映画の舞台を旅する

旅の目的とその土地のグルメ

小説の舞台、映画のロケ地散策

 

コロナ禍が続く中、今年は旅行に出かける機会がありませんでした。
今年は九州くるま旅や山陰地方をめぐる旅を計画していましたが、これも来年以降になりそうです。

以前、書店で「旅の手帖」(8月号)を手にしました。
表紙のタイトル「映画の舞台を旅する」に目が留まり購入しました。(650円)

ああ~、そういえば私たちも全国くるま旅で小説や映画の舞台になった所を観て周ったことがあり、その時の思い出がよみがえってきました。

 
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映画の舞台を旅する

映画を見ていると、ふと気になるのが登場する風景や雰囲気のある町並みなどのロケ地。
そんな数々の名作を盛り上げた舞台を主人公気分で歩いてみませんか。
映画ゆかりの食事処や立ち寄りスポットなどもご紹介します。

■寅さんが愛した葛飾・柴又へ 「男はつらいよ」東京都葛飾区

■名作ロードムービーの足跡を追う北海道の旅 「幸せの黄色いハンカチ」北海道網走市・夕張市

■歴史を感じる町並みが残るノスタルジックな庄内散歩 「おくりびと」山形県酒田市ほか

■電車で出雲の聖地巡礼 「RAILWAYS~一畑電車」島根県出雲市・松江市

■異国情緒漂う平戸の港町をめぐる 「あなたへ」長崎県平戸市 

■讃岐のソウルフード食べ歩き 「UDON」香川県丸亀市・琴平町

■伝統が躍動する絆の町・阿波 「眉山」徳島県徳島市  など

「旅の手帖8月号」より

 

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「旅の手帖」に紹介された映画の舞台になったロケ地は、いずれも退職後に夫婦で訪れた地でした。
懐かしさがよみがえってきました。また機会があればもう一度訪れてみたいです。
「RAILWAYS~一畑電車」は映画・ビデオで3度観ましたが、まだ出雲市・松江市は訪れていません。
これからの旅に取っておき、ぜひ行ってみたいと思っています。

 

 

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映画「おくりびと」の舞台になったNKエージェント事務所ビル。館内の展示室。

 

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ノスタルジックな庄内散歩。
昭和の時代を感じる喫茶店や閉鎖されたキャバレーがまだ残っていました。
一般的に観光スポット「山居倉庫」周辺が賑わっていますが、このロケ地付近の日吉町も味のある町並みです。

ブログ:2014年10月「秋の庄内地方を訪れて」

 

 

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映画「あなたへ」の舞台となった平戸の薄香港。冨永写真館とロケセットになった「濱崎食堂」

九州くるま旅では、原作の「あなたへ」(森沢明夫著)の小説本を持っていきました。
映画では主人公の倉島英二(高倉健)が亡き妻洋子(田中裕子)の実家(冨永写真館)を訪れ、洋子の幼少期の写真を発見した場所です。
今でもこの写真館は残されていました。

 

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平戸漁港直営食堂の海鮮丼と「もりとう食堂」の平戸あごちゃんぽん

平戸港周辺は、平戸城はじめオランダ商館、寺院と教会の見える散策スポットがありました。
映画の舞台となった薄香港は、この平戸港の山一つ隔てた裏側にあります。

ブログ:2018年5月「九州くるま旅~平戸編」

 

 

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映画「幸せの黄色いハンカチ」の舞台となった夕張市の ”想い出広場”

この ”想い出広場” は、映画のロケセットが残された展示館があります。

 

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”想い出広場” にあるカフェ。
主演の高倉健が好きだったオリジナルブレンドコーヒーが飲めました。

ブログ:2018年8月「北海道くるま旅(22)」

 

 

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映画「眉山」の舞台となった徳島市

眉山に上るロープウェイがある阿波踊り会館。市内を川をめぐる「ひょうたん島クルーズ」

 

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徳島ラーメンの元祖「いのたに」と名物「阿波尾鶏」

ブログ:2019年4月「四国くるま旅(3)」

 

今回の「旅の手帖」には掲載されていませんでしたが、この他にも映画の舞台となった場所を訪れたことがありました。

 

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映画「北のカナリア」の舞台となった北海道礼文島。

この礼文島は6~7月にかけて高山植物の宝庫です。
低山のため海を眺めながらのトレッキングには最高の所でした。
「北のカナリアパーク」として校舎となった建物と映画のロケセットが保存されていました。

ブログ:2017年6月「北海道ロングステイ利尻島編」

 

 

倉本聰氏のTVドラマ・映画「富良野三部作」の舞台となった地にも訪れたことがありました。
それは、皆さんもご存知の「北の国から」をはじめ、寺尾聰主演の「優しい時間」、中井貴一主演の「風のガーデン」でした。

 

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ドラマ「北の国から」の舞台となった富良野市郊外の麓郷(ろくごう)

当時、ドラマで使われた五郎の家が観光用として保存されています。

 

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ドラマ「風のガーデン」の舞台となった庭園がそのまま残されていました。

 

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ドラマ「優しい時間」の舞台となった「森の時計」

現存のままカフェとして残され、その周辺は観光地として賑わっていました。

ブログ:「北海道ロングステイ富良野編」

 

小説や映画・ドラマの舞台となった地を訪れてみると、一般的な観光としての見方とはまた違った味わいがあります。
ストーリーを思い出しながらその余韻に浸るのもいいのではないでしょうか。

こうした旅というのは、深く思い出に刻まれるものがありますね。

コロナ禍がまだ収まらない中、なかなか出かけるチャンスがありません。
ふっと手にした一冊の旅雑誌から過去の思い出の旅がよみがえってきました。

2 thoughts on “映画の舞台を旅する

  1. 「ベルサイユのばら」を小学生の時に読んで
    ベルサイユ宮殿に初めて行った時の感動は忘れられません。
    「ガラスの仮面」の天川神社。

    すーさんのご覧になられたドラマも映画も残念ながら見てないですが、
    こういう旅っていいですね。

    1. ヒロさん

      「ベルサイユ宮殿」ですか~、すごいですね!
      私は行ったことがありませんが、ぜひ一度行ってみたいです。

      小説や映画などで読んだり観たりしてから舞台となった場所に行く場合と、あまり知識がなく単に観光で行く場合との差は大きいものですね。
      ”自分なりの想い” というものがあって、想像しながら訪れた時の感動はしっかり思い出に残ります。
      こういう旅ってやっぱり面白く楽しいですよね。

      これからもそんな旅をお互いしていきたいですね。
      コメントありがとうございました。

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