食べ歩きシリーズ

黒と緑の麻婆豆腐？！

先日、友人からジャズライブのお誘いを受けました。
このライブは今年３月、友人の知り合い（高校時代の女性先輩）が、ジャズボーカリストとして年２回ライブコンサートを開催しているということで行ったことがあります。
そして今回、今年２回目のライブがあるからまた奥さんと一緒にどうですか？とのお誘いでした。

ジャズライブは、水道橋で夜の開催です。
せっかく都内に出かける機会だから、ついでに食べ歩きしてみようということで、今回は荒川区の三河島に立ち寄ってみました。
この辺りは谷根千が近いということもあり、東京下町の風情が残っている町でもあります。

そんな三河島にTV番組の「孤独のグルメ」で紹介された麻婆豆腐専門店の「眞実一路」（しんじついちろ）というお店があります。
特徴は、
辛さが５段階あるこの店の麻婆豆腐は、通常の赤だけでなく、白、黒、緑、燻製があり麻婆以外のメニューも豊富とのこと。
一般的に中華料理店では麻婆豆腐は定番メニューです。
そんな庶民に親しまれているメニューだからこそお店によっての味は幅広く、何か新しい発見があるのではないかと思います。

以前、横浜中華街の麻婆豆腐で有名な四川料理店「景徳鎮」に行ったことがあります。
店内で食事されているお客さんのほとんどが麻婆豆腐を注文していました。
そんな噂の麻婆豆腐を一口、二口と食べたところ、あまりの辛さにビックリでした。食べている間も舌はピリピリ痺れています。辛さのあまり味が分からないくらいでした。
半分以上残して店を後にしましたが、皆さんよく食べているな～と感心したほどでした（笑）

そんな苦い、辛い？思い出もあって、今回のお店はどうなんだろか？　そんな思いを抱きながら暖簾をくぐってみました。

山手線日暮里駅から常磐線で一つ目「三河島駅」で下車。初めて降りる駅です。
駅から徒歩３分の路地裏に目指すお店がありました。

開店１１時前に着きましたが、案の定開店前から並ぶお客さんの列がありました。
１、２、３人・・・、う～ん１２人ほど並んでいるな～。一巡目でお店に入れるかどうか微妙です。
「孤独のグルメ」で放映後人気が高まっているようです。これも想定内なので並ぶことには慣れています（笑）

開店後、店内は並んでいたお客さん（17～18人位？）全員がテーブルにつくことができました。
ランチメニューは、一品料理はなくすべて各種麻婆豆腐のセット（ライスとザーサイ）でした。

種類は５つあります。
赤（五味一体）、黒、白、緑、燻製です。定番メニューは赤（800円）ですが、ここはちょっと珍しい麻婆豆腐を試してみようということで、黒と緑を注文しました。

黒。1000円　　　　　　　　　　　　　　　　緑。1150円

黒は、いかにも濃厚そうで今まで見たこともない色ですね～。何かインパクトがありそうで辛そうな一品のようです。
ピリリと辛みがありますが、意外と食べやすかったです。後で聞いたところ３辛だそうです（辛さは５段階）
この濃い色は、中国たまりと醤油をベースにしているそうです。プルンとした豆腐の食感がいいですね～。
ご飯にかけて食べると食が進みます。

緑は、野菜ペーストがスープに入っているとのこと。
黒に比べマイルドな味わいで食べやすさがありました。カミサンはこちらの方が気に入ったようです。
二人で行ったので二品頼んでそれぞれ味わうことができました。

ライスとザーサイはもちろんおかわりしちゃいました。