高山植物の宝庫
礼文島フラワートレッキング
利尻島からフェリーで40分、最北の島礼文島に行ってきました。
礼文島は、海抜0メートルから高山植物が咲く島として、この時期多くの観光客が訪れていました。
夏の北アルプス2500mを超える高山に咲く花が、たった200m程度の標高に咲いていることに驚きました。
これなら軽装備のトレッキングでも楽しめることから観光客が殺到することも頷けます。
利尻島一週間のお試し住宅体験の2日間を利用して、1泊2日民宿利用で予約を入れておきました。
6月中旬から観光シーズンに入り、ホテル、旅館、民宿はほとんど満室状態の中、1ケ月前運よく予約が取れました。
レブンアツモリソウ
ラン科の女王とも云われる礼文固有種。礼文島の代表的な花です。
今年は開花の時期が早かったため、残念ながら今回はその群生を観ることができませんでした。
礼文島植物園で栽培しているアツモリソウを写真に撮ることができました。
礼文島香深港。利尻島から礼文島に渡るフェリーはほぼ満員状態でした。
平日で、まだ夏休みも前なのにこんなに観光客が来るんですね~。
ちなみに、私たちが住宅体験した利尻島沓形港には、新潟から来た「にっぽん丸」が停泊していました。
沓形港に1泊、翌日礼文島香深港に1泊するクルーズの旅だそうです。
稚内からのフェリーだけでなく、こうした旅もあるんですね。
澄海岬(すかいみさき)に咲くセンダイハギ。
エゾカンゾウ、ミヤマオダマキも咲き誇っていました。
礼文島最北端の岬、スコトン岬!
晴れていればサハリンも? 残念です、全く見えません(笑)
金田ノ岬からのスコトン岬。ちょうど晴れてきました!
金田ノ岬先端にある食堂でランチ。こんなロケーションのいい場所に食堂があるんですね。
礼文島植物園
レブンアツモリソウが栽培されていることを聞き行ってみました。
多くの高山植物が観られました。
レブンアツモリソウの花壇がありましたが、やっぱり咲いていません。
唯一植物園で栽培されていたレブンアツモリソウ
桃岩展望台トレッキング
約2時間ほどのフラワートレッキングコースです。
海岸沿いにゆるやかな丘に咲く高原植物がみごとでした。
レブンキンバイソウ レブンシオガマ
北アルプス2500mに匹敵する気候ですから、立木は一本もありません。平均気温が低いため森林限界なんですね。
見渡す限り草原が広がる丘陵地帯という感じです。
トレッキング終着点は、北のカナリアパークでした。
映画「北のカナリア」の舞台になった所ですね。
目の前には利尻山が見えるはずですが、あいにく雲で隠れていました。
民宿で1泊、9180円。この値段で毛ガニ、ウニ、お刺身、ホッケのちゃんちゃん焼き!
漁師の宿はやっぱりいいですね!
ということで、利尻島5日間、礼文島2日間の旅でした。
この後、稚内に戻り内陸部の旭川、美瑛、富良野を目指してくるま旅が続きます。
「北海道ロングステイ 富良野編」へ つづく
槌が崎です。
いつものことですが、ハクサンチドリはヨツバシオガマではないでしょうか。
私も北海道には2012.6.3-8.2に主に登山、花見、温泉目的で行き、6.14-24には礼文島を回り、ほ
とんどの遊歩道を歩き、何カ所かの遊歩道は2~3日おきに3回ほど歩きました。そのころは3
日もたつとドンドン咲く花が変わっていく時期のようです。レブンアツモリソウは自生地では終
わりかけていました。途中利尻島に渡り利尻岳に39年ぶりに2度目の登頂を果たしました。頂上
直下の崩壊がすごく進んでいて標高がだいぶ減ったんではないかと思うほどでした。
北海道は車ではついスピードが出すぎてしまいがちで、ゆっくりと風景を楽しんだり、気になる
ところで止まることができにくかったことを思い出しました。
生活しながら北海道を楽しんでください。
槌が埼さん
毎回花の名前のご指摘ありがとうございます。
ご指摘のとおりヨツバシオガマでした。再度調べたところ、礼文島ではレブンシオガマというそうですので、訂正しておきました。
アドバイスありがとうございました。
槌が埼さんも長期で北海道旅行されていたんですね。
私たちは今回2日間でしたが、何度かトレッキングしても飽きないコースですよね。
また利尻山に登りにきますから、その時も礼文島でのフラワートレッキングを楽しみたいと思ってます。
北海道のくるま旅では、やはりスピードに気を使いますよね。
なるべくスピードを出さないように運転しているつもりですが、ちょっと油断すると速度超過してしまいます(笑)
いつも時速60Km以下で走るようにしています。平均55Km位です(笑)
先日、バイパスを走ってみましたが、走っていて全く面白くありません。せっかくの素晴らしい景色が飛んでいくようでもったいないと思ったので、すぐに一般道に降りました。
時々、景色のいい所で停まって写真撮影しています。
時間もたっぷりあるので、ゆっくり北海道を楽しみたいと思います。
これからもブログ更新していきますので、またコメントお願いします!
確かにレブンシオガマですね。
私が撮った写真を見ても当然すーさんのと一緒でした。
生半可な知識があると素直に見ることができないのかと
反省しています。
今度から花ばかりではありませんが、いろんなものを見聞きする時に
気を付けようと思いました。
何でも一言で表現すると誤解の元になりますが、
私は美瑛は本物、富良野は偽物といった感じがしました。
風景の背景にあるものがといった意味ですが。
突き詰めないでもらって結構です。
槌が埼さん
いつも槌が埼さんから花の名前について指摘されるので、妻から「ちゃんと調べて書かなきゃだめじゃないの」と言われちゃいました(笑)
フラワートレッキングの時、妻は花のガイドパンフレットを持ちながらメモしたりチェックしながら観賞しています。
今度からは、ちゃんとした花図鑑を買った方がいいよと言ってました。
これからもご指摘、アドバイスよろしくお願いします。