いちご苗取りボランティア
ジャムやコンポートづくり!
私の住む町川越の郊外は昔から巨峰の産地です。
家の周辺はここ数年宅地化が進んでいますが今でも巨峰畑が広がっています。
そんな巨峰農園を営んでいる農家さんの一軒が、数年前からいちご栽培を始めていました。
敷地の一角を活用してのビニールハウスのいちご園は、小規模のため地元スーパーや直売だけの地産地消です。
ブログ:「無人の野菜直売所」
このいちご園は5月上旬までの営業で、これからは本業のぶどう栽培に切り替わるようです。
この時期は、いちご園の閉園作業とぶどう剪定作業などが重なり、フルーツ農家としては今が一番忙しくなるそうです。
そんなことから、ご近所や知り合いの方々に ”いちごの苗取り” の手伝いを頼まれるそうです。
この作業はボランティアですが、たずさわった方にはお得なこともあります。
それは、まだ苗に実っているいちごをいただくことができます。
普通の作業であれば、いちごの実があっても苗ごと抜き取って廃棄するようですが、それではもったいないということでボランティアで作業する人が持ち帰ってよいそうです。
こうした作業であれば、頼む方も頼まれる方もどちらもいい思いができて助かりますよね。
今回、毎年お手伝いしているご近所の奥さんから私たちに声がかかりました。
「ね~、すーさん達もいちごの苗取り一緒にやってみない?ボランティアだけどいちごいただけるわよ」
こりゃ面白そうだ!どうせ暇してるし、好きないちごがいただけるのであれば、ぜひお手伝いしますよ!
そんなことで、声をかけていただいたご夫妻と私たち夫婦4人で作業に当たりました。
ビニールハウス栽培のいちご園は、長さ20mほどの棚が何列もあります。
私たち夫婦の作業範囲は画面の2列です。棚が高い位置にあるので苗を抜き取る作業は立ったままできそうです。
いちごの実はまだまだたくさんありますね~。赤く熟した食べごろの実からまだ青い実もあり大小様々でした。
まずは赤く熟したいちごを収穫していきました。
持参したプラスチック容器にどんどん摘み取っていきます。ものの数分で大量のいちごが収穫できました。
立ったまま収穫できるいちごもありますが、画像のように蔓から垂れ下がった実もたくさんあります。
この場合は、完全にしゃがんで摘み取ると腰を痛めないで作業ができました。
普段見かけることのないいちごの花はきれいです。ハクサンイチゲに似てますね。
持参した容器は赤い実のいちごの収穫で全て使い切りました。
青い実やまだらな実はバケツに入れました。まだ硬いので実は崩れません。
この青い実はジャムやコンポートに使えるそうです。
一緒に行った経験のある奥さんから聞きました。ちょっと半信半疑のまま大小様々な青い実も収穫しました。
全て収穫し終えたら、今度は苗を取る作業です。
茎の根本の部分をねじるようにして取れば意外と簡単に取れますね。根っこはそのまま残しておいて大丈夫だそうです。
茎から葉っぱの部分だけなので土が付かず汚れませんでした。
上段と下段の苗を抜き取り足元(通路)に捨てていきました。終わった後、台車(一輪車)にのせてぶどう畑へ。
いちご園の隣は、巨峰やシャインマスカットのぶどう畑です。
このぶどう畑に抜き取ったいちごの苗を運びました。肥料になるのでしょうか。
作業開始から2時間半、じつに楽しくおいしい作業でした!
持ち帰ったいちごは、すぐ生食できる甘い実だけを近所に住む友人・知人宅におすそ分けしました。
それでも大量に収穫したいちごはまだまだたくさんあります。
そこで一緒に作業したベテラン奥さんが我が家に来て、保存方法やジャム・コンポートづくりを教えてくれました。
赤い実、青い実混ぜこぜで洗ってヘタを取ります。ジャムとコンポートどちらも出来るようです。
ジャムづくり。採れたていちごに砂糖とレモンだけ!
コンポートづくり。砂糖だけでレンジでチン!
青い実は白っぽくなりましたが、味と風味はいちごそのものでした。赤い実でなくても大丈夫なんですね。
赤いほうがいちごらしくていいですが、味さえ良ければOKです。
ジャムはビン詰めに、コンポートは冷凍庫へ。
大量に作ったコンポートは冷凍保存しておけばいつでも食べられます。
そのまま食べてもよし、ケーキやヨーグルトなどと一緒に、更に牛乳と一緒にミキサーにかければいちごミルクに!
いろいろな食べ方があります。これ全てご近所の主婦の方に教えてもらいました。
ということで、今回はいちご三昧のお話でした!
今晩は~。
イチゴのボランティア + イチゴをいただけるとは良いですね。
手作りいちごジャムもおいしそうです。
フードロスを心がけていますので、まだ熟さないイチゴまで
しっかり戴けるのが何よりですね。
そして抜き取った苗まで葡萄の肥料になるなんて、無駄無しですね。
野菜や果物の花って絵手紙の材料になりますね。素朴で可憐です。
ハウスの中にナナホシテントウムシはいませんでしたか?
この益虫大好きです🐞🐞
Roseさん
>野菜や果物の花って絵手紙の材料・・・、ナナホシテントウムシは・・・
絵手紙の材料になるんですか。知りませんでした。Roseさんは絵手紙されるんでしょうか。
最近TVのプレパトで絵手紙を見る機会が増えました。とても面白く興味が湧きました。
いちごと花の絵手紙を想像したら、確かに材料になるんじゃないかと思いました。
ナナホシテントウムシはいませんでした。益虫お好きなんですか。人間や作物に害を与えない虫ですからいいですよね~。テントウムシは可愛いですから。
ブログに苗を取った後の画像をのせていますが、そこに青と黄色の札のような物が落ちています。これは粘着質の札でコバエなどを取る物でした。
温かいビニールハウスなので、こうしたコバエ・蚊?がたくさん発生するようです。作業している時は全くいなかったので助かりました。
今月末に今回と同じボランティアがあるようです。
いちごをいただけるのも魅了ですが、いちご摘み取りや苗取りの作業はとても楽しく面白いのでまた行ってみようと思ってます。
暑さが苦手な人にとってはちょっと厳しい作業ですが。
コメントありがとうございました。
こんにちは~。
果物、野菜、野の花などは身近で素敵な存在です。
絵手紙にお地蔵様を描いている方もいます。ほっこりします。
私もプレバトを今度見てみます。誰でも絵手紙は描けますよ。
友人から八重のドクダミの花の絵手紙を最近いただき、感動しました。
絵は子供のころからの趣味でしたが、働くようになってから中断していまし
た。
今、時間にゆとりがあるのでまた身近な植物や小さな生き物を描いてみよう
かな・・・と思っています。
絵本作家の「甲斐信枝さん」の影響もあるかもしれません。
彼女の小さな生き物(動植物)への視点は心和むものです。
昆虫は子供の頃から好きなんですよ・・・で、大失敗はあしながバチの巣を
机の引き出しに入れておいて・・・すっかり忘れてある日、引き出しを開け
たら数匹が勢いよく出てきました。狭いところに閉じ込められていたので
怒っていたのでしょう。背中を刺されて大騒ぎでした。
カマキリも同様で、ものすごく小さいカマキリの赤ちゃんが大量に出てきて
慌てて、箱に移して庭の植物の上に移しました。
子供の自然科学、生物などの本は大好きでした。
ミツバチが一生懸命蜜を集めている姿に今でも感動します。
ナナホシテントウムシはイチゴ農家にとっては大切な存在だと
私の親戚のイチゴ農家(栃木県で)の人が言っていました。
イチゴにアブラムシが付きやすいそうです。そのアブラムシをテントウムシ
が大量に食べてくれるとか。可愛いですね~。
イチゴ摘みのボランティア、楽しんでくださいね。
Roseさん
ナナホシテントウムシは、いちごに付きやすいアブラムシを食べてくれるんですか!? 初めて知りました。それはいい虫ですね。いつかナナホシテントウムシに出逢ったら、そういう目で見てみます。
今度フルーツ農家のご主人に聞いてみますね。
絵本作家の甲斐伸枝さんのことは知りませんでした。
ちょっと調べてみたら、アア~あの絵(絵本)描いた人なんだとわかりました。
たんぽぽ、つくし、ふきのとう、雑草、バッタ、蝶など普段私たちの身近にある植物や昆虫などを画いている人ですね。
絵本は目にしたことはありましたが、名前までは知りませんでした。
とてもリアルでホッとする優しいタッチの絵ですよね。
ドクダミの花はちょうど今頃から咲き始めますよね。ご友人の絵手紙も季節を感じさせるものだと思います。
Roseさんは絵が趣味のようですので、時間にゆとりのある今を利用して身近にある植物や昆虫類をぜひ描いてください。
絵を描くことで何かゆったり充実した気持ちになりますよね。
今度ぜひプレパト観てください。
絵心のない私でも勉強になり実に面白いです。いつもカミサンと観ていて、「アア~なるほど、そういう風に描けばいいんだ」な~んて感心し合ったりしてます(笑)
コメントありがとうございました。