石焼き芋

石焼き芋求めて茨城へ

蜜あふれる野菜スイーツ!?

 

10月に入りようやく涼しくなってきました。特に朝晩はちょっと寒さを感じるようになりましたね。
そんな季節の変化から鍋焼きうどんやすき焼きを作ってみました。秋といえば様々な野菜が出回ります。スーパーに行けばその代表格として「さつま芋」が大量陳列される時季になりました。

地元川越は昔からさつま芋の産地として有名です。さつま芋を使ったお菓子は川越名物の一つです。しかし、最近では宅地化が進みさつま芋の生産量は減りつつあるようです。
又、焼き芋や石焼き芋などを販売するお店も少なくなっているのが現実です。

数年前、友人からいただいた石焼き芋がとても美味しかった記憶がありました。茨城まで行って買ってきたと話していました。
そんな話を聞いた後、NHK「ドキュメント72時間」でこの焼き芋屋さんの放送がありました。

「冬の焼きいも店 ぬくもりの先に」(2021年1月22日)
冬の風物詩・焼きいも。サツマイモの産地・茨城にある焼きいも店が舞台。じっくり焼き上げ、蜜があふれ出た、ホクホクの焼きいもを目当てに多くの人がやってくる。お歳暮のお返しに焼きいもを送る人、娘のやる気を高めるご褒美に買う母親。普通の暮らしが楽しいという新婚夫婦は、1つの焼きいもを仲良く分け合う。日常が大きく変わったこの冬、みんな、ぬくもりの先に何を求めているんだろう。
NHK「ドキュメント24時間」サイト

この石焼き芋屋さんは、調べてみると「つくば石焼芋」の店名でした。

友人からいただいたあの石焼き芋の味が忘れられず茨城の筑波を目指してカミサンと行ってみました。
川越から筑波までは圏央道を使えば簡単に行けるルートです。高速道路の整備によってかなり便利になりました。

 

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「つくば石焼芋」店

川越から車で1時間半。つくば市郊外にあるのかと思っていましたが、ほぼ中心部に近い場所にありました。
開店11時過ぎ到着。先客は2組みでした。週末ともなればたいへん混み合うそうです。月曜日の平日だったためゆっくり買い物ができそうです。

 

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お店の敷地内には大量の薪が積み上げられていました。燃料はこの薪なんですね。

 

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女将さんに案内され石焼き芋が焼かれている場所へ。
朝4時から火を起こして焼き始めているそうです。焼き上がるまで時間がかかるようですね。

まず驚いたことは ”大量の蜜があふれ出ていた!” ことです。こんな焼き芋ははじめてでした。今までも蜜入りのサツマイモは見たこと、食べたことはありましたが、蜜の量はケタ違いです。
石焼き芋は、一般的な焼き芋やつぼ焼きと違って皮が焼けるのが特徴です。その焼きの香ばしさや味が格段に美味しいです。これは期待できそうです。

お値段は100g180円。一本の焼き芋は大きく約400~500gほどでした。せっかく来たのだから6本購入。冷凍保存しても味は落ちないので大丈夫。
冷やして食べるのも美味しいそうで、女将さんから冷やし焼き芋を試食させてもらいました。なるほど夏場は冷やして食べるのもいいですね~。
焼き芋は秋~冬と思っていましたが、これは意外でした。

女将さんの話では、NHK放送後は遠方(関東周辺)から来るお客さんが増えたとのことでした。午前中は焼き上がったストックがあるためすぐに買えるようですが、それ以降はかなり待つようです。

 

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購入した焼き芋を切ってもらってその場で食べました。
今まで食べたことのない最高の石焼き芋でした。それにしてもかなり熱い!
実はこの石焼き芋、持ち帰ってから7時間経ってもまだ熱があり温かかったです。ビックリ!

 

筑波からの帰りは筑西市の焼きそば店「中山屋」に立ち寄りました。
このお店は過去2回来たことがあります。焼きそば好き夫婦にとっては見逃すことのできない専門店です。

 

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焼きそばは全国どこでも食べられる日本独特のソウルフードです。
今ではB級グルメとして町おこしの目玉にしている市町村があるくらいです。一般的に焼きそばは他のメニューと一緒に中華店や大衆食堂で食べられますが、「焼きそば専門店」となると意外と少ないです。
そんな専門店は内陸部の北関東地方に多いです。

最近はラーメンの麺もそうですが「太麺」が人気のようです。私の住む川越も専門店がありますが、私の好みとしては昔ながらの細麺が好きです。それも具はキャベツだけのシンプルな焼きそばです。

こうした専門店の共通点は「持ち帰り」が多いですね。ご近所の常連さんが来店して注文していきます。
この中山屋さんの店内で出来上がるのを待っていたところ、常連さんが顔を出して「300g2つ」とか「400gと500g一つづつ」と言って注文するとマスターが「20分くらいだね」と返答。するとお客さんはそのまま帰ってしまいます。
こうした持ち帰りのお客さんがひっきりなしに来店する様子に驚きました。
”焼きそば一品で成り立つ商売” なんですね~。そこにはやはり美味しい焼きそばがあるからだと思います。
そんな焼きそばに魅せられ今回も立ち寄ってみました。

 

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お土産に「中山屋焼きそばソース」を購入。1本380円(300ml)
焼きそばはやっぱりソースが決め手ですね。一般的なソースでは出せない味があります。

 

そんなことで今回は茨城のグルメドライブに行ってきました。
美味しいと聞けばそれだけを目指して出かけるのも面白い食べ歩きができます。

2 thoughts on “石焼き芋

  1. こんにちは
    石焼き芋 美味しそうですね。

    私ところでは 石窯焼き芋です。
    ピザを焼く途中に放り込んでおけば 3時間ぐらいで 柔らかく甘い焼き芋ができます。
    芋の種類は 鳴門金時、べにはるか等いろいろ焼いてみましたが
    私の好みでは 安納芋がたくさん密が出てべったりとして 一番美味しかったです。
    ああ これから焼き芋のシーズンですね。

    全国で名物焼きそばがありますが、名古屋より東で食べたことがありません。
    関東と関西では 焼きそばでも味が違うのでしょうか。
    今度 関東地方に旅行した時は是非とも焼きそばを食べたいです。

    1. 山鯨笹蟹さん

      たいへんお久しぶりですね。お元気そうで何よりです。
      石窯焼き芋ですか!例のピザ窯ですね。自宅で本格的な石焼き芋ができるなんて羨ましい限りです。私も食べてみたいな~。
      安納芋が美味しいんですか。最近よく聞く話題のお芋ですよね。「たくさん蜜が出てべったり」いいですよね。やっぱりこの蜜がとても美味しいですから。
      石窯焼き芋ぜひ楽しんでください。

      焼きそばは全国にありますね。九州くるま旅に出かけた時は「日田焼きそば」を食べました。わざわざ名物の焼きそばを食べに日田まで行きました。私たち夫婦が好きな焼きそばで、麺を少しカリッとさせた焼き方とソースが美味しかったです。
      今まで食べた焼きそばではベスト3に入るほど気に入りました。
      関東地方にも名店がたくさんありますからぜひ楽しんでみてください。

      コメントありがとうございました。

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