仲間たちとの秋山登山
中央アルプス最高峰の頂へ
10月9日、会社時代の登山仲間たちと共に木曽駒ヶ岳(きそこま)に行ってきました。
首都圏から約300Km離れた登山口の駒ヶ根へは日帰りではちょっと厳しいです。
仲間たちと長野方面の登山に行く時、いつも定宿としている諏訪市のビジネスホテルに前泊して、翌早朝駒ヶ根に向かいました。
千畳敷カール
ご存じのとおり、この木曽駒ヶ岳は千畳敷カールがあまりにも有名です。
駒ヶ岳ロープウェイを使えばいっきに標高2600mの雲上の楽園に行くことができます。
春の残雪、夏の高山植物とお花畑、秋には紅葉ということで、登山というより景勝地として全国から観光客が殺到します。夏にはサンダルやハイヒールをはいた大半の観光客の中に登山靴姿が見受けられるなんとも奇妙な光景がここにはあります。 この場所は、山と景勝地で有名な上高地と同様にマイカー規制が敷かれています。
このため、バスとロープウェイを乗り継いで行くので週末ともなれば大混雑覚悟です。
6年前、カミサンと木曽駒ヶ岳に登った時、日曜日だったということもあり下りのロープウェイ4時間待ちという最悪の事態に遭遇してしまいました。
そういう事情を知っている登山者たちは、平日であっても紅葉時期には、前日に登山口の駐車場で車中泊して始発のバス(6:15)で向かいます。私たちもこの時間帯に合わせて駐車場に着きましたが、やはりバス待ちの登山者が長蛇の列をなしていました。 今回、千畳敷カールの紅葉を楽しみに出かけましたが、残念ながらすでに終わっていました。今年の紅葉ピークは、9月中旬から下旬にかけてといったところだったのでしょう。
しかし、好天に恵まれ素晴らしい秋の中央アルプスを満喫することができました。
宝剣岳2931m 千畳敷カールのシンボル
早朝、千畳敷カールを登る登山者
千畳敷カールを越えて、途中の中岳(2925m)に登る仲間たち。(後方は宝剣岳)
中岳頂上から望む木曽駒ヶ岳
宝剣岳頂上から見下ろす千畳敷カールとロープウェイ乗り場。
後方は南アルプス連峰と中央左には富士山が見えました。
晴天でも寒風が吹く標高2800mの稜線登山
駒ヶ岳ロープウェイでいっきに標高2612mの千畳敷駅へ。
カールを登り始める登山者。登るにつれだんだんと勾配が厳しくなってきます。
カールを登りきると広々とした乗越浄土。宝剣岳が近くに見えてきました。
ちょうど山小屋に物資を運ぶヘリコプターが飛来してきました。
中岳、この向こう側に木曽駒ヶ岳があります。中岳に登る仲間たち。稜線に出ると寒風が吹きすさび、体感温度はいっきに下がってきます。
中岳頂上から望む木曽駒ヶ岳。西方に御嶽山が見えます。
いよいよ木曽駒ヶ岳に登る仲間たち。振り返れば中央アルプスの山並み。
木曽駒ヶ岳頂上2956m(日本百名山)と頂上にある祠。
下山は、中岳の巻き道コースで戻ります。かなり厳しい岩場のルートでした。
今度は、宝剣岳へ。リュックは山小屋に置いて手ぶらで登ります。
ほとんど岩稜帯なので三点確保でよじ登っていきます。
宝剣岳頂上2931mと眼下に千畳敷カール
後方左:八ヶ岳、後方右:南アルプス。中央アルプスの空木岳への稜線
なんと北アルプス穂高岳と槍ヶ岳が!。南アルプスの甲斐駒ケ岳(拡大)
遊歩道周遊コースの剣ケ池。夏には高山植物とお花畑が広がります。
「晴れ男」はいったい誰だろう。8月の北アルプスの穂高岳に登った時も晴天に恵まれ、この「男」を探したがわからなかった。
山に行った時の最大のごほうびはやっぱり「晴れ」なのである。この男を見つけ出して感謝したい気持ちいっぱいの山旅でした。 平均年齢60歳の6人のオヤジ達は、そんなとりとめのない話をしながら伊那谷を後にしました。
こんにちは。
私達は、平成9に黒川渓谷から北御所コースを登りました。
木曽駒ケ岳、宝剣岳、空木岳を2泊3日の天幕泊、犬連れです。
水がないので、大量に運びました。
犬が水を沢山飲むので、そのぶんも多く運びました。
宝剣岳の頂上は、団体がいて犬もいたので、踏めませんでした。
頂上すぐの岩場をトラバースして越えました。
岩場は、30キロの犬を抱えて上ったり、けっこう大変でしたが、若かったので
けろりとしたものでした。
家犬さん
それはそれはすごい山旅でしたね。テン泊ですから荷物もたいへんだったと思います。それに加え犬連れですから想像しただけでも驚きです!
登山していると、たまに犬連れのハイカーと出会う時があります。犬も舌を出してハーハー言いながら登っています。ご主人と一緒だから登れると思います。そんな犬の姿を見ると愛おしく感じますね。
まだ、空木岳には登っていません。来年あたり木曽駒から縦走しようと思ってます。中央アルプスの稜線を歩いてみたいです。