舞台と観客席の独特な緊張感と一体感
普段の生活の中で「演劇」ってほとんど縁がありません。
映画とかライブコンサートの場合、興味のあるものや好きな歌、歌手であれば劇場・会場に出かけて楽しんだりします。
しかし、演劇というとわざわざチケットを購入して足を運ぶということはありませんでした。好きな役者が出演している、題目に興味があり誘われれば行ってみようかということもありますが・・・。
以前よりカミサンは、職場の仲間や友人たちとミュージカル・演劇を楽しみ交流を深めていました。
ある時、カミサンから劇団四季のミュージカルがとてもいいから一緒に行ってみないと誘われ、断る理由もなく重い腰を上げて出かけたのが今から20年前でした。
最初に観たのがライオンキングでした。それ以降はキャッツ、マンマ・ミーア、サウンドオブミュージック、オペラ座の怪人など鑑賞してきました。
何もわからない全くの素人が、自分の意志からではなくカミサンに誘われて行っただけでしたが、観終わった後の感動は言葉に現すことができないほど素晴らしいものだったと記憶しています。世の中にはこういう世界があったのかと思うほどのカルチャーショックでした。
観客を魅了させ期待を超える感動を与えるものはいったい何なのか?いろいろな要素があると思います。
私が最も感じたのは個人のハイレベルな演技力でした。後で聞いた話ですが、個々の役に抜擢されるだけでも数倍、数十倍の競争があったり、主役や準主役級の役であればオーディションなどで選ばれてきた人材が登用されるというように、たいへんレベルの高い演技が求められるようです。
こうした中で創り上げられてきたものですから、同じ演劇で数千回にも及ぶ公演が続けられ、そのほとんど全てが会場を満員にする力があることに頷けます。又、会場に足を運ぶお客様のほとんどがリピーターといっても過言ではないでしょう。ちなみにカミサンも同じ演劇で7~8回観に行ってました。
会場に顔を出す年代層は、子育てが終わりある程度時間と気持ちの上で余裕がでてきたシニアが多いのも旅行や登山などと同じように共通しています。
今年に入りカミサンから演劇鑑賞会に入らない?というお誘いを受けました。
この会は、年6回(2ケ月に一度)演劇を楽しむ会としての団体です。多くの劇団が公演する演劇をこの団体が選び会員だけで鑑賞するため、料金が安いというのが大きな特徴です。
時間がたっぷりあるオヤジですから早速今年から入会してみました。
2月の公演 劇団青年座「をんな善哉」
テレビでもお馴染みの高畑淳子が主役の東京下町を舞台にした演劇でした。
4月公演 俳優座「十二人の怒れる男たち」
この物語はご存じの方も多くいると思いますが、12人の陪審員による裁判劇です。
退職後2年が経ち登山やくるま旅に出かける頻度が多くなりました。山や旅先では必ずといっていいほど何か新しい発見がありました。今回の演劇でも非日常生活を楽しむということで新たな感動を得ることができました。
新しいものに触れたり、今までと違ったものを自分の中に取り入れたりすることで再発見するものがあります。
そういう意味では、この演劇というのも実に面白いものだと感じました。
はじめまして。
リタイヤ前の一人モンです。
リタイヤの時期やその後の長い時間の事を考えると結構落ち込みます。
一人モン友人が多いので孤独にはならないと予想してます。
自営業なので自分で自分のエンドを決める事が面倒です。
演劇というよりミージカル好きです。
子供の時には「ひょっこりひょうたん島」を正座して見てたらしいです。
覚えていませんが・・・・。
演劇は奥が深いです。
ミユージカルからストプレ、歌舞伎など奥が深い深い・・・。
観劇の感想なども楽しみにしてます。
お人柄の良さが出てるプログなのでこれからも楽しみにしてます。
車中泊情報も楽しみにしてます。
ヒロさん
コメントありがとうございます。
自営業であれば定年ってありませんよね。その代り完全リタイアも悩むところですね。働く意欲があれば続けてください。辞められるのは自分で決められますから。
観劇が好きなんですか。私もカミサンに誘われて行き始めましたが、実に面白いですね。年中登山やくるま旅しているわけではありませんから、こうした別の世界の趣味を持つと人生楽しくなります。
今年は、連泊のくるま旅(車中泊の旅)はそれほど計画を立てていませんが、来年から本格的に長期間の旅を予定しています。
これからもぜひこのブログにお立ち寄りください。又、コメントも気軽に投稿してください。よろしくお願いします。
ありがとうございました!