おにぎり

オヤジが作る料理シリーズ

からし明太子クリームチーズ!?

 

おにぎりはちょっと大げさな言い方ですが、日本の食文化の原点のように思います。
お米はアジア圏を中心に様々な国で作られていますが、「おにぎり」に関しては日本独特の食べ方ではないでしょうか。

そんなおにぎりの思い出は、やっぱり子どもの頃に食べた母の味です。運動会や遠足などこれは多分誰もが体験してきた思い出の味だと思います。
おにぎり一つとっても、その作り方や具材など地方や家庭ごとに違います。
以前観光特産士の勉強をした時、地方のおにぎりの形というものを知りました。おにぎりといえば三角形が一般的ですが、東北地方では球形や太鼓形、関西地方は俵形が多くみられるそうです。

私の思い出のおにぎりは、梅干しとおかかでした。子どもの頃に作ってもらったおにぎりは、この2種類の具材しか入っていませんでした。周りの友人たちのおにぎりも似たり寄ったりといった感じでした。
つまり、おにぎりイコール「梅干しとおかか」だと思っていたんです。

進学のため18歳で東京に出てきた時におにぎりを食べました。この時になってはじめておにぎりは梅干しとおかかだけではないことに気づき、軽いカルチャーショックを受けた記憶があります(笑)
鮭やいくら、たらこ、昆布、から揚げ、漬物・・・いろいろな種類の味が楽しめます。

そんなおにぎりには「海苔」がつきものです。
近年ではパリパリの海苔が人気のようでコンビニ(パリッコフィルム)などでも主流になっています。
しかし、私は昔ながらのしっとりお米に張り付くような海苔が好きです。子どもの頃のDNAが今でも引き継がれているのでしょう。

 

以前、新潟へくるま旅に出かけた時、おにぎり専門店に立ち寄ったことがありました。
新潟と言えば米どころ。本場こしひかりのおにぎりを食べてみたかったからです。

 
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新潟のおにぎり専門店「おにぎり村」
注文してから握ってくれました。塩にぎりも美味しかったです。

 

先日、NHK番組の「あさイチ」で「名店の極上おにぎりのレシピ・作り方」の放映がありました。
この中で、

東京大塚で、昭和35年創業の行列が絶えないおにぎり専門店「ぼんご」が教えてくれたのは、「ぼんご」の人気NO1具材の「からし明太子クリームチーズ」を自宅で再現する簡単レシピ。
番組「あさイチ」

へ~人気NO1なの?これはちょっと面白そう!
そんなことで早速作ってみました。

 

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材料は、市販のからし明太子、クリームチーズ、マヨネーズ、醤油
からし明太子は形の整ったものではなくてもいいです。

 

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クリームチーズは一口大のさいの目切りで醤油に漬けて2日間冷蔵庫保存。

 

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からし明太子は、包丁で細かく刻んだ後、マヨネーズを入れてかき混ぜ一晩冷蔵庫で保存。

 

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少し時間がかかりましたが、クリームチーズとからし明太子を混ぜ合わせて具材の出来上がり。

その他、以前通販で購入した越後村上の「塩引鮭」を使って具材にしました。

 

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はじめてからし明太子クリームチーズを食べてみました。
これはいけますね!「ぼんご」人気NO1ということだけあって実に美味しかったです。
具材は少し余分に作っておいて、ご飯にのせて食べてもいいですね。

ちょっと高かった塩引鮭もおにぎりに合いました。豪華なおにぎりといった感じです。

今夜の夕食はこれだけでしたが、ちょっとした工夫と食材で今までにない味に出会えました。
たかがおにぎり、されどおにぎりですね。

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