日本最大級の朝市!?
八戸の館鼻岸壁朝市へ
2年前の夏、北アルプス縦走をした時、薬師岳のある太郎平小屋に宿泊しました。
この時、夕食のテーブルで青森から来られた3人パーティー(いずれも60代女性)の方々と一緒になりました。
近いうちに岩木山や八甲田山に登ってみたい話をしていたところ、青森に来るんだったらぜひ八戸の朝市に行ったほうがいいと強く勧められました。
話によると、毎週日曜日に日の出と共に始まり午前9時頃に終了。特徴は日本最大級の規模のお店が出店するということのようでした。
朝市といえば、朝獲れの野菜や新鮮な魚介類などの販売が思い浮かびますが、それ以外にも出来立ての総菜やご当地グルメなどもありバラエティに富んだ大規模な催しのようです。
それじゃ青森に行った時には、ぜひ八戸に立ち寄ってみようと思っていました。
朝市の名前は覚えにくい名称だったため、この時しっかりメモしておきました。
「館鼻岸壁朝市」(たてはながんぺきあさいち)と。八戸港の広い岸壁を利用した朝市のようです。
八戸駅構内にある「八戸観光協会」に出向き、事前に情報を得ました。
八戸といえば、八食センターやみろく横丁などがありますが、この館鼻岸壁市場はそれに匹敵する観光の目玉になっていました。
朝市前日(土曜日)夕方、八戸港に下見に行ってきました。
こんなに広い岸壁の敷地でほんとうに朝市が開かれるの?、駐車場と会場はどの辺りになるの? な~んて思いながらちょっと不安な気持ちで訪れてみました。
当日午前5時半、もう日の出と共に朝市が始まっていました。
車のナビ画面。八戸港の岸壁が会場と駐車場。次から次へ続々と車が入ってきて満車状態でした。
朝日に照らされながら人、人、人の波が・・・。凄まじい朝市ですね!
新鮮な果物、魚介類、練り製品など格安で販売されていました。
テイクアウトの温かな牛すじ、おでんやコーヒーなども・・・。
食べ歩きにはいいですね~。
しゃもの焼き鳥、チヂミも美味しかったです。ランチ用にうにめしも購入。
からあげのお店、串焼き、パン屋さんも・・・。
いやはやすごい朝市でした!
朝5時半~7時半までの2時間飽きることなく見て、食べ歩きして楽しい早朝散歩ができました。
八戸横丁探訪
初めて訪れる八戸は思ったより大きな町でした。
JR八戸駅前辺りが中心地だと思っていましたが、八戸線で二つ目の本八戸駅周辺が中心街でした。
飲み屋さんが集中する歓楽街には、小さな横丁が点在して昭和の雰囲気を漂わせる懐かしい町並みがありました。
観光協会でいただいたパンフレットを片手にそんな横丁を探訪してみました。
この中心街に8つの横丁があるんですね。
横丁をぶらぶら散策
八戸前沖鯖(はちのへまえおきさば)は、地域ブランドの一つになっているそうです。
サバ好きオヤジにとってはチェックですね!
ガイドブックに載っていたサバ専門店「サバの駅」に行ってみました。
くるま旅ですからアルコールは厳禁です。ノンアルをいただきま~す。
サバ串焼き。脂がのっていて実にジューシーです。サバ好きにとってはたまりませんね。
八戸銀サバづけ丼は、全国ご当地どんぶり選手権で2年連続グランプリを受賞したそうです。(昨年と今年)
このどんぶりもトロッとした食感でタレも美味しかったです。食が進みます。
今度はカミサンの要望で串揚げのお店へ。
このお店もガイドブックを参考にして行ってみました。
BS-TBSの酒場放浪記の吉田類も訪れたお店「串わ」におじゃましました。
カウンター越しに目の前で揚げていただく串揚げは、意外とさっぱりして美味しかったです。
ソースの二度つけは禁止ですよね(笑)
やっぱり締めはご当地ラーメン!
みろく横丁の入口に店を構える八戸らーめん「味のめん匠」へ
昔ながらのラーメンっていう感じですね~。
煮干しと鶏ガラのあっさりしょうゆ味のラーメンでした。
八食センターへ
八戸というと八食センターのことをよく耳にします。
規模からして市民の台所というより観光スポットという感じでした。
八食センター。入っていきなり南部せんべいの大陳列、まさにこの土地ならではの光景ですね。
水産専門店がズラリ並んでいます。
鮮度あふれる魚介類を見て歩くだけでも楽しいです。
友人、知人へのおみやげにほたてを送りました。
七輪村。お店で買った海産物を七輪で炭火焼きして食べる場所でした。
いい匂いがしてきてお腹が空きました。
私たちも店頭で買った商品をその場(テーブル席がある)で食べました。
これで1800円、安いですね~。
初めてせんべい汁をいただきました。入口で見たあの丸いせんべいを入れて食べるんですね。
ということで、八戸満喫のグルメ旅でした。
この後、三陸を南下するくるま旅がつづきます。
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