高知観光
やっぱり坂本龍馬か!
くるま旅をしているといろいろなトラブルがあります。
昨年の北海道旅では、フェリーで苫小牧に着いた時、車の室内用バッテリーが焼けてしまったり、九州の旅では普賢岳に行った時にカメラを落として液晶ファインダーにヒビが入ったりしました。
そして今回、鳴門の民宿に一泊した時、カメラを忘れたことでした。
途中気が付きましたが、すでに祖谷峡付近まで来ていたことから剣山登頂の後につるぎ町に出て高速道路を使って鳴門まで引き返しました。
その後、徳島から高速道路をひたすら走り、その日予定していた高知にたどり着きました。
くるま旅に限らず旅に出ると思ってもみなかったことが起きるものです。しかし、こうした事態も非日常生活の中で起きることですからある程度想定内として余裕を持ってないとストレスが貯まりますね(笑)
今回の四国旅は、鳴門の民宿以外すべて車中泊です。
車中泊は主に道の駅で、現在四国には87ケ所の道の駅があるそうです。
道の駅は一般的に郊外にあるのが普通です。
高知の市街地やその周辺には、やはり道の駅はありません。高知市内には主要な観光地があるため、できるだけ繁華街に近い場所に車中泊できれば便利です。
そこで今回の高知の宿(車中泊場所)は、天神橋駐車場にしました。
この駐車場は、車中泊公認で市内中心地から徒歩10分ほどの所にあるため便利でした。但し、一般の駐車場に比べ24時間2500円とお高めです。24時間以内であれば出し入れ自由ですから善しとしましょう。
この駐車場には2泊お世話になり高知観光しました。
高知市内には路面電車が走っています。市街地内であれば200円で乗車できました。
坂本龍馬生誕の地 龍馬の生まれたまち記念館
以前、司馬遼太郎の小説「龍馬がゆく」を読んだことがあります。
わずか33歳でこの世を去りましたが、江戸遊学した17歳からたった16年の間に土佐から江戸、京都、長崎、長州(山口)、薩摩(鹿児島)などを行き来して亀山社中を結成したり、薩長同盟の成立に奮闘して倒幕および明治維新に関与したことを考えれば、あの時代とてつもない人だったと思うばかりです。
今なお生まれ故郷の高知をはじめ全国誰でもが知っている偉人なのでしょう。
そういうことから高知観光の目玉はやはり坂本龍馬一色といっても過言ではないと思いました。
市内から車で30分ほどの所にある桂浜にも行ってみました。
あいにくの天気でしたが、GW期間ということもあってか観光客でごった返していました。
龍馬人気を改めて実感した一日でした。
高知城
高知城は市内中心部にありました。
こちらもGW期間のため多くの観光客が訪れていました。
このお城は豊臣秀吉の時代、山内一豊が築城し24万石の城主となったお城です。
NHK大河ドラマの「功名が辻」を観ただけの知識しかありません。この物語は、一豊が立身出世していく影に妻千代の内助の功があったことを中心に描かれていました。
高知城大手門と山内一豊像
さあっ大手門から入ろうとした時、その周囲にはピンクの立台ボンボリがずらり! えっなんで?
このボンボリは天守閣下までずっと続いていました。ボンボリにはスポンサーの名前入りでした。
個人的な感想ですが、こうした派手なボンボリはせっかく威厳と風格、そして歴史を感じさせるお城には不似合いだと思います。
こういうのを「つや消し」と言うんでしょうか。
今まで全国のお城を見てきましたが、たいへん珍しい光景でした。
装飾として「家紋入りの旗指物」くらいだったらまだいいのでは。
一豊のために買った名馬と一緒に立つ千代の像
天守閣からの高知市内
はりまや橋交差点 はりまや橋
へ~、これが有名なはりまや橋なんですね。
高知城のすぐ隣にある「ひろめ市場」
約60店舗の飲食店や特産品などを扱う屋内マーケットです。歩けないくらいの観光客で賑わっていました。
このひろめ市場で食した特産物も含め、高知市内2日間で食べ歩きしたグルメ情報を次回ブログでアップしていきたいと思います。
「四国くるま旅」 つづく