お試し住宅で鮮度抜群の海鮮三昧
函館といえば、やっぱりイカだ~!
函館の夜景? まず真っ先に思い浮かべるのが函館山からの夜景ですよね。
ではもう一つ夜景は?
夏から秋にかけて、津軽海峡で真イカ漁がおこなわれる時の「いさり火」が有名です。
20年前、はじめて函館観光に来た時にイカ釣り体験をしました。
釣りは全くの素人で船頭さんに教えられながら手釣りをしたことがあります。この時は小雨降る中、波が高く船が大きく揺れたことで釣りよりも ”餌まき”(笑)に徹し、苦い経験をした思い出があります。
それでもなんとか8杯釣りましたが、同乗した他の釣り人はその10倍釣っていました。
そうなんです! その当時はイカが大量に獲れた時代だったんですね。
今では地球温暖化の影響?で水揚げ量は激減、イカに限らず他の魚介類も減り水産物全般において環境が変化してきているようです。
知内町のCOOPに食材を求めほぼ毎日のように買い物に行ってます。
水産売場では、鮮度の良い獲れたての函館産の生イカが販売されていました。
この日の価格は2杯398円で店員さんが安い方だと言っていました。翌日は2杯500円を超える値段でした。
そしてまた次の日は、今度は1杯300円を上回っていました。
地元北海道においてこの値段ですから、やはり需要と供給のバランスで高値で推移しているようです。
それでもやっぱりイカの本場函館に来たわけですから、イカ釣りしてみたいという思いはありました。
そして今回は、お試し住宅に遊びに来る友人とその家族を誘ってみました。
友人と友人の娘婿さんは二人とも釣りが趣味です。
「一緒にイカ釣りに行かない?」と言ったら、即「行く行く!」と簡単に釣れちゃいました(笑)
函館の住吉漁港から早朝6時、第18金龍丸に乗船して出航。
料金は一人6500円、約2時間のイカ釣り体験でした。
天気は良く無風で波も穏やかでした。立待岬を眺めながら冲に出て行きました。
函館山が遠くに望む沖合まで約15分くらい。津軽海峡のポイント地点まで来ていよいよ釣り開始です。
この日は周囲に10隻以上の釣り船が出ていました。
船頭さんから電動リールの使い方を教えてもらいました。
釣り素人の私はもちろん初めて手にするリールです。水深150mくらいまで錘を落とすため電動でないと釣れないそうです。
針は5本で疑似餌でした。
船の縁にある5本の筒は、糸を巻き上げて一本づつ疑似餌と針を収納するためのものだそうです。
針を絡ませないためのもので、次に糸をスムーズに落とすように出来ていました。
なるほど、初めての経験ですが分かりやすいですね。
最初に5本の針を落とした瞬間、船頭さんがもうかかったから巻き上げて!と。
ええ~、もうかかったの?
言われたとおりゆっくり巻き上げていくと、勢い良く海水をまき散らしながら揚がってきました。
なんと5本の針に3杯のイカがまとめてかかっていました。
え~、こんなに簡単に釣れるの?
と、思いましたが、この後はサッパリ釣れませんでした~(笑)
素人ですから針にかかった手ごたえがよく分かりません。
船頭さんは竿の穂先をみてすぐ分かるようです。「かかったから巻き上げてみたら」と言われて、慌てて巻き上げたとたん逃げられてしまいました。
巻き上げの速度が速かったようです。初めてですからこんなもんですね。
そんな中、友人はなんとサバを釣っちゃった!?
疑似餌でしかもイカ専用の針なのに、なんでサバが釣れるの?
船頭さんが言うには、サバの群れが通りかかってたまたま針に引っかかったそうです。
なるほど、よく見ると腹の辺りに針が引っかかっていました。それにしても幸運の獲物でした。
ということで、3人合わせてイカ10杯、サバ1尾でした。そう簡単にはいきませんね(笑)
この時期、寒さが一段と厳しくなる季節に入っていますが、このところ暖かい日が続き海上でも気温28℃くらい。
ライフジャケットを着ているので汗びっしょりになっていました。
この後、釣り好きの二人はイカ釣りに納得いかないのか函館港でまた糸を垂らしました。
函館山が良く見える函館湾の西埠頭。
もちろんそれぞれ自分専用の釣り竿を持参していました。私は釣りは苦手なので函館港と緑の島を散策。
この日は、お試し住宅に帰ってからも近くの磯でまた釣りをしてました(笑)
さて10杯のイカをどのようにして食べようかな~。まずはやっぱりイカ刺でしょう。
友人家族にはプロの調理人もいて簡単にさばいてくれました。
新鮮なイカはコリッコリッと歯ごたえがあり甘いですね~。
次にキモ焼きで~す。
ゲソやエンペラーと一緒にキモを入れてアルミホイルで包んで焼きました。
焼き上がったらキモを潰して混ぜるだけ。
新鮮なキモでなければ出来ない一品です!カニ味噌のような実に美味しい料理です。
イカのバター炒め。
サバもしめさばにして食べました。自分たちが釣った魚は何とも言えず美味でした!
カミサン達も大喜びでした。
友人が釣ってきたクロイソの刺身。
その他、COOPで買ってきたつぼ貝とホタテの刺身。
北海道の水産業全般が厳しいとはいっても、やはり魚介類豊富な土地ですから新鮮な食材は手に入りやすいです。
食堂や居酒屋で食すのもいいですが、手作りの海鮮料理ができるのも北海道お試し住宅の良さではないかと思います。
「2019北海道ステイandくるま旅」 つづく
写真で見る限り穏やかな波のうえ魚群探知機を積んでいるのに、うまく群れに当たらなかったの
でしょうかね?
私は土肥や清水港でイカ釣りを体験しましたが、その頃は電動リールが無く手巻きなので、途中
でバレない様に一定スピードで引き上げるのに苦労しました。でも群れにさへ当たれば入れ食い
でしたよ。
イカは生はもちろん、煮ても焼いても炒めても美味しいので重宝しますが、せっかくイカ釣りに
行くなら、沖付けもあるので挑戦したいですね。
沖付け用のクーラーボックスに自分好みのタレを入れておき、釣りたてを放り込んでおくだけで
すよ。
さて次は何があるのかな? 期待してま~す!
Rockyさん
>イカは生はもちろん、煮ても焼いても炒めても美味しいので重宝
そうなんですよね~。
実は森町の名物「いかめし」を食べて美味しかったんで、COOPで生イカを買って作りました。
本来もち米で作るようなんですが、お試し住宅生活なんでお米で作りました。
ネットのレシピで作ったんですが、米がちゃんと煮込めず失敗しました(笑)
イカはうまく味付けされて美味しかったんですが。
次に、炊いたご飯を入れて作ったところ美味しく出来ました。
こうした調理もステイならではの楽しみ方ですね。
冲付けもいいですね~。
今度機会があったら試してみたいと思います。
さて次は、何があるんでしょうか?(笑)