娘からの贈り物
イカ墨ペーストを使って
イカスミパスタといえば、イタリアンレストランなどでは定番のパスタです。
私はパスタが大好きで自宅でもよく作る料理のひとつです。特にシンプルなペペロンチーノが好みで季節の野菜を少し入れて作ったりしています。
しかし、レストランで食べるパスタと同じような味が出せません。どうしたらもっと美味しい ”あの独特な風味” のパスタが出来るのか試行錯誤しています。
最近は、ユーチューブでこうした料理のレシピと作り方のポイントが画像でわかりやすく説明されています。本当に便利になったと歓心します。
先日、娘からLINEでイカスミパスタの画像が送られてきました。
イカの墨は1パイからそれほど多くの量はとれません。そこで、「どうしてこれだけ真っ黒になるほどの墨があるの?」と聞いたところ、イカ墨のペーストがあると返信されてきました。
ぜひ作ってみたいと返事したところ、娘がアマゾンに注文して早速自宅に届きました。
送られてきたイカスミペーストとアンチョビ
一般的にこうした加工品は化学調味料など入っていて敬遠しますが、このペーストの原材料は「イカスミ、食塩」のみで、原産国はスペイン産でした。これだったら美味しいパスタが作れそうです。
アンチョビはチューブに入ったペースト状のものでした。いつも缶詰を使っていますが、これだったら保存もきくので便利です。イカスミパスタにアンチョビも入れるようです。
材料は、イカ2杯、トマト煮、にんにく、赤唐辛子、オリーブオイル、イカスミとアンチョビ。
トマト煮込みは、以前ご近所からたくさんいただいた時に煮込みにして冷凍しておいたものです。
今回はユーチューブを視聴しながら作ってみました。
2人前はパスタ200g。イカとにんにくは細かく切って下ごしらえ。
にんにくは少し多めの3片。オリーブオイルでじっくり炒め、オイルに香りを移すのがコツだそうです。
この後、トマト煮込みとイカスミ、アンチョビを入れてかき混ぜながら炒めると、全体が真っ黒になりました。
イカスミ2袋(4gx2)だけでこんなに黒くなるんですね~。
そして、いよいよ細かく切ったイカを投入。白ワインがないので料理酒を代用して炒めていきます。
ユーチューブでは、「この調理の順番が大事なんです」と盛んに話していました。へ~、そういうものなのかな~と。
隣のコンロで同時にパスタを茹でてました。
茹で上がったパスタをそのままフライパンに投入しかき混ぜました。思ったより意外と簡単ですね。
真っ黒なイカスミパスタの出来上がり!
イタリアンパセリなどあれば見た目もいいんでしょうが、ないのでそのまま。オヤジが作る料理としては飾り気がないですね~。でも、まずまずでしょう。
イカスミ独特の味と磯の香が漂ってきます。にんにくの香もよく合っています。
当初、イカスミパスタにはトマトを入れずに調理すると思っていましたが、これがまたいい味を出してイカスミと合っていました。
ただ、トマト煮がちょっと多かったかな?という感じでした。もうちょっとイカスミの味が前面にでてきたパスタの方が良かったかな?と思いました。
初めての料理でしたが、うまくいって良かったです。
ユーチューブを視聴しながらの料理づくりを見直した一日でした。