晩秋の市民マラソン大会に出場
コロナ感染が減少する中、少しづつ持久系スポーツ大会が開催され始めています。
公的な市町村主催の催しはまだ自粛されていますが、民間のスポーツイベント組織による大会は毎週のように実施されています。
そんなイベントの一つに「ベジタブルマラソン」があります。
地方の市営陸上競技場や公園を利用しての市民マラソン大会です。小・中学生から大人まで自由に参加できるため多くの参加者が集います。
12月5日、「ベジタブルマラソンin柏」が千葉県立柏の公園と陸上競技場で行われました。
競技は、ハーフ、10km、5km、小中学生駅伝、親子1.5kmなどがあり、ほぼ1日かけての大規模な大会でした。
私は10kmにエントリー。
今年5月にこの会場でNPO法人「アースランクラブ」主催の ”柏の葉爽快マラソン” に参加したこともあり、大よそのコースは知っていました。広い公園内を走るため起伏のないとても走りやいコースです。
ベジタブルマラソン大会は、関東近県で毎月のように開催されています。
参加賞はベジタブルでした!
9時スタートのハーフマラソンはすでに始まっていました。10km競技は11:40スタートです。
スタートとゴールは公園内にある陸上競技場でした。
普段こうした競技場で走ることはできないのでワクワクした気分になります。
5km、10km部門は同時スタートでした。
こうした大会のスタートは自分のタイムの自己申告制で、早い人は前、遅い人は後方からのスタートになります。
もちろん私は最後尾でウロウロ(笑)
ゲストのサイラス・ジュイ選手を先頭に高校生陸上部や大学生などの精鋭たちが走り出します。
この後に続いて中・高年齢層の人たちがゆっくりマイペースでスタートしていきました。
競技場を出た後は公園内を走ります。起伏のない平らなコースは走りやすいです。
競技場も含め一周2.5kmのコースを4周回。
競っているように見えますが、実はすでに周回遅れで軽く抜かれていきます(笑)
最初は多くの参加者の塊でしたが、3周回する頃にはばらけてきて一人黙々と走るようになります。
最後4周回目のトラックに入りました。
前を走るのは40代の女性のようです。必死で追いかけるもその差は縮まりません。
よくテレビで観るマラソン大会や駅伝で前の選手を追いかける場面があります。「あともう少しだったのに。あともうちょっとで追い抜けたのに」などの惜しかった声があります。
この差というのはやっぱり実力なんですね。ゴール目前にしても抜けないものは抜けないんです。
記録は、1時間56秒、66位/87人中でした。(18歳~80歳男子の部)
60代のオヤジにとってはまずまずこんなもんでしょうか。前回のアースランクラブの時の記録より2分ほど縮められたのが成果でした。
若い世代の人たちと一緒に走ることができる市民マラソンは実に楽しく元気をもらうことができます。
来年も引き続き各地の大会に参加していこうと思っています。
大会終了後、公園内を散策。
真っ赤な果実がブドウ状に実っている木がありました。「イイギリ」(ヤナギ科)という木だそうです。
これも晩秋の風景ですね。