かつては秋の風物詩
町内運動会に参加!
10月に入り涼しくなってきた毎日ですね。
昔はこの時期になれば各地、各小中学校で運動会が盛んに開催されていました。
このブログに訪れるシニアの方々は、子どもの頃に町内の運動会に参加された思い出があると思います。
まさに昭和の時代、早朝の花火の合図を待って、家族みんなでむしろとお弁当を持って出かけた思い出があるのではないでしょうか。
余談ですが、この頃のおにぎりは焼き海苔を巻いて梅干しだけでした。ちなみに西日本エリアのおにぎりは味付け海苔でしたでしょうか(笑)
社会人になっても会社主催の運動会があり、当時はまだ会社の恒例行事になっていました。
今ではほとんどの企業がこうした運動会を取りやめていますが。
運動会は小中学校においても秋の開催がほとんどでしたが、今では春開催が7割近くになっているそうです。
その理由の背景には、修学旅行や遠足などの行事が他校と重ならないようにしているようです。
子どもが小学生の時、何度か見学を兼ねて応援に行ったことがあります。
昔は、家族とお昼のお弁当をビニールシートの上で一緒に食べましたが、今では全校生徒教室で給食のスタイルになっています。
時代が変わればいろいろな諸事情もあって変化してきていますね。
1964年東京オリンピックが開催されました。
当時私は小学2年生でした。
10月10日(体育の日)開会式だったため2学期が始まって学校に通っていました。
道徳の時間は、教室に一台あった小さなテレビで観戦した思い出があります。
2020年東京オリンピックは夏の時期に行われる予定です。(開会式7月24日~)
真夏の暑い時期に開催されるのはどうかなのか?と思います。
猛暑による選手の体調や記録など心配です。又、観客や運営する方々の熱中症などの体調管理も気になります。
なぜこの時期に開催するのか? ちょっと調べたところ、
国際オリンピック委員会(IOC)は、開催時期を7月15日~8月31日までの間に設定することを決定しており、招致段階で東京がその前提で立候補したようです。
この時期に開催する理由として、テレビ放映の収入確保のためだそうです。特に夏場は欧米のメジャースポーツシーズンと重ならないためだそうです。
オリンピック関連サイトより
こうした商業上の理由が夏季開催になっているようです。
オリンピック開催には莫大な資金が必要であることは理解できますが、時期については何とかならないかと思うのは、多くの人が感じているのではないでしょうか。
10月7日(日)秋晴れの中、地区自治会対抗の運動会が、中学校グランドで開催されました。
先月、自治会の班長さんから、「運動会に出てください」と頼まれました。
まだ子どもが小さかった頃、何度か参加したことがありましたが、仕事(日曜出勤)も忙しくなりだんだんと疎遠になっていました。
今では班の住人は70歳前後の人たちがほとんどとなり、唯一若い?部類に入るのは私だけのようです(笑)
退職したオヤジですから毎日が日曜日です。
それじゃっていうことで班を代表して参加することになりました。
グランドの周囲には各自治会のテントが設営され、多くの市民が参加していました。
私が出場した競技は「玉送り競争」でした。
バレーボールを後ろに送りながら、最後の人が先頭に走って繰り返す競技でした。
参加人数は各チーム10人ですから、それなりの時間がかかる競争です。
この競技だけで参加チームは15チーム。なんと150人の競技になりますから大規模な運動会ですよね。
5チームづつの競技で結果はビリでした(笑)
参加賞はテッシュペーパー1箱でした。
お昼は参加された皆さんと一緒にお弁当。
中には「オヤジの会」を結成して、各自治会以外に一つのチームとして参加するオヤジ軍団もありました(笑)
久しぶりに参加しましたが、老若男女問わず楽しいひとときを過ごすことができました。
こうした運動会も様々な諸事情に伴い、よく続いているな~と思います。
同じ町内(自治会)といっても顔見知りの人はほとんどいません。
全く知らない初対面同士であっても、競技をとおして応援したりすることに一体感を感じました。
このような大規模な地域コミュニケーションの場は、今ではなかなかありません。
しかし、歴史あるこの運動会も今年が最後と聞いてビックリしました。
時代の流れはこうしたところにも押し寄せているんですね。