川越のぶどう農園
地元の固定客で完売!?
私の住む町川越では、今年もぶどうの収穫が始まりました。
以前何度かこのブログでも紹介しましたが、川越の郊外では昔からぶどう栽培が行われています。
我が家の裏手もぶどう畑です。
ぶどうの蔓が我が家の柵に巻き付くこともしばしばありました。
最近では、後継者不足や遺産相続(税対策)などで畑を手放し、宅地化が進んでいるのもここ川越でも同じです。
そんな中、古くからぶどう農園を経営している知り合いの農家さんでは、息子さんが跡を継ぎ冬場に「いちご栽培」を始めました。
今年の5月にいちご収穫終了後の苗取りのお手伝いに行きました。ボランティアの作業でしたが、まだ収獲できる実が残っていたことからたくさんのいちごをいただくことができました。
先日、この農家さんからぶどう販売開始の連絡がきました。
農園の棚にはたくさんのぶどうがたわわに実っていました。
ぶどう畑の脇に臨時の直売所が設置されていました。
ぶどうの種類は、メインの巨峰をはじめ、BKシードレス(種なし巨峰)、シャインマスカット、クィーンニーナ、ヌーベルローズ、バイオレットキングなどが栽培されています。
8月下旬頃から巨峰やBKシードレス、9月に入って他の品種が収穫を迎えるそうです。
自家用としての巨峰は1kg1100円(2~3房)、BKシードレスは100g180円~の価格(1房700円前後)でした。
朝採れ立てのぶどうは、甘味たっぷりジューシーな味わいです。コクがあるのでむせるほどでした。
スーパーなどで市販されている価格に比べれば圧倒的な安さです。これも地元ならではの特権ですね。
今年も友人知人に配送しました。
宅配用(贈答用)の商品は、自家用のぶどうに比べ粒や房の大きさなど選定された商品のため価格は若干割高です。でも、一般の流通商品に比べれば格安です。
北海道の友人に送った巨峰(2kg)の画像が届きました。
今年は他の農園も含めほとんどが固定客の配送用に回り、自家用の一般販売は少ないようです。
この時期は、どの農家も早朝収獲したぶどうを選定し箱詰め作業で大忙しのようです。自家用販売には手が回らないと話していました。
9月に入れば、今度はシャインマスカットははじめとした各種ぶどう類の収穫は始まります。
地元ならではの郷土の逸品!楽しみです。