長崎から島原半島へ
雲仙ミヤマキリシマ
3日間滞在した長崎市内を後にして、島原半島に向かいました。
島原といえば、1990年(平成2年)~1991年にかけて雲仙普賢岳の噴火を思い出します。
あれからすでに28年も経っていますが、今だ大きな爪痕を残していることがこの地に来てよく分かりました。
この島原半島の象徴ともいえる雲仙普賢岳は、噴火によって新たにできた平成新山にその最高峰を譲ることになりました。
溶岩の塊が盛り上がり(溶岩ドーム)、山肌に残る火砕流や土石流の痕跡と砂防ダム群を見ると、ここで何が起きたのかが一目で分かりました。
道の駅「みずなし本陣ふかえ」から
写真左側の山が普賢岳と平成新山(一つの塊の山になっている)、右側が眉山(まゆやま)
ズームアップ
頂上の大きな岩の塊が平成新山、頂上から少し左に下った緑の部分が普賢岳。
写真右、点線部分の上が噴火で新たに突出した平成新山。
木々や草の緑がない茶色の荒涼とした火砕流、土石流の痕跡。
雲仙岳や普賢岳、平成新山をより近くで眺望できるように仁田峠にある雲仙ロープウェイに行ってみました。
このロープウェイの登り口の駐車場付近にミヤマキリシマが満開に咲いていました。
九州に来てようやくミヤマキリシマの群生に出会うことができました。
雲仙ロープウェイと平成新山 雲仙温泉街
諫早方面と天草灘 島原市街地と遠く天草半島眺望
島原の二つの城めぐり
島原城 島原城からの島原市内
島原湾に面した原城跡
天草四郎を総大将として「島原の乱」が勃発した城。
小浜ちゃんぽん
長崎三大ちゃんぽんの一つ「小浜ちゃんぽん」を食べに行きました。
島原半島にある小浜は、古くから温泉地として有名な所のようです。
今回の九州の旅では、ちゃんぽん食べ歩きをしてみようと企画していました。
昨年TV番組の「マツコの知らない世界」で紹介されたちゃんぽんのお店を食べ歩いてみようということで、平戸の「もりとう」、長崎の「四海楼」、そして小浜の「心」食堂を訪れました。
番組で紹介された雲仙市職員の林田さん。長崎三大ちゃんぽん。
小浜ちゃんぽんの中でもイチオシの食堂「心」が紹介されました。
ということで、「心」に行ってみました。
小浜にはこんなにたくさんのちゃんぽんのお店があるんですね。
小浜ちゃんぽん
特徴は、豚骨と鶏ガラをベースに特産のカタクチイワシで出汁をとっているそうです。
平戸と長崎に比べて全体としてあっさりしていました。魚介類と野菜もたっぷりです。
麺がとても長かったのが印象的でした。おおよそ30cm位の長さではないかと思います。
お昼時は満席状態でした。やはり人気店のようですね。
この番組で、長崎三大ちゃんぽんが紹介されましたが、もう一軒 ”日本で一番美味しいちゃんぽん?” があるということです。
そのお店は天草にあるそうです。
それじゃ天草に行っちゃおう! ということで、島原の口之津港からフェリーで天草に渡りました。
このお話は次回ご紹介いたします。
「九州くるま旅」 つづく