「無人」?、ホッとできる町・・・
新鮮採れたて野菜・果物が格安!
くるま旅をしていると道路脇に「新鮮野菜直売」と書かれたのぼり旗をよく目にします。
田園地帯にポツンと建てられた小屋には、その日に採れた野菜たちが無造作に置かれています。そして、その片隅にはお金を入れる缶からが備えられています。
こうした光景は日本全国至る所にあるでしょう。
並べられた野菜は、季節やその土地によって異なります。
町から少し離れた郊外の畑では、一般的に大根、ねぎ、里芋、白菜、ほうれん草、トマト、きゅうりなどが多いです。
高原地帯を走ればレタス、キャベツ、更に山間部に入ればキノコ類や山菜といった野菜が売られています。
又、道の駅や農協産直市場などでは、地元野菜・果物が大量に販売されています。
農家の人たちが、早朝採れた野菜・果物類に生産者名入りのラベルを貼って陳列している姿を見かけたりします。
くるま旅をしながらそんな販売所に立ち寄ってみると、その土地ならではの特産物がよく分かります。
四国旅では、高知県から愛媛県に入ったとたん道の駅や農協直売所の作物はかんきつ類一色に変わりました。
夏の北海道旅では、とうもろこし、枝豆詰め放題のイベントが行われていました。
そんな「野菜直売所」は、私が住む町川越にもあります。
都心から電車で約1時間、市街地は昔から城下町「小江戸川越」と言われ多くの観光客が訪れる町ですが、郊外に至っては田園風景が広がっています。
私の自宅周辺には、「無人の野菜直売所」がざっと数えただけでも10ケ所ほどあります。
地元の人が気軽に立ち寄り、その日採れた作物を品定めしてワンコインを缶からに投入していきます。
誰も無断で持っていったり、お金を盗むようなことはしません。
「無人の直売所」があるということは、裏返せば「安全な町」なんでしょうか。
地元の「無人野菜直売所」
今の季節は、主に大根、長ねぎ、ほうれん草、小松菜、菜の花、里芋。すべて1袋100円です。
昨年は、この直売所で何度かきょうりを購入しました。大量のきょうりを使って「きゅうりのキューちゃん」を作ったからです。この時、大きくなり過ぎたきゅうりが無料が置かれていました。
こうした光景は、無人野菜直売所ならではのものですね。
3/27日TV放送の「人生の楽園」で川越の ”元エンジニア俺流の農業” と題した人が紹介されました。
定年退職した人が、エンジニアの経験を生かして、肥料と農具を改良しながら有機栽培の野菜を育てる放送でした。
この農園は私の自宅から車で5分ほどの所にあります。
TV「人生の楽園」
先日、TV放送後に立ち寄ってみました。菜の花と小松菜を購入しました(各100円)
放送された直後だったからか? ほとんどの野菜は売り切れていました。
川越は、昔から知る人ぞ知る「巨峰」の産地です。
自宅の周辺は巨峰畑だらけです。私の家の裏手も巨峰の農園が広がっています。
そんな巨峰を栽培する一部の農家の人は、この時期「いちご」をビニールハウスで栽培し直売しています。
巨峰と同じようにほとんどが地元で消費されるだけの小規模の農園です。
散歩がてらよく買いに行きます。
事前に予約しておけば、早朝採れたてのいちごを用意しておいてくれます。
スーパーなどで購入するいちごに比べ香りが強く甘味があります。
普段住み慣れた町は、慣れてしまうと「何もない所だな~」と思うことがありますが、こうしてちょっと見方を変えればいろいろな光景が目に付きます。
なによりも「無人の野菜直売所」があるということは、ホッと安心できる町なんですね。
おはようございます。
「無人の野菜直売所」は郊外で田畑が見え始まる所によくありますね。
新鮮で価格も安く 昼過ぎには売り切れになる所も少なくないようです。
農家は確実に販売でき 消費者は安価で安心な野菜を購入でき 両社の思いが叶えられいると思
われます。ただ 大前提として両者の信頼関係(面識のない)が有るからからでしょうね。
日本人には性善説の概念があるからでしょうか?
3月27日の「人生の薬園」 私も見ました。
第二の人生で農業に従事し 近隣の人々交流を深めるようにも見えました。
場所も川越市だったので すーさんの事を思い出しました。
私は「安全と水はタダ」と思っております。
遠い昔から日本人は 秩序を守り、万物に神様が宿り自然を大切にした国民性
だからこれから先も日本では「安全と水はタダ」であるように願っております。
山鯨笹蟹さん
「人生の楽園」観られましたか。
私の家は、一般的に言われる ”小江戸川越” の市街地から離れ郊外にあります。
近くには入間川や小畔川などの河川が流れ田園地帯が広がっています。
ここ数年宅地化が進んでいますが、まだまだ自然が多く残っている所なんです。
「安全と水はタダ」、いい言葉ですね。
今では両方とも買う時代になってしまっているのが残念です。
全国くるま旅に出かけた時のことを振り返ってみると、あの町この町は「安全と水はタダ」なんだな~と思う土地があったような気がします。
こうした町がこれからも残っていければと思います。
コメントありがとうございました。