高校同窓会 (前編)

1970年代前半の高校生活

この曲を聴くとあの時代に戻れる

 

同窓会といえば小学校から大学まで様々なかたちで行われています。
良き思い出の学校生活というのは人それぞれでしょうが、私の場合は高校時代の頃が一番思い出に残っています。

そんな高校時代の同窓会が郷里の静岡で開催されました。
私たちの高校生活は1973~75年です。過去3回ほど同窓会が開かれ、私は14年ぶりに出席しました。
出席者数はなんと80人。同学年の25%ですが、半世紀も経っている今これだけの人数が集まるとは驚きでした。

 

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今年5月、同じクラスの友人から同窓会開催の連絡がありました。今回は私たちのクラスが幹事役となり開催に向けて準備するとの話でした。
私は地元に住んでいないこともあり何かお手伝いをと考えていました。いつもの同窓会はほとんどが歓談時間に費やされることから、一つでもいいから何か皆が集中できる企画があればと思っていました。
そこで、準備委員長の彼に、”この曲を聴くとあの頃が蘇る思い出の歌” を出してもらったらどうか?と提案してみました。
すると、「それはいい企画だね、やってみよう」ということになり、返信用往復ハガキに「思い出の歌2曲」を書いて返送してもらうことになりました。
この企画案については、5月のブログにアップしていますのでご覧ください。

ブログ:同窓会の企画提案

 

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「思い出の歌」93曲が出されました(自作のパワーポイントから)

そんな企画がトントン拍子に進み、8月下旬の返信ハガキ締め切りまでになんと93曲の歌が集まりました。
この数が多いか少ないか?、やっぱりこれだけの歌の数が挙がってくるとは思いませんでした。一枚一枚のハガキを確認すると7割近くが一曲だけの歌でした。
更に集計して調べてみると、ベスト10の歌に51%も集中していることがわかりました。

70年代中頃といえばフォークソング全盛期の時代でした。そして、ニューミュージックやポップスが台頭してきた時代でもあります。
それまでの時代は、専門の作詞・作曲家が作った曲が大半でしたが、フォークソングがブームになる頃からシンガソングライター(自分が作詞・作曲した曲を歌う)が主流になり、数多くの名曲が生まれました。
これも時代の流れとでも言うのでしょうか、若者たちの心をとらえるには最もスピード感のあるミュージックだったのかもしれません。
それはその当時の高校生に対しても当てはまるものでした。上記の93曲をみても明らかですね。

今回の同窓会では、準備委員長はじめクラス代表委員とも相談して同窓会全体の進行をパワポ(パワーポイント)で進めることにしました。
私はパワポ作成ははじめてのことでしたが、「思い出の歌コーナー」については何とか作成することができました。

「思い出の歌コーナー」では、あの頃の歌にまつわるエピソードを披露しました。又、同時にベスト10を発表してどんな曲が好きで最も聴かれていたのか?関心があるのではないかと思いました。

 

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同窓会会場に皆さんから寄せられた近況報告や思い出の歌にまつわるエピソードなど張り出しました。(返信用往復ハガキのコメント欄)

 

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思い出の歌にまつわるエピソードの紹介(パワポ)

「海のトリトン」
高校一年の時でした。文化祭で先輩のフォークソングバンドが歌っていた印象がとても強く残っています

当時フォークソングが流行っていました。文化祭などで先輩たちのグループが歌っていてかっこいいな~と憧れを抱いた思い出があります。

 

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ベスト10発表!

 

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ベスト10は、第10位同数票のため11曲。第7位は3曲同数票。

この時代、高校生(前後)だった読者の皆さんはいかがでしょうか。このような曲が歌われていました。

第10位「岬めぐり」
山本コウタローとウィークエンドがデビュー曲として大ヒットした歌でした。「走れコウタロー」と並んで、今でも歌い継がれています。

第10位「あなた」
小坂明子のデビュー曲で、1973年私たちが高校入学した年のヤマハポプコンでグランプリを受賞した曲でした。小坂明子が16歳の高校2年の時作られた曲だそうです。

第7位「赤い風船」
この歌も1973年に発表された浅田美代子のヒット曲。当時のテレビドラマ「時間ですよ」で歌われたことで親しまれました。

第7位「イエスタディ・ワンス・モア」
この歌も1973年に発表されたカーペンターズの名曲です。何か郷愁を感じさせる曲として、よくラジオで流れていたことを思い出します。

第7位「旅の宿」
吉田拓郎が1972年に発表した曲で、私たちが高校生時代にいつもどこかで流れていた曲でした。フォークソング全盛期を思わせる歌だと思います。

 

同窓会ではこんな感じでベスト10を発表していきました。
これらの歌を思い出し口ずさむだけで、あの時代に戻れるような同窓会を楽しみました。

上位ベスト5はブログ「高校同窓会(後編)」で発表します。

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