越後富士と呼ばれる妙高山へ
35年前、カミサンとはじめてスキーに来たのが赤倉温泉スキー場でした。 当時は山のことなど全く知らなかったため、妙高という名称よりも赤倉という名前の方が印象として残っていました。 妙高山の裾野にあるスキー場が赤倉だということを知ったのはその数年後でした。 その後、小布施や野尻湖方面へドライブに出かけた時、上信越自動車道から仰ぎ見る大きな山容の妙高山をはっきりと意識しました。
妙高山への登山ルートは、燕温泉からの登山道が一般的ですが、今回は火打山からの縦走ということで、反対側の黒沢池から登るコースです。
高妻山から望む妙高山(写真右)
妙高山は越後の名山である。越後富士とも称せられる。越後のみならず、私は日本の名山だと思っている。その均整の取れた山容の気品と言い、ドッシリと安定した量感と言い、のびやかな裾野の雄大さと言い、名山としての名に恥じない。 深田久弥著「日本百名山 妙高山」より
大倉乗越からの妙高山
妙高山北峰2446m
妙高山南峰(妙高大神)2454m
頂上から望む火打山(中央)
眼下に見下ろす野尻湖と信濃町。後方の山並みは越後山脈(苗場山、草津白根山など)
高谷池から黒沢池を経て3時間半の縦走
前泊地の高谷池ヒュッテを早朝6時20分出発。天気予報では爆弾低気圧の接近と通過により強風の見込み予報でしたが、午前中は秋晴れに恵まれ好スタート。
今回は戸隠、黒姫、妙高高原をめぐり、高妻山、火打山、妙高山の三座を登頂できた山旅でした。紅葉シーズンということもあって混雑が予想されましたが、平日ということで静かな秋山を満喫できました。 みごとな紅葉に魅了され、又、山で知り合った方々との出会いと語らいは思い出深いものになりました。なんといっても団塊世代を中心としたシニア登山者のパワーには、今回の山旅でも驚かされるものがありました。 こうした方々との出会いと語らいについては、後日「山と山小屋」シリーズのブログの中で紹介していきたいと思います。
紅葉登山「高妻山、火打山。妙高山」 おわり。
着々と100名山を制覇していますね~
天気も良く、きれいな写真で癒されます。
本を読み始めると、出不精になってしまい、秋晴れの休日を無駄にしています。
今日こそは!と思うのですが…
家犬さん
コメントありがとうございます。
なによりも天気に恵まれたのが良かったです。
今週は、山仲間たちと共に木曽駒ヶ岳の登山を予定しています。
以前、カミサンと夏に登りましたが、今回は秋山です。多分紅葉真っ盛りだと思いますので今から楽しみです。
家犬さんもぜひ秋山へお出かけください。
すーさん、
なるほど妙高山は富士山に似てますね。山頂付近から見晴らす街や湖は息をのむような景色ですよね。富士山でも同じ経験しました。
100名山の半分以上は登られたでしょうか。
こちらはグランドキャニオントレッキングのトレーニング中です。
ジュリーさん
コメントありがとうございます。
この日は午前10時頃まで天気がもったので、頂上からの景色に恵まれました。下山してくる途中、頂上付近は雲に覆われていました。
百名山の登頂数は現在59座です。退職以降、登頂数はいっきに増えました。
なによりも時間がありますから楽しんで登っています。
グランドキャニオンのトレッキング楽しみですね。何か目標や目的を持って過ごす日々は充実していると思います。そういう意味では、トレーニングもまた楽しいのではないかと思います。