旅に連れていくなら犬という人が6割!
2年前、私たち家族と共に19年間一緒に生活した愛猫(名前なすび)が亡くなりました。 一般的な猫の平均寿命からみれば19年という生存期間は長かったと思います。 私がリタイアした一年目に亡くなりましたが、最期までのその一年間ずっと一緒に過ごすことができたことは、今思えばほんとうに良かったと振り返っています。
現在、日本のペット飼育の状況は、犬が1034.6万頭、猫が995.9万頭で、飼育世帯率では約16%の世帯が犬か猫を飼われているそうです。※2014年ペットフード協会調査より この数値を見ただけでもいかに多いのかということがわかります。 同協会調査報告では、現在犬猫を飼っている人たちにとって、ペットは 「生活に喜びを与えてくれる大切な存在」「健康面や精神面、及び人と人とをつなぐコミュニケーションにおいても重要な存在である」ということが述べられています。 私もその一世帯だったこともあり、まさにそのとおりだったと思うばかりです。 亡くなってから2年経った今でも、毎日遺影に「おはよう~」「ただいま~」と声をかけています。
退職以降くるま旅に出かける機会が多くなり、愛猫を連れ出したこともありましたが、高齢だったことや猫の場合車酔いしてしまうこともあり可哀そうなので止めました。 旅先では、犬を連れたくるま旅の方々をよく見かけます。中には数匹の犬と一緒にくるま旅をしているご夫婦がいます。 私たちは犬を飼ったことはないですが、自分たちの猫と同じように犬にも親しみが湧き、「お名前は?いくつなの?可愛いいね!」な~んて犬やご主人に声をかけたりします。 まさにこのことがペットをとおして「人と人とをつなぐコミュニケーション」に結びついていると思います。
先日、日本RV協会(JRVA)のニュースの中で、ペット同伴でくるま旅(キャンピングカー)するユーザーがどのくらいいるのかというアンケート調査結果が出ていました。 その調査結果から、ペット連れを楽しむ人々は63.1%にも及ぶことが判明したそうです。 同伴するペットは犬が圧倒的に多く、旅先で「ドックラン」のようなペット用施設を利用する、という人が76.9%いるようです。 このアンケートはキャンピングカーユーザーの調査ですが、普通乗用車を含むくるま旅全般の数値にも少なからず当てはまるのではないかと思います。 なぜなら、そうした方々の実態を今までのくるま旅をとおして見てきたからです。
くるま旅以外で電車・バスなどの公共交通機関や旅客機、客船などを利用して旅に出かける人は大勢います。その方々にもペットを飼っている人が多くいると思います。 その場合、ペットをどこかにあずけて(動物病院や友人知人などに)出かけるケースが多いと思います。私たちの場合も行きつけの動物病院でした。 同調査では、くるま旅以外の旅行では、なかなか難しかったペットと人間の移動を、くるま旅(キャンピングカー)によってそのハードルを低くし、ペットとの宿泊を容易にしたと報告されています。 「ペットとの同伴旅行が可能」ということでは当たり前のことかもしれませんが、くるま旅では最適なことだと改めて思います。
現在、くるま旅(キャンピングカー旅行)で一番多いとされる家族構成は「夫婦二人」といわれており、くるま旅(キャンピングカー)は、子育てを終えたシニア夫婦が自由に定年後の旅行を楽しむツールとして認知されています。 そのシニア夫婦の旅のお伴を引き受けるのが、親離れしていった子ども達に変わったペットたち。 同調査報告書より
退職後、キャンピングカーを購入した時、そのくるまの名前を「なすび号」と付けました。愛猫はもういませんが、くるまの中には写真を飾っています。 くるま旅に出かける時は私たち夫婦といつも一緒です。
なすび号(笑)いいですね!
キャンピングカーの犬との旅は、あこがれでした~
私の知人で、猫と車旅をしている人がいます。
場所場所で、猫も遊びに行って、戻ってくるそうです。
それも、すごいなと感心しています。
家犬さん
ぶりちゃんとのくるま旅、いい思い出だったと思います。
くるま旅に出かけた時、ペット同伴のご夫婦を見ると家犬さんご夫妻を思い浮かべます。