日高市「巾着田」に咲く
500万本の赤いじゅうたん!
日高市の巾着田(きんちゃくだ)は、秋の彼岸の頃に曼珠沙華が咲き乱れます。
町おこしの一環として整備されたこの曼珠沙華の群生を見に、ここ最近多くの観光客が訪れています。
巾着田は高麗川が蛇行した形が「きんちゃく」に似ていることから、巾着田と呼ばれるようになったようです。
川越の自宅から車で30分、県道日高線一本で巾着田に行くことができます。
35年前から家族や友人たちと高麗川が流れる巾着田でよく水遊びやバーベーキューを楽しみました。
その頃の巾着田は、畑と雑木林が点在しているだけでした。どちらかというと高麗川での水遊びや水鳥の撮影スポットとして周辺地域の人たちだけに知られていた場所でした。
又、この場所は奥武蔵の山々の玄関口として、多くのハイカーが訪れる所でもあります。
巾着田から北方を仰ぎ見れば小高い「日和田山」を望むことができます。私もハイキングや登山トレーニングの山として毎年登っています。
女性登山家の田部井淳子さんの記念碑があることでも有名です。
そんな巾着田へ久しぶりに行ってみました。
コロナ禍が続き3年振りの開催ということで、平日早朝にもかかわらず多くの観光客が訪れていました。
※2020~21年の2年間は、コロナ禍のため全て伐採されたそうです。
大人一人500円の入園料。
巾着形の高麗川流域の内側が曼珠沙華の群生地です。
入園していきなり大群生を目にしました!これは見事です。
遊歩道が整備されていてどこからでも真近で見られます。
ゆったり流れる高麗川沿いまで咲いていました。
たっぷりと陽を受ける曼珠沙華
この時期、曼珠沙華のお祭り会場として、地域の特産品や工芸品が販売されていました。
おおっと、白い曼珠沙華!
珍しいですね~、ごくわずかでしたが咲いていました。
高麗川に架かる「あいあい橋」の下までびっしり群生。
高麗川から望む日和田山
春から初夏にかけてはハイキング、初夏から夏にかけての高麗川流域は、川遊びなどで多くのファミリー客で賑わいます。
そして秋は曼珠沙華。一年を通じて楽しめる場所なのでぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。