も頼んでみました。

どちらも美味しかったです。いやはやこの味には驚きました。
特に油淋鶏は、一般的に甘酸っぱい餡がかかっていますが、こちらは軽く塩だけの味付けでした。カリッとした食感で香ばしい風味が口の中に広がりました。
うまい店には　”他にない技がある”　と思います。まさにその代表的なお店でした。

 

そんなことで、今回の広島と神戸の旅は、その土地ならではの味を楽しむ旅でした。
今までのくるま旅から旅のスタイルを変えて、これからは公共交通機関を使っての旅になっていくでしょう。