長崎は今日も雨だった!
埼玉を出発して3週間目にいよいよ長崎に入りました。
天候には比較的恵まれてきましたが、ここにきてなんと4日間ほど天候不順が続きました。
全国的に低気圧が停滞したことで気温も下がり、長崎市内観光の3日間は、”今日も雨だった” です。
市営駐車場 24時間駐車1370円
市内には車中泊する場所はありません。
そこで24時間営業の市営駐車場に停めて(車中泊)観光するプランを立てていました。
長崎市内は坂が多く、又、道路も狭いため車で移動するには不便だと聞いていました。
今回車中泊すると決めていたこの市営駐車場は専用トイレもあり、高架下ということで雨に濡れることもなく、又、路面電車の駅(平和公園)にも近いためたいへん便利な場所でした。
くるま旅で長崎観光される方にはおすすめですよ(笑)
市内を走る路面電車。1回の乗車120円、1日フリー乗車500円。
長崎市内は坂が多く、道路も狭く蛇行しているため、くるま移動には不向きです。
路面電車やバスを使い効率的に観光地めぐりができました。
長崎に入った日の夕方、稲佐山公園に向かいました。
翌日から天気が崩れるということで、夜景が見られるチャンスは今日だけだと思ったからです。
夕方6時頃、すでに展望台は多くの観光客で埋まっていました。
陽が落ちて夜景が見れるまでまだ1時間以上ありますが、皆さん展望台の手すりに陣取って動きませ~ん(笑)
次第に暗くなってきました。
電波塔にもネオンが輝きだしました。
夜7時半頃の夜景
これが日本三大夜景なんですね。
長崎タウン散策
長崎は見どころがたくさんあったので丸3日間ほど滞在してゆっくり観光地や平和公園などを訪れてみました。
有名な観光地ばかりですので、特にコメントは控えます。
グラバー邸
めがね橋
出島
坂本龍馬と亀山社中
平和公園と爆心地
長崎原爆資料館
大浦天主堂 浦上天主堂
本場のちゃんぽんと皿うどん
長崎といえば、やっぱりちゃんぽんですよね。
長崎県には、平戸、長崎、小浜の三大ちゃんぽんがあるそうです。
この三大ちゃんぽんを食べ尽くせということで、第一弾では、”平戸あごちゃんぽん” を食べてきました。
そして第二弾では、ここ長崎の元祖の店と言われる「四海楼」に行ってきました。
四海楼
大浦天主堂入口の前にあり、グラバー公園散策の後のランチにはちょうどいいですね。
創業明治32年の初代が、ちゃんぽんを考案したお店だそうです。
クリーミーな白濁スープが特徴で、特に数種類の魚介が入っていて抜群な旨みがありました。
ああ~、これが本場の味なんですね。
個人的な感想ですが、麺が柔らかかったのは残念です。もう少し歯ごたえがあった方がいいじゃないかと思いました。
長崎新地中華街
中華街に店を構える「蘇州林」(そしゅうりん)
カミサンが大の皿うどん好きで、特にカリッと揚がった細麺のお店を探していました。
今まで何度か食べてきましたが、満足のいく皿うどんにはまだ出会っていませんでした。
そんな中、ガイドブックに細麺を強調したお店として紹介されていたのが蘇州林でした。
芳ばしさのある細麺のカリッとした歯ごたえがいいです。又、一つ一つの野菜の旨みが出ていて実に美味しかったです。
今まで食べた皿うどんの中では一番ではないかと思います。
ぜひお勧めします。
路地裏カフェでゆっくりと
時間があるので観光地以外でも街の中を散策してみました。
めがね橋近くの銀屋町、古川町辺りの路地裏には、カフェやスイーツ、お洒落な小物店がありました。
そんな中にジャズを聴かせてくれる喫茶店があるということで行ってみました。
南蛮茶屋
昭和の雰囲気が漂う喫茶店ですね~。
この辺りでは最も古い喫茶店だそうです。こんな感じが好きなんです。
店内はアンティークな装飾で統一されていました。
レコードのジャズボーカルの音色が心地良かったです。
なんて言う町屋カフェだったかな?
恐る恐る覗いて入ってみました。古い家屋を改装したカフェでした。
テーブルの前には、なにやら怪しいそうな空間に糸が張めぐらされていました。
若い女性店主に聞いたところ、芸術家?を志す人たちにアトリエ(舞台)を提供してお客さんに鑑賞してもらうためだそうです。
カフェと芸術を一体化したもののようです。
糸を張めぐらされた芸術はまだ未完成だそうです。そんな話をしていたところにその作者が現れました。
その作者と店主としばらくお話をしながら楽しいひとときを過ごしました。
観光地を訪ね、その土地の美味しいグルメを食し、そしてそこに住む人たちとのコミュニケーションもあり、思い出に残る長崎の旅でした。
「九州くるま旅」 つづく