比内鶏スープ

秋田名物の比内鶏

旨味とコクのあるダシを使った鍋!

 

鍋の季節になりました。
12月に入り全国的に寒波に見舞われ、寒い日が続いています。こんな日々は温かい鍋料理が恋しくなってきます。

先日、TVで鍋特集の番組が放映されていました。この中で秋田のきりたんぽ鍋が紹介されていました。きりたんぽ鍋と言えば「比内鶏」ですね。
関東地方では、この比内鶏肉はスーパーなどで市販されていません。あるとすれば百貨店でしょう。高級肉ですからなかなか手に入りません。

現役だった頃、小売業に従事していたことから比内鶏スープを取り扱うことがありました。今では様々な種類の鍋スープが販売され味も各段に美味しくなってきていますが、私としてはどうしてもこのスープの味が忘れられませんでした。

 

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先日、都内に出る機会があったので、有楽町にある「秋田ふるさと館」に行ってみました。
ここでは秋田の名産品が揃っていました。もちろん比内鶏肉やスープ用のガラも販売されていました。比内鶏スープも数種類あり購入してきました。

このスープを使って、自分好みの具材を用意すれば美味しい鍋ができます。出汁はしっかり比内鶏なので、一般の国産鶏肉を使っても十分いける味になります。

 

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比内鶏スープ2種類とガラスープを購入しました。

「比内鶏スープ」はすでに醤油など味付けされた希釈タイプのものです。「ガラスープ」の原材料は、鶏ガラ、鶏肉、昆布だけ。いろいろな添加物が入っていないので醤油と味醂で好みの味付けができました。

 

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私は、鍋の具材に「せり」を入れるのが好きです。
仙台地方では「せり鍋」としてよく食べられています。関東でも時季になるとせりの栽培も行われ流通しますが、大量に販売されることはありません。
近くのスーパーに食材を買いに行ったところ、なんと宮城県産のせりが販売されていました。やはり大産地から仕入れられるんですね。

せり鍋は、根っこの部分がよく使われるそうです。私もこの根が大好きです。関東地方ではどちらかというと葉や茎の部分が主流です。宮城県産なのでしっかりと根の部分がありました。
こうしたせりの食べ方や販売形態も ”食文化の違い” なのでしょう。

 

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比内鶏ガラスープを使ったせり鍋。

水分の多い白菜は使いませんでした。鍋によって具材を変えてみました。
比内鶏の出汁がよく効いて美味しかったです。数種類のスープを購入してきたので、いろいろな鍋料理に使ってみようと思ってます。

 

これからの時季、簡単にできるあったか鍋の頻度が多くなりそうです。

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