いちごの季節

いちごは野菜?、果物なの?

 

ほぼ毎日のように買物に行く主夫にとって物価高騰が気になります。
2月に入り食品の値上げが再び相次いでいるとのニュースがありました。報道によれば、食品の値上げは昨年2万5千品目あったそうで、今月は5千品目に上るそうです。
物価高の主な原因は小麦などの原材料やエネルギー価格の値上がり、これに円安が拍車をかけています。
又、国内の物価上昇は食品に限らず、電気・ガス料金なども急騰していて、年金生活者にとってはかなり気になる毎日が続いています。

スーパーに行くと青果売場のトップエンドにいちごが並ぶようになりました。
肉や魚などと同じように生鮮食品の中で最も季節を感じるのが野菜や果物です。

いちごの値段も例年になく高くなった感じです。年間で一番大量に出回るこの時季は1パック400円前後ですが、今年は500円前後で推移しているように思われます。
これもハウス栽培の原油高が影響しているのでしょう。

先日、ご近所のいちご農家さんから、「摘み取ったいちごが少し残ったのでいかがでしょうか」という連絡が入りました。
この農家さんは、夏~秋にかけてぶどう栽培(主に巨峰)、冬~春はいちご栽培している方です。
ここ2年ほど、いちご終了期の苗取りのお手伝い(ボランティア)をしたことから親しくなった農家さんです。
時々、摘み取ったいちごが残ったり、商品化サイズに合わないいちごなどが出てきた時に近所の親しい人たちに連絡が入ります。

 

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ビニールハウス内は湿度が高く、むっとする暑さです。寒い冬の時季とはいえ、ハウス内はちょっと暑いな~という感じです。

いちごの赤い実が成っていなかったら、このハウスは何か野菜を作ってるの?といった感じです。

ちょっといちごについて調べたところ、いちごは野菜に分類されるそうです。

園芸学では、木の実(木本性)は果物(果樹)、草の実(草本性)は野菜と分類します。
草本性であるいちごは野菜。農林水産省の作物の統計調査でも野菜に含まれています。ただし、実際に果物と同じように食べられていることから「果物的野菜」とも呼ばれています。
農林水産省HP

 

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農林水産省HPから添付

いちごは先端部から熟していくので、ヘタの部分より先端のほうに糖が多く蓄積しているそうです。
確かに、食べればすぐわかりますが、先端が甘いですよね。

 

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農家さんから購入した「紅ほっぺ」

形がやや大ぶり、変形したいちごでした。一般的な規格に合わないため、市場に出回らないいちごは地元ご近所で消費されます。
変形していても味に変わりはありません。いつもだったら少し食べるとちょっと飽きてしまいますが、意外とこのいちご旨い!
そんなことでついつい手が出て、あっという間に食べちゃいました。

何でもそうですが、食べ物はやっぱり旬の時季が一番美味しいですね。

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