三陸鉄道に乗ろう!
北リアス線の電車旅
くるま旅が電車旅?
そうなんですよ~、くるま旅は車を使っての旅だけじゃないんです(笑)
各地方に行った時には、その土地ならではの乗り物もありますから楽しんでみたいものです。
2011年3月11日の東日本大震災から6年半経ちました。
この岩手県沿岸部を走る三陸鉄道も、駅や線路も流され、運休せざるを得なかったニュースが連日報道されていましたが、今ではその復旧もほぼ整備され開通しています。
そして、2013年NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に北三陸鉄道という名で放映されてから、その人気は全国区並みになりました。
私たちもいつかは行ってみようと思っていました。
今回、東北の登山とくるま旅の機会を利用して、この三陸鉄道に乗って一部区間を往復してみました。
八戸で早朝「館鼻岸壁市場」を楽しんだ後、三陸鉄道が始まる「久慈駅」に向かいました。
三陸鉄道「久慈駅」
構内には「あまちゃん」のグッズやお土産が陳列されていました。
名物駅弁「うに弁当」も駅舎内で作られ鮮度感がありますね。20個限定のようです。
私たちが待っている間、予約で10数個売れていました。すごい人気ですね。
久慈駅~田野畑駅までの往復(大人2000円) 片道約1時間位です。
お座敷列車もありました。
駅には早めに着いて構内や駅舎などをゆっくり散策していましたが、発車時刻近くになると、なんと観光バスの団体客がどっと押し寄せてきました。
観光バスツアー4台(それぞれ異なる観光会社)ですから、おおよその人数分かりますよね(汗)
一緒に並んで待っていたツアーの方の話言葉が静岡弁のようです?(語尾のイントネーション)
静岡からですか?と聞くと、やっぱり静岡県から来たツアーの方々でした。
そんなことでお互い親近感が沸き、電車の中でも和気あいあいと楽しい電車旅でした(笑)
始発電車は満席です。いつもは2両編成だそうですが、この日はもう2両増加されて4両編成でした。
駅員さんがお見送りの旗を振ってくれました。皆さん思わず手を振って応えていました。
内陸の田園地帯から海岸線へ。防波堤の工事が今だ続いていました。
途中の十府ケ浦海岸駅の前も長い防波堤と水門が築かれていました。
途中景色の良い場所や鉄橋などで電車は徐行運転になり、乗客を楽しませてくれました。
三陸のリアス式海岸の風景ですね。
田野畑駅で下車。
大震災の時には、この駅舎付近まで津波がきていたようです。
この駅で折り返しして久慈駅まで戻りました。
名物ホタテ定食
久慈駅に戻ってくるま旅の再開です。
鉄道で走って見てきた風景を今度は車の車窓から眺めながら南下していきます。
途中、陸中野田駅近くにある「お食事処 十府ケ浦」に立ち寄りランチタイムです。
旅の途中で手に入れた観光ガイド冊子から選んでこのお店に訪れてみました。
野田村ブランド「荒波ホタテ」のキャッチコピー。まさにご当地グルメですね!
帆立定食1500円。その他にも海産物メニューがたくさんあります。
やっぱり目の前の海で獲れたホタテは新鮮ですね。
ラーメン好きのオヤジにとっては、やっぱりご当地ラーメンも見逃せません。
磯の香たっぷりの「めかぶラーメン」を注文。
あっさり塩味の細麺にめかぶ入り。実に美味しい逸品でした!
三陸断崖クルーズ
早朝からハードな旅スケジュールが続いてしまいました。
今朝5時半から八戸の館鼻岸壁市場に出かけ、午前中から昼にかけて三陸鉄道観光、そして最後はクルーズを楽しもうってことで遊び心満載の一日でした(笑)
「北山崎断崖クルーズ」(大人1460円)
三陸の景勝地を海から眺める遊覧船観光です。
出航と同時にウミネコがついてきました。
船に備え付けのパン(有料)をちぎってウミネコに。餌付け体験ですね。
ちょっと怖いぐらいの数ですが可愛かったです。
弁天島・矢越崎・北山崎へと一周約50分の就航でした。
ということで、12日間の自由気ままな東北くるま旅でした。
この後の最終編では、今回東北の旅で面白かった体験や発見についてアップしていこうと思います。
引き続き見てください。
「東北の登山とくるま旅 総集編」へ つづく
こんばんは~。海がきれいですね。
このきれいな海が突然豹変するなんて・・・自然を畏怖する思いは大切かなと改めて感じます。
旅先で故郷の人たちに出会った方たちと静岡弁で話しましたか。
我が家の夫も静岡ですので、あちらの家族は静岡弁です。〇〇つら~。とか言いますよ。
それにしましてもスーさんたちはタフですね。
遊びの達人ですね。
今回一番私が良いな~と思ったのはローカル線の旅です。三陸鉄道はぜひ乗ってみたい
です。
そして駅の人のお見送りには温かいものを感じました。
これからも大いに楽しんでくださいね。
Roseさん
コメントありがとうございます。
大震災から6年半経ちましたが、まだまだ復興は続いていました。
今までこのエリアへの旅は控え、意識的に足を向けることができませんでした。
そうした想いも少しづつやわらいだ中での今回の旅でした。
実際に足を運んで観光したり、食事をしたり、お土産などの買い物をすることで、少しでもその地域の活性化に役立つことも大切なことではないかと改めて思いました。
全国から訪れる大勢の観光客のために電車を増両して、満員になるほどの盛況ぶりを見ると何かホッとするような気持ちにもなりました。
これからもまたこのエリアに行く機会があったらぜひ立ち寄ってみたいと思います。