5月は新茶ですね~
これからの時期は冷茶で!
毎年この時期になると静岡の兄から新茶が送られてきます。
子どもの頃からお茶を飲む習慣があったことから、今でも毎日のように飲んでいます。
普段私たちの生活の中でお茶を飲む機会は意外と多いです。
働いていた頃は仕事の合い間の休憩や商談などで、友人・知人が来ればお茶を出し、出かけた先でもまずはお茶が出ます。又、食堂はもちろん居酒屋でも必ずお茶が出ます。
それだけ日本人の日常生活に密着した飲み物なんですね。
静岡県といえばお茶が有名です。
私が生まれ育った島田市周辺は県内でも有数のお茶どころです。
大井川を挟んだ対岸には牧之原台地が広がり一面見渡す限りお茶畑です。又、大井川の流域は川根茶が山全体を覆っているほどです。
小学生の頃は近所の製茶場やお茶畑でかくれんぼ・鬼ごっこ、中学・高校生の頃は裏山のお茶畑の中でクラブ活動のトレーニングをよくしました。
茶畑越しに富士山を眺めていた頃を思い出します。
高校生の時、この時期になるとクラスの級友が数人ほど数日間欠席しました。
理由は、”茶摘みの手伝い” です。短期間で新芽を摘むことでこの時期は最も忙しくなり、家族総出で茶摘みをするからです。
この場合、学校の欠席は公休扱いになり羨ましく思いました(笑)
まさにその土地ならではの光景なのでしょうか。
そんな同級生たちの多くは、今でも製茶業や農協などでお茶に関わる仕事をしています。
大井川にかかる蓬莱橋(ほうらいばし)と茶どころ牧之原台地
橋を渡ると牧之原へ
私は長年小売業にたずさわっていたことから地方スーパーの品揃えに関心を持っていました。
静岡県内にも出店したことがあり、食品の品揃えを調査し調達する仕事をしたことがありました。
この時、関東と静岡の ”お茶の品揃え” には大きな違いがあることが分かりました。
関東のスーパーでは、全国銘柄のお茶(宇治茶、八女茶、狭山茶、静岡茶など)の品揃えが豊富で売上も大きいです。
これに比べ静岡のスーパーでは、ほとんどが静岡茶で品揃えの幅は小さいです。
産地なんだから当然と言えば当然ですが、売上は極端に少ないです。
茶どころの静岡でお茶の売上が少ないってどういうこと?
これはあくまでもスーパーの売上です。
実は静岡県にはお茶専門店(お茶屋さん)が数多くあります。更に、親戚や友人・知人を通してお茶を手に入れる手段があります。
近くの贔屓のお茶屋さんから買う、親戚から分けてもらうなどからスーパーでお茶を購入することがほとんどないんですね。
お茶に限らず全国どこでもその土地の特産品というのは、こんなかたちで地元消費されているんじゃないかと思います。
お茶は一般的に温かくして飲まれます。
私もやっぱり熱いお茶が好きですが、これからの時期は ”冷茶” にして楽しむのもいいものです。
喉が渇いた時には冷たいお茶は美味しいです。
一般的な家庭では市販のペットボトルのお茶やウーロン茶の消費量は比較的多いと思います。
これを自家製で作ればいいんじゃないかと。ここ数年もっぱら冷茶で飲む習慣ができました。
ほんの少しの茶葉で数リットルの冷茶ができます。あとは冷蔵庫に入れて冷やすだけですから簡単です。
前日水道水で作っておけば翌日しっかり緑色の冷茶ができます。
大量に作った冷茶を500mlのペットボトルに入れれば、外出時に携帯することもでき便利です。
登山、ランニング、サイクリングの時はよく持っていきます。
スーパーやコンビニでペットボトルのお茶を買うことはほとんどなくなりました。
くき茶
一般にあまり市販されていないお茶に ”くき茶” というものもあります。
多分、ほとんどが地元だけで消費されるお茶ではないかと思います。
茶葉の茎の部分だけをお茶にしたもので、通常の煎茶に比べ色や味は薄く、価格も安いです。
すがすがしい香りとさっぱりとした味が特徴です。
このくき茶も毎年兄が煎茶と一緒に送ってくれます。
毎日飲むお茶というのは、無意識のうちに生活の一部になっているんじゃないかと思います。
しかし、ちょっと意識を持って飲んだりするとその味や色に違いや変化というものがあります。
少しこだわりを持って淹れてみてはいかがでしょうか。
ほんのちょっとだけ日常生活に変化がみられるかもしれません。
おはようございます。
私もお茶は好きでよく飲みます。
日本茶、中国茶、紅茶はすきです。
香川も全国的に知名度は高くありませんが、いくつかの茶所があります。
やはりお茶と言えば静岡
私の兄が遠州森の新茶をよく送ってくれ楽しみにしてます。
ひと味違うようにも思えました。
最近 ペットボトル等で売っているお茶が多いため若い人はお茶は入れるものではなく買うもの
だと思っている若者が多いそうですね。
ペットボトルのお茶と入れたお茶では 香り、味、コクが全く違うと思います。
いいお茶は極端な言い方をすれば 味の素を入れたような味がしませんか。
(ピザのチーズは溶けてたんぱく質がグルタミン酸に変換するのと同じように 茶葉からグルタ
ミン酸がでるそうです。)
今は はぶ茶を沸かしてから冷やして飲んでいますが 今度 冷茶を作ってみたいと思います。
※ 初めてお会いして1年がたちこのような社会情勢になるなんて想像もつきませんでした。
一日も早くみんながいつもの生活に戻り、又 すーさんとの再会を楽しみにしています。
奥様にも宜しくお伝えください。
山鯨 笹蟹さん
お久しぶりですね。
初めてお会いしてからちょうど一年経つんですね~。
あの時は本当にお世話になりありがとうございました。時々妻と思い出話をしていますよ。
香川もお茶が栽培されているんですね。規模を別にすれば全国どこでも作られているのでしょう。
お兄さんが遠州森のお茶を送ってくれるんですか。森町もお茶所で有名です。
やっぱり新茶は美味しいですよね。
はぶ茶のことは知りませんでした。
これからの時期は冷茶にして飲むのもいいですよね。
コロナ危機の緊急事態宣言は解除されつつあるも、首都圏はまだ予断を許しません。
こちらの町内放送(市の広報)では、まだ外出自粛のアナウンスが流れています。
ともあれ一日も早い終息を願うばかりです。
また再会したいですね。奥様にもよろしくお伝えください。
コメントありがとうございました。
新茶の季節ですね。我が家にも今月の連休明けに予約していた新茶が届きました。
すーさん同様、牧之原台のものかな?
私の母親は小さなお茶やの店主でした。なので私もお茶にはこだわりがあります。
私が好きな種類は「深蒸し茶」です。静岡だけでなく、濃厚な味の八女茶も時々
飲みますよ~。
朝起きて、すぐさまお湯を沸かして、お茶をいれます。至福の時です。
Roseさん
>私の母親は小さなお茶やの店主でした。
そうだったんですか~、それじゃお茶へのこだわりがありますよね。
お茶はコーヒーや紅茶と同じように嗜好品ですから、その人なりのこだわりというものがありますよね。
お茶の淹れ方ひとつで全く違う味になってしまう点でも意外と奥が深いと思います。
今回送られてきたお茶は「深蒸し茶」ですよ。やっぱり香りとコクがあります。
私は色がよく出て(濃緑)少し渋みのあるお茶が好きです。
朝起きて飲む一杯、”至福の時” ですよね(笑)
好きなお茶の話ができて良かったです。
コメントありがとうございました。
すーさん様
今晩は、こちらは晴れてよい気候になってきました。
もう少しすると梅雨入りだそうです。
PCを10に変えましたら、戸惑っております。
すーさんのブログをやっと見つけました。
移動したはずなんですけどね…
やはり新茶の季節ですよね。
わが家は県外の知り合いに、感謝を込めて新茶を送ります。
新茶用の茶器も用意して、毎年楽しんでおります。
こちらに越してきたころは、お茶畑が珍しくよく写真を撮りました。
6年も住むとお茶畑に慣れてしまい、存在が当たり前になってしまいました。
焼津、藤枝、島田は一人のコロナ感染者も出ませんでしたよ。
田舎だからでしょうか…
今日は総合病院に行ってきましたが、コロナの入院患者さんもなく安心しました。
きっとベットが空いているのでしょうね。
このままこの平和が続いてくれるといいのですがね。
気を引き締めて過ごしてまいりましょう!
匿名さん
大変お久しぶりです!
お元気でお過ごしだったでしょうか。
>焼津、藤枝、島田は一人のコロナ感染者も出ませんでした
本当に良かったです。
施設入居している母とは2月以降会っていません。施設からは面会を控えてほしい通知もあり、しばらくはそちら方面に行くことができません。
新茶の時期ですね!
もう6年が経ちましたか。早いものですね。
藤枝、島田周辺にお住まいの人にとって、全国各地への知り合いに特産品を送れるということは自慢できるものだと思います。
この時期になれば、新茶を通して送る人送られる人それぞれの想いが行きかうツールにもなると思います。
私の住む町川越には、特に有名な特産品はありません。
その点、静岡には誰にでも喜ばれるお茶があります。故郷を離れてみて改めて自分の出身地を自慢に思う気持ちになりました。
昨日、我が家の部屋の片づけをしていました。
この時、高校の時の同窓会名簿が出てきました。懐かしさのあまりしばらく手を止めてこの名簿に見入ってしまいました(笑)
同級生の懐かしい顔が思い浮かび、住所を見てみるとほとんどが島田、藤枝に集中していました。温暖で住みやすい所ということもあり、この土地を離れることもなく住み続けているんだな~と思いました。
川根に住む同級生たちは今でも製茶業に就いていました。
この名簿ひとつでお茶畑と大井川が浮かび上がり、新茶の香が漂ってくる思い出に浸ることができました。
懐かしいお便りありがとうございました。