コーヒー豆 (2)

茨城の「サザコーヒー」

コーヒーが花や果実の香り!?

 

コーヒーは嗜好品ですから好きな方、嫌いな方など様々だと思います。
緑茶や紅茶などでもそうですが、こうした飲み物は嗜好・習慣性があるので、好きであれば多少の費用がかかってでも飲み続けていくものではないでしょか。

昔は純喫茶、今ではカフェと言われるように誰でもが気軽にお茶できる時代になりました。
街中に限らず田舎においても古民家カフェというように趣向を凝らしたお店が続々と出店しています。
私たち夫婦も全国くるま旅に出かけた時、ちょっとおしゃれなカフェがあればコーヒーで一休みという機会があります。
又、旅に出た時にコーヒーが美味しいお店の情報を入手して立ち寄ってみたりしたこともありました。

 

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2018年4月九州くるま旅 福岡県大野城市の「豆香洞コーヒー」に立ち寄り。
ブログ「九州くるま旅(16)」
コーヒー焙煎で世界チャンピオンになった後藤直紀さんが経営するカフェ。

 

私の場合は、もう何十年も前からコーヒー党なので習慣として生活の一部になっています。
特に退職後は時間にゆとりができたことで、豆から挽いて入れるようになってきました。1日2~3杯といったところでしょうか。
2年前、このブログでもご紹介したことがありますが、今利用しているコーヒー豆は静岡県の藤枝市にある「中山コーヒー店」の豆を使っています。
多くのコーヒー豆を試してきた結果、今では最も自分好みのこの中山コーヒーに落ち着いています。

 

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「中山コーヒー」 現在各種ブレンドは100g500円

 

 

豆の名前が「ゲイシャ」?

 

先日テレビ番組の「カンブリア宮殿」で茨城のサザコーヒー店の放映がありました。
サザコーヒー? はじめて聞く名前です。
普段愛飲しているコーヒーのことですから興味がありました。

 

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”地方発奇蹟のコーヒー店” というタイトルで地元の人たちから支持され、その秘密を探るという番組でした。
コロンビアに独自のサザ農園を所有し、コーヒー栽培から始めて自家焙煎でお客様に提供しているとのことでした。
ここまで徹底しているお店としては全国でも珍しいのではないでしょうか。

 

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番組の中で「ゲイシャ」という名前のコーヒー豆が紹介されました。
ゲイシャ? あの日本の芸者と関係するの? と思いきや、
エチオピアに「ゲイシャ」という村があって、その名前からとったと言われているそうです。
へ~面白い名前ですね。

 

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このゲイシャコーヒーが一杯3000円!?
とても考えられない値段ですね。いったいどんな味がするんでしょうか?
コーヒー好きミーハーオヤジとしては興味をそそられます(笑)

品種ゲイシャ(パナマ・ゲイシャ)
「エチオピアのゲイシャ村」に植わっていたコーヒーの品種。
オリジナルがエチオピアで、モカコーヒーの部類のひとつ。「ゲイシャ」は特別に強い香りと味が特徴で、発見された場所がパナマであるために品種名を「パナマ・ゲイシャ」と呼ばれている。
現在はあらゆるコーヒー生産国で植えられている。
サザコーヒーHPより

このパナマ・ゲイシャのコーヒー豆が、サザコーヒー店で100gなんと35000円で販売!?
とても手が出ない価格ですよね~、驚きです。
調べたところこのゲイシャコーヒーには、いくつかの種類(産地、ブレンドなど)があるようです。
その中に「サザ農園ゲイシャ」という豆があり、価格は200g3300円でした。
それでも普段使っている豆の3倍強ですから高いです。しかし、一度は飲んでみたいという思いから購入してみました。

 

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サザコーヒー店は、関東地方の主要都市にも出店し、埼玉では大宮にありました。
ちょうどカミサンが大宮方面に出かけるということで買ってきてもらいました。

購入したのは、「サザスペシャルブレンド」(200g1200円)と「サザ農園ゲイシャ」の2種類です。
ブレンドはスッキリとした味わいで雑味はありませんでした。コーヒーが苦手な人でも飲めるのではないかと思います。

 

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「サザ農園ゲイシャ」

今まで飲んでいたコーヒーのイメージが変わる味ではないでしょうか。
柑橘系の香り? 花や果実の香り? が漂ってくるようなコーヒーでした。こちらもコーヒーが苦手な人にとってはかなり親しまれそうな味ではないかと。
逆に本来のコーヒーの香りが好きな人にとっては物足りなさを感じるのではないかと思いました。

コーヒー、紅茶、緑茶などの飲み物は嗜好品です。
コーヒーの中でも様々な種類があり、香りや味も異なっています。
個人の嗜好に合う合わないものがありますから、価格ウンヌンというよりも自分に合ったものが一番なんでしょう。
こうした嗜好品というのは理屈ではないんですね。

 

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全国くるま旅に出かけた時、地方にはこんな美味しいものがあるんだ!とビックリさせるようなお店が数多くありました。
番組の中で、
「地方にはものすごく魅力ある。これを掘り起こせばいい」「気づいてない人が多いだけで、すべての都道府県にあるかもしれない」
というコメントがありました。
私も確かにそうだなと思うところがありました。

 

番組の最後に、「生産性と美味は反比例する」というコメントもありました。
いつも利用している「中山コーヒー」では一粒一粒豆を厳選し、不良の豆を排除していく作業もあると聞いています。
又、前述した大野城市の「豆香洞コーヒー」でも同じようなことが行われていると放映されていました。
手間暇かけて作られたものは、コーヒーに限らずどの世界においても同様なことが言えるのではないでしょうか。

これからも美味しいコーヒーを飲み見続けていきたいですし、地方に出かけた時には旨いコーヒーに出会えることを楽しみにしています。

2 thoughts on “コーヒー豆 (2)

  1. すーさん
    このコーヒーは、地味に布教活動して今がある。
    タダで飲ませ、割引で飲ませ

    これが普通よりも高額でも納得ですよね。

    すーさんのお気に入りのB級グルメ(一般庶民の味方(;^ω^))が
    二倍になっても応援して欲しいね。
    安ければ正義って違うよ。

    後継者がイナイ時点で、価格帯が間違ってる。
    リタイア親父のお気に入りとか
    リーマン親父の味方
    そんな下らねー!建前でで
    で、誠実な商売してる人が廃業は嫌だ。

    1. ヒロさん

      このサザコーヒーは、ヒロさんがおっしゃるように無料でコーヒーを試飲してもらい、その美味しさを知ってもらうための地道な努力があったそうですね。
      中山コーヒー店も昔から地元の愛飲者から支持があり、美味しい豆を販売してくれています。
      ただ安ければというものではなく、手間暇かけて作られたものには、それだけの価値があると思います。
      そうした ”仕事人” が作ったものにはこれからも応援していきたいと思います。

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