恒例の地元クリスマスコンサート開催
パワーポイントを使った新たな試み
毎年12月に地域の歌ごえバンドによるクリスマスコンサートが開催されます。
昭和歌謡を中心に ”みんなで歌おう！” をコンセプトに活動されているグループです。
そのグループの一員に ”手話” の担当として参加しているのが私のカミサンで、今では手話で歌うコンサートが定着してきています。
この歌ごえバンドは、ボーカル・ギター・カホーン・手話の４人のメンバーで構成され、普段は定期的に地域の公民館や介護施設の慰問として活動しています。
私も直接このグループに参加することはありませんが、会場の設営やビデオ撮影、参加者の送り迎えなどお手伝いしています。
このような音楽グループは全国の市町村でもアマチュアバンドとして数多くあります。
音楽を趣味にしている人たちが集まってバンドを組んだり、中にはソロとして活動されている方々がいます。
そんな活動されている人たちは、練習やミニコンサートなどで主に地域の公民館を利用することが多いです。
今回のクリスマスコンサートはカミサンが参加してから３回目を迎えました。
その他、今年はサマーコンサートも開催して、私も何度か準備などでお手伝いしてきました。
コンサートではいつも歌う曲の歌集を配布します。みんなで歌うのがこのグループの特徴なので、参加者が歌いやすいようにとのことでした。
ただ、歌集を配ると観客の皆さんがどうしても歌集に目を向けて歌うことから、ほとんどの人たちが ”下を向いて歌う” ことに違和感を感じていました。
後方でいつも観客を見ながらコンサート全体を観察している私は、「なんとかならないかな～」と思っていました。
そこで考えたのが、パワーポイントを使って歌詞をスクリーンに映し出すことでした。
そうすれば、観客の皆さんが前を向いて歌詞を見ながら、歌っているバンドや手話がよくわかることです。
何よりも ”顔を上げ前を向いて歌う” ほうがより声が出ると思いました。
そんなことで、今回はじめての企画としてパワポを使ったコンサートになりました。
前日の会場設営
正面向かって左側にスクリーン設置。離れていても字の大きさなどチェック。
開催時間前の約30分ほどクリスマス関連映像（ユーチューブ）を流してみました。
どちらもなんとか大丈夫のようです。
飾り付けなどはすべて手づくりです。
開催前の会場と開催後の観客席。会場が満席（約120人）なるほど地域の皆さんが来ていただきました。
ほとんどが60～80代のシニアの方々です。公民館を活用したコンサートですからもちろん無料です。
コンサートプログラムと歌集
歌は昭和歌謡を中心にフォークソングなど14曲。
その他、地域で活動されている「ピアノ＆チェロ」の演奏、歌に合わせたフラダンスなど多彩なプログラムが披露されました。
画像ではちょっと歌詞がぼやけていますが、実際にははっきりと映し出されていました。後方からでもよく見えました。
ほとんどの皆さん顔を上げて歌詞を横目に見ながら正面を向き歌われていました。
次に歌う題名を映し出してから歌詞の表示へ。
インターネットのフリー画像（無料）をコピーし貼り付けて曲のイメージ画面を作ってみました。
今まで懸念していた ”歌集を見ながら下を向いて歌う” 歌ごえコンサートが解消されました。
参加者からも好評を得ました。
歌はやっぱり顔を上げて前を向いて歌った方が気持ちよく歌えますよね。