今に残る懐かしく新しい名店の数々
飽きない、また食べたくなる一杯!
コロナ禍が続く中、最近のTV番組では ”グルメ” を特集にした放送が多くなってきているように思います。
思うがままに外出ができない状況ですから、こうしたTV番組を通して行った気分、食べてみたい気持ちを共有することで視聴率が高くなるのでしょうか。
私たち夫婦もこのようなグルメ番組が大好きです。
「食べてみたいな~」「いつか行ってみよう!」な~んて思いながら視聴しています。
又、コロナ禍でお取り寄せや持ち帰り弁当が人気ということで、そうした情報もメモしながら観ています。
あるお取り寄せ番組を観て早々注文しようとその店にアクセスしましたが、放映後注文が殺到して数か月待ちという状況でした。
「だから一見さんやミーハーはこれだから困るんだよね~」と、常連さんからの声が聞こえてきそうです(笑)
最近のぐるめ番組は、有名な俳優さんやタレント、お笑い芸人がレポーターを務める放送が多いです。
普段TVで見かける親しみのある人がお話するので、それはそれで安心感や面白さがあっていいのですが。
しかし、よくよく観ると「いったいこの番組は何!?」「グルメ番組じゃなくお笑い番組なの?」というような疑問符が付きます。
更に悪いことに、「美味しかった」「チョーうまい」のこの二つの文句のレポートしか発しないのには呆れます。
初めてその料理を食べるのであっても、もっと他の言い方がないの?、どう美味しいの?、出汁や味はどうなの?、匂いは?、甘味や酸味や辛みは?・・・。
観る側にとっては、何~にも情報が伝わらないいいかげんな番組が多すぎるのではと!
もっと事前情報も含めて勉強して視聴者にわかりやすいレポートをしてほしいと思うばかりです。
こうした番組のレベルがあまりにも低いことに嘆きます。
そんな中、グルメ番組として ”主役であるその食べ物に集中したレポートをする” 放送があります。
私の好きな番組は、「孤独のグルメ」、「郷愁の街角ラーメン」、「コウケンテツの世界幸せゴハン紀行」、「東京とんかつ会議」(放送終了)などがあります。
これらの番組に共通していることは、紹介したいその食べ物の食材と作られていく過程はもちろん、作り手(調理人)の人柄や厨房で調理する姿まで映し出されることです。
つまり、出来上がった料理とレポーターが食べるだけの番組ではなく、その食べ物が出来上がるまでの過程全てを細かく紹介してくれる情報満載の番組なんですね。
又、「孤独のグルメ」と「郷愁の街角ラーメン」は、ナレーターが説明するところが共通しています。
これは、視聴者にとって自分が実際に食べている状況を想像しながら、一方でその食べ物の情報すべてがわかるという利点があります。
こうした番組の組み立ては、その食べ物以外の余計な雑音が入らないのでより集中して視聴できるところが気に入ってます。
今やラーメンがミシュランで星をとる時代、それに追随する新しいラーメン店が都内にはひしめいている。
皆、一様に、美味しく優秀ともいえるラーメン・・・。
しかし、その流れの根底には、戦後から昭和にかけてラーメンの食文化の歴史を作ったラーメン店があった。
店構えに趣がありながらも、過去のものではなく現代の人の心に響く一杯。懐かしくも新しい今に残る名店の営みを記録する。
「郷愁の街角ラーメン」HPより
この「郷愁の街角ラーメン」で紹介されたお店に行って来ました。
コロナ禍で都内に出る機会はめっきり減りましたが、ちょっとした用事があって約半年ぶりに出かけてみました。
番組で紹介された何軒かの内、水道橋にある中華そば「勝本」にぜひ行ってみたいと思っていました。
私の好きな昔ながらの醤油をベースとした味付けで、出汁・麺・具それぞれこだわりのある食材を使っていたからです。
中華そば「勝本」
お昼頃、お店の前にはすでに数人の行列ができていました。
平成27年に創業したばかりの「勝本」。昼時以外でも行列が絶えない人気店だ。
人々は煮干しが香り立つ昔ながらの中華そばを求めてやってくる。
創業者の松村康史さんはフレンチ出身のシェフ。「現代の名工」にも選ばれた名手だ。55歳で転身した松村さん、これまで培ったフレンチの技法を封印して中華そば作りに向き合っている。
チャーシュー、ネギ、サイドメニューに至るまで厳選した高級食材を惜しみなく使った中華そばを堪能する。
「郷愁の街角ラーメン」HP
中華そば730円
水道橋駅から徒歩5分の立地にあって、このリーズナブルな料金はいいですよね~。
カウンター越しに見える厨房では、板前さん?という感じの清潔感ある従業員がなんと6人忙しく働いていました。繁盛店といった雰囲気です。
奇をてらわないシンプルな東京ラーメンといった感じです。
見た目だけで美味しさが伝わってきました。
特徴は、名古屋コーチンをはじめとする鶏ベースに品質の良い煮干しを数種類使って出汁をとっているそうです。
熱々のスープを一口、出汁の旨みが口の中に広がります。
煮干しの香りがほんのりただよい、それほど主張していないので上品な味わいでした。
私の好きなラーメンに永福町系の大勝軒(武蔵高萩店)があります。
この店の特徴は煮干しを全面に出したスープです。この煮干しの香りと味がとても好きで病みつきになっています。
こちらの「勝本」のラーメンは、この煮干しの香りを若干抑えた感じでした。
麵も中太麺でスープによく絡みます。
いくら食べても飽きないといった感じでした。これが多くのリピーターを呼び込む味なんですね。
コクがあってもあっさりとした味付けなのでスープまで飲み干すことができました。
いや~、実に美味しかったです。ごちそうさまでした。
今回の「勝本」は、今まで食べてきた数多くのラーメンの中でも10指に入る一杯でした。
コロナ禍の中、くるま旅をとおして私たち夫婦の全国ラーメン食べ歩きをまた再開したいという気持ちでした。
今晩は~。
ラーメンの良いにおいが映像から伝わってきますよ。
東京ラーメンの基本と言った感じですね。
私も鳥ガラ+煮干しだしのスープが一番好きです。
この「勝本」さんのラーメンの写真を夫が見て、今晩はラーメンが
食べたいなどと言ったので、ジムで泳いだ後スーパーに行き、「ホープ軒」の麺と
自家製チャーシューを作るために、豚の肩ロース肉を買ってきました。
スーパーで佐野「森田屋」のラーメンを見つけました。次回買う予定です。
我が家に淡路島の玉ねぎがありますので、ネギの代わりにこの甘みがあって
まろやかな玉ねぎでチャレンジする予定です。
今でもあるかどうかわかりませんが、小平に「すり鉢ラーメン」というラーメン屋があり、
ラーメンの丼がすり鉢で、すりごまの良い香りがするラーメンでした。ネギでなく
細かく切った玉ねぎがラーメンに以外と合っていたのを思い出しました。
今は家にいる時間が長いので、なるべく手作りしています。頭の体操になりそうです。
私の作るチャーシューはフライパンにごま油を薄く引いて豚肉の表面に焦げ目をつけ
創味麺つゆ、お湯、料理酒、ネギ(捨ててしまうところ)生姜で1時間くらい煮ます。
チャーシューというより、煮豚ですね。隠し味でオイスターソースを少し。
まろやかな味のチャーシューを作るときは、生肉にマーマレードかはちみつを薄く塗り
少し時間をおいてから焼き目をつけ、それから料理酒をたくさん使った醤油ベースで煮ます。
Roseさん
ラーメンの話題でご主人と盛り上がったようで嬉しいです。
スーパーで「ホープ軒」の麵を売っているんですか。懐かしいな~。
働いていた頃、確か山手線大塚駅前にあるホープ軒に何度か行ったことがあります。
このラーメンもなぜか後を引く独特な味で忘れられません。TV「郷愁の街角ラーメン」でも紹介されていました。
私もよくチャーシュー(煮豚)を作りますが、これがなかなか難しいです。ラーメン店のような味がうまく出せません(笑)
今度作る時、「隠し味でオイスターソースを少し」「はちみつ」も試してみようと思います。
以前、くるま旅をしていた時に「玉ねぎ入りのラーメン」を食べたことがあります。
この時初めて食べましたが、これが意外と美味しいんですね。驚きました。
そういえば、淡路島に行った時「玉ねぎピザ」を食べました。これもまた初めての味で今でも忘れられません。ピザ好きのカミサンは、また食べてみたいと話しています。
ラーメンの話だけでも盛り上がりますよね。
美味しいラーメン店や調理のお話、またぜひ聞かせてください。
コメントありがとうございました。
こんばんは!
ご無沙汰しております。
グルメ番組 B級グルメ私も好きです。
ラーメンは醬油ラーメンが好きですから「勝本」には行ってみたいですね。
特に東京を中心にした関東地方はA級、B級に限らず店が多いため
行くところが多くて羨ましい限りです。
私が思うには ラーメン、寿司、鰻、天婦羅、豚カツ、蕎麦は東京が一番味が良いと思います。
競争が激いため切磋琢磨しているためでしょうね。
「郷愁の街角ラーメン」は見たことはありませんが その他は見てました。
それ以外に「街中華で飲もうぜ」「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」もよく見ています。
どちらの番組も ふらっと立ち寄った料理店を紹介
高級店ではないが その店のおすすめ料理を食しているので 好きな番組です。
(近況報告)
コロナのためこの1年間何処へも旅行に行けず少々イライラしておりましたが
1月初めに孫が生まれましたので ジジイをしております。
山鯨笹蟹さん
お久しぶりですね。
お孫さんがお生まれになったとのこと、おめでとうございます。
うちの娘は子どもは生まないと夫婦で決めているようです。これも娘夫婦の考え方・生き方ですから何とも言えませんが、やっぱり羨ましいです。
ブログでは記載しませんでしたが、「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」「町中華で飲ろうぜ」どちらもよく観ています。特に「迷宮グルメ」は毎週録画しています。
おっしゃるように、ふらっと立ち寄った食レポはリアル感があっていいですよね。ヒロシの独特な話し方やうまく通じない言語もまた味があって面白いです。
東京はやっぱり食の宝庫ですから美味しいお店がたくさんありますね。
最近のラーメン事情では、若者向けのこってりしたラーメン・つけ麺が多いです。私たちのような世代はどうしても馴染めません。
今回紹介した「勝本」はお勧めです。又、とんかつでは秋葉原の「丸五」、天丼では人形町の「天ぷら中山」(黒天丼で有名)がお勧めですので、上京した時にはぜひ立ち寄ってみてください。どのお店も庶民的なので味も料金も安心していただけます。
コロナ禍で都内に出かける機会がめっきり減りました。収束し始めたらまた出かけて食べ歩きしたいと思っています。
その時ははまた食レポしてブログアップしますので覗いて見てください。
コメントありがとうございました。