18時~、埼玉スタジアム
ピッチ内コースを走る!
8/31日、埼玉スタジアムナイトマラソンに参加しました。
「えっ!夜走るの?」
ここ最近、様々なスポーツ愛好者が増え、コロナ禍が収まってきた中、各自治体やスポーツイベント会社が主催するマラソン大会が急激に増えてきています。
そんなイベントに退職してから多くの大会に参加してきました。
そのほとんどは早朝からお昼頃にかけての日中の競技でしたが、今回はナイト!ということで私にとっては初めてのイベントでした。
開催は地元川越からも近い埼玉スタジアムでした。
埼スタといえば、Jリーグの浦和レッズのホームグラウンドです。あまり関心がないJリーグだったので、今まで埼スタに行ったこともありませんでした。
埼スタでやるということは、もしかしてスタジアム内のピッチも走れるのかな?と興味が湧き、それもナイトランも面白そう~ということでエントリーしました。
まったくいい歳してよくやるよな~と思われちゃうかもしれませんね。
武蔵野線の東川口駅に接続した埼玉高速鉄道に乗り換え一駅、終点の浦和美園駅下車。
駅からは約1km先のスタジアムに向けて専用の広い歩道が整備されていました。
歩道と鉄道を仕切る柵には、浦和レッズの応援幕がびっしり続いていました。レッズファンにとっては応援の高揚感を盛り上げる歩道なんでしょう。
貯水池を挟んで埼玉スタジアムの全貌が見渡せました。
このスタジアムは世界でも最大級のサッカー専用競技場だそうです。日本でのワールドカップのときに建設され、収容人数はなんと6万人越のようです。
一般的な陸上競技場と思っていましたが、周りのトラックコースがありません。全てサッカー用の競技場なんですね。
今回のマラソンイベントは、ハーフ(21.097km)クォーター(10.548km)、ワンエイト(5.274km)など多種の競技があり、私はクォーターにエントリーしました。
参加者の休憩や荷物置き場は観客席が自由に利用できました。台風が接近している中での開催だったので、皆さん屋根の下に陣取っていました。
競技前ピッチに降りることができました。夕方17時を過ぎると照明が。
実際に走るエリアは画面左側の芝生がないところです。整備された芝生の上を走るのはさすがに無理なんでしょう。
18時、最初にハーフの部の参加者がスタート。続いて5分後にクォーターがスタート。
雨模様の曇り空の中、かなり多くの人たちが参加していました。
最初はスタジアムの外周を走りました。走っている最中雨がポツポツと。
その後、建物内の通路を走るコースになり、いよいよスタジアム内へ。
ピッチからの眺めは壮観でした。観客席の広さやピッチの広さが体感できました。
芝生の外側を走るためコースは意外と狭かったです。皆さん速さを競うというより、マイペースで楽しんでいました。こうしたマイペースの走りが市民マラソンの魅力です。
ピッチ内を走った後、再びスタジアムの外周コースに戻りました。
一周2.637kmをクォーターは4周回ることになります。
2週目に入った頃から息が荒くなりはじめ、今までにないような汗をかきはじめました。この蒸し暑さが原因なのかもしれません。
給水ポイントで水分補給するも身体全体が思うように動かなくなってきました。次第に足が止まり何度か歩きながら進みましたが・・・。
そんなことで2周回する時点でリタイアを決めました。軽い熱中症なのかもしれません。
初めての経験でしたが、こうした状況になることもあるでしょう。無理をしないのが一番ですね。
会場にはキッチンカーが出店していました。
ちょっと珍しいケバブサンドをぱくり。食欲が戻ってきたようで良かったです。
ハーフに出場している参加者の皆さんはまだ走っていました。次第に雨が激しくなってきましたが、「雨ニモマケズ」の気合で皆さん走り続けていました。
こうしたマラソン競技は厳しく大変なスポーツと思うかもしれませんが、競争を全く意識しないでマイペースで楽しめばいいと思っています。
そんなことから、スタート前からも全く緊張せず、逆にワクワク感が高揚してきます。
今回はリタイアしましたが、これもまたいい経験になりました。