2021 JTU会員

トライアスロン~年間通して楽しめるスポーツ

バランスよく体幹が鍛えられる!?

 

退職後は趣味の登山を中心に山歩きを楽しんできました。
今でも山仲間たちや単独行を続けています。こうした趣味のスポーツは新たな分野に広がっていくものなのか?改めて感じています。。

登山といってもオールシーズン出かけるスタイルではありませんでした。
冬山をやるほど高度なテクニックや装備を持ち合わせず、好きな夏山中心の登山ばかりでしたから晩秋~冬季の期間は休業といった日が続きました。何と言っても寒いのが苦手というのが本音なんです(笑)

3年前、友人に誘われ地元のマラソン大会に出場したのをキッカケに持久系スポーツにはまってしまいました。
当時から通っていた市民スポーツセンターには、プールや筋トレ、ランニングマシンなどの設備が整っていたことから、単に身体を鍛えるという範疇を越えてスポーツを楽しむ方向に導かれました。

 

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それは、ランニングだけに留まらずスイミングやサイクリングといった持久系スポーツです。
このスポーツは組み合わせればトライアスロン(3種)、デュアスロン(バイク、ラン2種)、アクアスロン(スイム、ラン2種)になります。
又、単一種目のマラソン、水泳大会、自転車レースなどに参加すれば、一年を通して楽しめるスポーツなんですね。
そこに登山を入れればなんと毎月のようにスポーツに親しめる日々が続きます。

 

健康維持のために身体を鍛える人は多いと思います。
それはけっして激しいスポーツではなくても自分の体力・体調を考慮しながらマイペースで行えばいいと思ってます。
高齢になってもそれが出来るのがまさに単独の持久系スポーツではないでしょうか。

レースともなればちょっと尻込みしてしまいますが、あくまでもマイペースを心がければより楽しいスポーツになると思います。

私は今年65歳になり高齢者の仲間入りしました。
大会に出れば若い世代の人たちにはかないません。順位やタイムは気になりますが完走や自己記録更新を目標にすればより爽快なレースが楽しめます。
今までのレースでは最下位(ビリ)を何度も経験しました。しかし、若い人に混じってのレースは緊張感と達成感があっていいものでした。

そんなスポーツ大会は、昨年から続くコロナ禍でエントリーしたものの中止や延期が余儀なくされてきました。
各種市民マラソン大会、手賀沼デュアスロン大会、渡良瀬トライアスロン大会、南熱海アクアスロン大会・・・。

 

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今まで出場した大会は一般参加ということでエントリーしてきました。
しかし、エントリーに当たっては、日本トライアスロン連合(JTU)の登録会員条件の大会が多いです。
そんなことから、今回は埼玉県トライアスロン連合の会員登録をしました。(登録料3800円)
よりトライアスロンを広め振興していく上では、こうした登録も大事なことと思います。

 

この歳になると健康ということを今まで以上に意識するようになりました。
若い頃は体力に任せそれなりに乗り越えてきたものの、やはり年を追うごとに体力の衰えを意識せざるをえません。
体力の向上は望めないものの ”維持する” のが大事なことのように思えてきました。

体力を維持するために様々なトレーニング方法がありますが、どうしても偏ってしまう傾向が多いように思われます。
例えば、筋トレでよく見かける上腕を鍛えて逞しい腕を作っている人、ランニングで足腰だけを鍛えている人、それはそれで意義のあるトレーニング方法だと思いますが、やはり「体幹(胴体部分)」を鍛えないと全体がアンバランスになってしまう恐れがあると思います。
最近、マラソンでも体幹を重視するトレーニングが注目されてきていることも頷けます。単に脚力だけではなく腕の振りや腹筋・背筋の鍛えがないといい記録がでないとされています。

単発の競技に比べてスイム・バイク・ランという3種目をこなすトライアスロンだが、実は疲労やケガはフルマラソンよりも少ないという。それは、3つの種目でバランスよく筋肉を動かすためだ。そして、マラソンに比べて疲労感よりも達成感・充実感に満ちあふれている。
「青山トライアスロン倶楽部」代表関口秀之氏

ここで注目したいのは、「バランスよく筋肉を動かす」ということです。

確かに3種目ですから身体全体の筋肉を使わなければレースになりません。私も今までトレーニングしてきた中でひとつ分かってきたことは水泳が最もバランスよく鍛えられることではないかと思いました。
頭から足先まで全ての筋肉を使って行うもので、更に内臓も鍛えられると聞いています。もちろんそれぞれの部位の筋力が鍛えられてないと長く泳ぐことはできません。

 

ランニング、サイクリング、スイミングなど単発のスポーツ人口は多いです。
そんな中、トライアスロンと聞くと敷居が高く引いてしまう人が多いですが、組み合わせや変化のあるスポーツとして捉えれば面白さがあると思います。

とは言っても、やっぱり過酷なスポーツですよね。
65歳になってまだ続けるとしたら「変なオヤジ」と思われるかもしれません(笑)
気力、体力、好奇心、まだまだ持ち続けていきたいと思います。

2 thoughts on “2021 JTU会員

  1. すーさん様

    >やはり「体幹(胴体部分)」を鍛えないと全体がアンバランスになってしまう

    2年ほど前に田んぼの草刈りをしていて、腰を炒めました。長年やって来て腰を痛めたのは初め
    てでしたので、ちょっとショックでした。
    それで、以前からしていた腹筋運動に加えて背筋運動もするようにした処、腰痛は起きていませ
    ん。

    >水泳が最もバランスよく鍛えられることではないかと思いました

    私も7月~8月は市民プールで2時間ほど泳いでいます。
    自分にはクロールが一番あっているようで、リラックスして泳げます。
    泳ぎ終わると全身が何とも言えない”心地良い”疲労感に包まれます。

    プールでは年配の方々が水の中で歩いている姿を良く見ますよね。
    それを見た小学生のお子さんが「何で歩いているの?」と問いかけると、
    歩いていた方が「三途の川を渡る練習をしているの!」と答えたのが印象的でその光景が忘れら
    れません!!

  2. 後輩さん

    >腹筋運動に加えて背筋運動もするようにしたところ、腰痛は起きていません。

    やっぱり実体験からの感想は説得力がありますね!
    かがんで作業する姿勢はよく腰を痛めると聞きます。私もそうした経験がありました。
    後輩さんがおっしゃるように足腰だけでなく腹筋や背筋などの体幹に関係しているんですね。

    >リラックスして泳ぐ

    水泳を始めて3年ほど経ちますが、最初は呼吸を意識したりとか腕や足に力が入っていたりとか長く泳ぐことができませんでした。最近は慣れてきたこともあり「リラックス」して泳ぐようになってきました。このことでそれほど気にすることなく遠泳できるようになるんですね。
    又、筋力トレーニングの後にリラックスして泳ぐと身体全体がほぐれていくように感じます。このため筋肉痛というものがありません。

    私が通っている市民スポーツセンターの室内競泳用プールの脇に流れるプールがあります。
    ここではいつも数人の方が歩いています。私も時々歩きますが、足腰だけでなく上半身がしっかりしてないとグラついてしまいます。
    やっぱり体幹というのは大事なことだと思いました。

    「三途の川を渡る練習」ですか!実にユーモアのある返答ですね(笑)

    コメントありがとうございました。

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