南九州の山旅 (1)

屋久島、鹿児島の登山・観光・グルメ旅11日間

日本百名山三座登頂へ

 

2020年からのコロナ禍で南九州エリアの日本百名山踏破が足踏み状態でした。

九州にある日本百名山は6座。4年前、28日間の九州くるま旅の時に3座登頂しました。残り3座はまたの機会に持ち越しました。
せっかく九州に来たのだから何が何でも登ろうという気持ちはありませんでした。それは、その土地ならではの観光やグルメを楽しみ、そしてじっくり登山に向き合うことができればという旅のスタイルからです。
そんな思いを描きながら2年後また来ようという気持ちでいたところ、なんとコロナ感染の拡大により頓挫してしまいました。

ようやく落ち着いてきた今年、今度こそはとプランを立てました。
そして、どうせ行くのであれば  “初夏の頃ミヤマキリシマが咲く時期に” という思いから、半年前に飛行機と宿の予約を完了させました。
当初はくるま旅で出かける予定でしたが、退職後9年ともなればそれなりに地域との関わりなどが増え、長期間の旅は難しくなってきました。
そんなことから今回は11日間というちょっと短い?山旅になります。

今回の登山は、屋久島の宮之浦岳、鹿児島の開聞岳と霧島山です。
特に宮之浦岳は離島にあることからその行動スケジュールに余裕を持たなければなりません。又、屋久島には縄文杉をはじめとするヤクスギと自然豊かなトレッキングを楽しめるエリアでもあります。
こうした環境から屋久島を丸ごと楽しめる ”一泊二日の縦走登山” をプランニングしました。屋久島には有人の山小屋はありません。すべて避難小屋になります。
そんなことからシュラフや食料、炊飯用具などを持っていく必要があります。このため荷物はそれなりに増えることになりました。

 

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いつもなら車に積み込んでしまう荷物が、今回はすべて担いでいなかければなりません。特に登山靴やシュラフ、マットなどの登山用品はかさばります。その他、11日間の旅ということから着替えも増えました。60Lのザックには収まりません。
そこで、かさばる登山用品は宅配で宿泊するホテルに送りました。
現地では使用する荷物だけを担いで行けばいいことになります。

 

羽田~鹿児島~屋久島へ

 

今、鹿児島に来ています。

全国の都道府県で今までまだ訪れたことがない県が鹿児島でした。そして、ようやくその土地に立つことができました。

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鹿児島中央駅
駅前には、幕末と明治維新で活躍された薩摩藩士のモニュメントが建っていました。街を歩いてみると何ケ所かこうした像が見られました。これもその土地ならではの光景です。

鹿児島駅前でザックを背負ったオヤジはちょっと人目を引く感じでした(笑)

 

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鹿児島空港着陸前に上空から桜島が見えました。
鹿児島市内のホテルに着いてから、明日の屋久島フェリーの下見に行って来ました。歩いて20分ほどで錦江湾(鹿児島湾)、目の前に桜島がそびえ立っていました。
天気も回復に向かい、明日のフェリーが楽しみです。

 

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早速鹿児島グルメの探索にホテル近くの天文館通りを散策してみました。
コロナ禍といっても大勢の観光客で賑わっていました。

鹿児島名物「黒豚」専門店に入り、黒豚ロースとんかつ定食と薩摩揚げを注文。
やっぱり地元黒豚は違いますね。とても柔らかく口の中に旨みが溢れてきました。衣も他にない味わいがありさすが薩摩です。
薩摩揚げは自家製とのこと。こちらも関東では食べられない一品でした。

 

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食事をしている目の前の棚には様々な銘柄の焼酎がズラリ。さすが鹿児島ですね。
私はほとんど飲めませんが、酒好きにとってはたまらない土地なんでしょう。

 

ということで、明日は屋久島に渡ります。
できるだけリアルタイムにブログアップしていく予定ですので、時々立ち寄って覗いてみてください。

「南九州の山旅」 つづく

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