総集編
エッ!、何じゃこりゃ?!
くるま旅というのは、いろいろな発見の旅でもあります。
くるま旅は、観光地や景勝地だけに限らず、旅の移動中はその土地の珍しい光景、変わったものに遭遇する機会が多々あります。
今回の旅でもそんな面白い発見がありましたのでご紹介したいと思います。
久住山に登った後、阿蘇に向けて ”やまなみハイウェイ” を走っている時でした。
突然左手の道路沿いに奇妙な形の光景が目に飛び込んできました。
カミサンも思わず、「なにコレ~、ちょっとちょっと停まって!」と叫び声(笑)
車を減速して路肩に停めました。
突然現れた光景に言葉が出ませんでした。
よく見ると植木をきれいに刈り込んでいます。
この場所だけでなく、遥か向こう側の丘の上の植木すべてが動物や鳥の形に刈り込まれていました。
ひとつひとつ丁寧な出来栄えですね。
道路沿いのお店でトウモロコシを販売していた方が、この芸術作品?の制作者でした。
この広大な土地を借りて一年がかりで制作したそうです。
それにしてもすごい光景でした。
鑑賞するのは無料でしたが、この制作者のおじさんが販売するもぎたてのトウモロコシを購入しました。
”生でそのまま” 食べてくださいとのこと。とても甘くて美味しいトウモロコシでした!
芸術作品、鑑賞させていただきありがとうございました。
天草の山間部を通過していた時、突然奇妙な光景に出会いました。
ブログ「九州くるま旅(11)」でもご紹介しました ”かかし祭り” のショットをもう一度掲載します。
この時もカミサンが、
「エッ!、エッ! いったい何なの? 何、何・・・停めて停めて!」
私もビックリして急ブレーキ。
おお~と!これ全て ”かかし” なんです!
川岸に延々と続く ”かかし” なんです!
このリアルな表情が実にいいですね~。
観光客は私たち二人。独占状態で見学させていただきました。
その土地ならではの食文化
地方くるま旅に出かけると食の違いがよく分かります。
普段自分たちが食べている食品や味が当たり前だと思っていますが、ところ変わればその違いに気づき驚くことが多々あります。
私たちのくるま旅の場合、地元スーパーで食材や総菜を購入する機会が頻繁にあります。
又、観光地のレストランなどでも食事することはありますが、出来るだけその土地の食堂で食べることが多いです。
そんなことから、食に関していろいろな発見があります。
お世話になった地元スーパー
旅に出る時に友人から「九州の醤油は甘いよ」と言われていました。
旅の途中、外食で入った食堂やレストランなどの醤油味は確かに甘かったですね。料理全体の味付けは甘口でした。
スーパーで販売されている醤油がなんと ”あまくち” ”あまくておいしい” の表示?・・・なんじゃこりゃ?
今まで仕事で小売業にたずさわってきて35年、こんな表示は初めてでした。まさにカルチャーショック!(笑)
関東地方では考えられない商品(アイテム)です。
実は、車内で調理して食べる料理やお刺身用だけには、通常の醤油を持って使っていました(笑)
地元醤油製造メーカーの ”うまくち” ?、こうした醤油もあるんですね。
通常の醤油と合わせて、”あまくち” ”うまくち” などの品揃えから、関東に比べ醤油の売場スペースは2~3倍でした。
調味料ひとつ取ってもこれだけの違いがあるんですね。
九州の基本的な麺は ”棒ラーメン” 。
博多、長浜、久留米、熊本ラーメンはとんこつで、全てこのストレート麺!
ここにも九州ならではのラーメン文化がありました。
では、九州のソースは?
なんとカゴメソースが主流なんですね。そのあとに、イカリソース、おたふくソースが続きます。
関東主流のブルドックソースはほんのわずかの品揃えでした。
やっぱり焼酎の品揃えはすごいですね!
関東の3倍ありました。見たことも聞いたこともない銘柄がズラリ。
さすが本場の焼酎文化圏です。
ムム・・?、なんじゃこりゃ!
どのスーパーに行っても練り製品の売場は、さつま揚げ?、はんぺん?で埋め尽くされていました。
練り製品の売場は充実しています。
これも関東では見られない光景でした。
くじら
くじらベーコン、くじらの皮?
江戸時代の頃から近海に現れるくじらを捕獲してよく食べられていたそうです。
周りが海で囲まれていた九州ならではの食習慣が今でも根付いているようです。
鶏肉
とりめし、から揚げ、焼き鳥、とり皮、炭火焼き・・・、どのエリアに行っても鶏肉の販売と料理メニューが多かったです。
スーパーでも焼き肉用としてセット販売されていました。
関東地方では、通常焼肉といえば牛、豚が主流で、スーパーでも鶏肉メインの焼肉セット販売はほとんど見られません。
ここにも九州の鶏肉文化があるんですね。
こうした食に関わる様々な発見があった旅でした。
NO1のB級グルメに出会えた!
今回の九州の旅で、「今まで食べた中で一番美味しかった」と思ったB級グルメが数多くありました。
私たち夫婦の基準で決めただけですが、なんと各カテゴリーの中でNO1になった食べ物が4品ありました。
※カテゴリー:ラーメン、焼きそば、うどん、そば、餃子、ちゃんぽん、皿うどん、カレーなど・・・。
今まで全国くるま旅をしてきてご当地グルメを食してきました。
それは豪華な食べ物ではなく、リーズナブルで日常的に食べられている庶民的なものでした。
それだけ日ごろ食べられているものだからこそ、その土地によって味の違いや変化があったりします。
今回の九州の旅ブログですでに掲載したNO1のB級グルメをまとめてご紹介したいと思います。
八幡餃子「友ちゃん餃子」 10コ500円
独特な旨みが口の中に広がります。タレを付けなくてそのままでも十分味わえるほど美味しかったです。
宇都宮、浜松、横浜中華街など軽~く凌いだという感じでした。
天草ちゃんぽん「明月」 600円
TV番組「マツコの知らない世界」で紹介された、”日本一美味しいちゃんぽん” のお店。
天草の富岡漁港近くにありました。のれんはなく、メニューはちゃんぽんだけ。
麺、スープ、具材すべてにおいてバランスのとれたちゃんぽんでした。
長崎新地中華街。極細麺のパリパリの食感が実にいいです。餡と細麺の香ばしさが食欲を掻き立てます。
小倉「今浪うどん」 肉うどん700円(中)
見た目は濃そうなつゆですが、意外とあっさりしています。
何とも言えない肉の旨みと肉から出たつゆの味は絶品でした。こんなつゆがあったのか!と思わず唸るほどです。
以上、今まで食べたB級グルメの中で、私たち夫婦にとってNO1になった4品でした。
又、焼きそばカテゴリーの中で、ベスト3に入った「焼きそば」もありました。
日田やきそば「みくま飯店」
やきそばの町日田市。カリッとした細麺とパリッとしたもやしが実にマッチングしています。
そんな麺と具材に香ばしいソースの味がしっかり染みて後を引く味です。
九州のユーモアのある風景、その土地ならではの食文化、そして、NO1のB級グルメの数々・・・。
まさに「何じゃこりゃ!」の一言でした。
今回は、九州の半分ほどのエリアしか周ることができませんでしたが、各種観光地、歴史遺産、海や山の絶景など飽きることのない旅でした。
「恐るべし九州」ですね。
次回、最終回は4週間にわたるくるま旅の費用です。
「九州くるま旅」 つづく
しぶちんです。
こっそりと毎回楽しみに観ています。
5月8日には福岡に居ました。車両の引取の仕事で。
静岡空港から飛行機で福岡へ。危うく雨で欠航になるところでしたが、一時間半遅れで到着でき
ましたが、約束の時間に遅れてしまいました。
その後は九州道の若宮インターそばのホテルに。夕食は地元のスーパーによって調達します。
ご当地のものを発見するとうれしいです。
これからは、たかしくんのグルメレポートを参考にその土地に行ったら寄ってこようと思いま
す。
しぶちんさん
本当にお久しぶりですね!
静岡の実家に行く途中、東名高速を走りながら清水付近を通過する時、しぶちんは今どうしているかな~とカミサンとよく話していますよ~(笑)
今回の九州の旅でも山陽道を走っている時、「しぶちんは九州まで仕事で車走らせているよな~。いかに大変な道のりかよく分かるよ」とカミサンと話したりしていました(笑)
5月8日福岡にいたの?
その時は長崎の諫早にいました。
しぶちんは仕事で全国周っているから、その土地ならではのグルメ楽しんでいるんじゃないかな?
いろいろと教えてください。又、旅のグルメレポートが参考になれば、ぜひ訪れて食してみてください。
またいつでもコメントくださいね。
お待ちしています!