戸隠、黒姫、妙高高原を訪ねる山旅
戸隠連峰の最高峰~高妻山の紅葉登山
近くの河原や山里では、曼珠沙華やコスモスが咲き始めました。 暑い夏も終わり朝晩涼しくなり、いよいよ秋の到来です。
さて今回の山旅は、戸隠、黒姫、妙高に広がる高妻山、火打山、妙高山の三座を巡る紅葉登山です。 9月28日午後、自宅を出発して関越自動車道、上信越自動車道を乗り継ぎ長野に向かいました。長野からは一般道で峠越えをして高妻山の登山口を目指しました。すでに山道は真っ暗の中、車を走らせ戸隠キャンプ場(登山口)に着きました。登山者専用の無料駐車場には10台ほど停まっています。皆さん明日早朝からの登山のため、前日から車中泊で来られている登山者ばかりです。山深いところなので考えることは同じですね。
29日早朝5時起床。前日到着した時の台数より倍近くの車が駐車されていました。 すでに起床して準備をしている方々が大勢います。本格的に登山をされる方は、ほとんどが日の出とともに行動するのが一般的です。早朝は天候が安定しているからです。 天気は予報どおり曇りから晴れになり、紅葉登山を楽しむことができました。
高妻は、戸隠・飯縄・黒姫連山での最高峰であるのみならず、山の品格からいっても、一番立派であるにかかわらず、登る人が少ない。・・・ あまりその名が知られていないのは、平野からすぐ眼につく山ではなく、ごくそばへ近づくか、遠く離れなければ容易にその姿を見せないからである。 深田久弥著「日本百名山 高妻山」より
高妻山の北方に連なる妙高連峰。左:火打山2462m 右:妙高山2454m
晴れ渡った秋空の紅葉登山
登山口は戸隠キャンプ場から入り、戸隠牧場の中を通って登って行きます。
牧場から樹林帯の中に入っていきます。 沢づたいによじ登っていきます。
鎖をたよりに崖沿いをトラバース。 標高を上げていくと徐々に紅葉が。
稜線に出ると目の前にそびえ立つ高妻山が!頂上へは右の尾根を登っていきます。
標高1800mを越えてくると紅葉がくっきり鮮やかになってきました。
AM10:30 高妻山頂上 2353m ランチタイムで~す。 頂上には約20人ほどの登山者がいました。平日ということもあってシニアの方がほとんどでした。皆さん前泊組み(車中泊、キャンプ場バンガロー泊)の方で早朝6時前後に牧場を出発した登山者です。登り約4時間半のタイムでした。
下山途中振り返って見た高妻山 見渡す限りの景色を眺めながら下山
下山後、振り返って見た五地蔵山。この五地蔵山の向こうに高妻山があります。牧場からは、その雄姿が見られません。牧場名物のソフトクリームをペロリ。
ということで、戸隠高原の高妻山の紅葉登山楽しんできました。 明日は、妙高連山の火打山と妙高山に登ってきます。1泊2日の山小屋泊まりの予定です。 このブログを書いている場所は、信濃町の「道の駅しなの」です。(野尻湖の近く) 現在21時、外は雨が降ってきました。明日の天気が心配です。