シーズンステイ51日間の費用は?
走行距離4965Km、旅費60万円!
今年も北海道ロングステイの旅は終わりました。
昨年と同様に「北海道ちょっと暮らし」のお試し住宅を利用しての ”ステイ+くるま旅” でした。
旅には様々なスタイルがあります。
その中で51日間という期間は、一般的な旅と比べかなり長いと思います。
しかし、「滞在型」の旅行ともなれば国内、海外問わずこのような長期の旅になるのではないでしょうか。
今回の旅の費用は60万円でした。
この金額が高いか安いかという話は、あまり意味がないですよね。
人それぞれ旅のスタイルがあり考え方があるわけで、旅に対する価値観が違いますから。
費用の高低の話は別として、長期間の旅で費目ごとにどの位かかるか明らかにしてみました。
これから北海道旅行、ロングステイ、くるま旅を考えている方にとって少しでも参考になればと思います。
くるま旅のルート 走行距離4965Km ピンクの線(緑は昨年のルート)
今年は、北海道の日本百名山残り5座を登頂する目的もあったので、広い範囲にわたっての移動になりました。
旅費の明細
旅費総計600千円の内訳。カッコ内は昨年50日間530千円の内訳。
■交通費 199千円 (174千円)
■住居費 112千円 (107千円)
■食 費 82千円 ( 97千円)
■外食費 95千円 (107千円)
■その他 113千円 ( 47千円)
交通費
旅費の中で最も比率の高い費目が交通費です。
くるま旅問わず国内、海外含め交通費の割合は高いですね。
今までのくるま旅でも今回と同様3割を占めていました。旅費の目安になるかもしれません。
主な内訳:フェリー往復 91千円。 ガソリン代 89千円。
商船三井フェリー 大洗港~苫小牧
フェリー料金は、期間、部屋のグレード、車両の大きさによって金額が異なります。
今回の旅では、往路A期間、復路C期間でした。
C期間は、GWや夏休み期間のため割高になりました。
今回の旅では、ガソリンスタンド「ホクレン」のポイントカードを作りました。
北海道に長期滞在、田舎道を走ることから料金に還元できるポイントを貯めることにしました。
「ホクレン」のスタンドは、主に農業地帯や山間部などに多くあります。逆に都市部にはほとんどないということから、私たちのくるま旅スタイルにとって便利でした。
ガソリン582L、燃費8.5/Lでした。通常8.0/Lですから、信号機のない北海道では、若干燃費は良くなりました。
住居費
清里町でのお試し住宅費用がほとんどです。
北海道で利用できる平均的なお試し住宅費に比べ、今回の清里町は若干高かったです。
清里町住宅費用:4週間92千円
※2週間単位契約:住居費30千円、水光熱費15千円、布団6千円(2人分)
お試し住宅は、周りが農地に囲まれた田園地帯の一軒家でした。
間取りは、2階建て7LDKなので私たち夫婦二人では広すぎます(笑)
敷地内にはオーナーさんが営むベリー農園とカフェがありました。
オーナーさんご夫妻とはほぼ毎日顔を合わせ、カフェでのおしゃべりや石窯を借りてピザづくりもしました。
目の前には、裾野の広げる雄大な斜里岳を毎日眺めて過ごしました。
食費
お試し住宅暮らしでは、ほぼ毎日自炊しました。
キッチン用品が全て揃っているので、自分たちで用意する物は食材と一部調味料程度でした。
食材は地元スーパーや鮮魚店で買い物しました。
オホーツク海に近い町なので特に海産物は新鮮で安かったです。
この日は埼玉から友人を招き「手巻き寿司」でした。
旅先でも家財道具が全て揃った住宅暮らしならではの食卓を囲むことができます。
外食費
旅先では、できるだけその土地ならではのグルメを食したことでそれなりの出費がありました。
又、くるま旅は車内での調理もありますが、ほぼ外食が中心になってきます。
尾岱沼 北海しまえび丼 釧路 岸壁炉端焼き
旭川ラーメン 富良野 グリーンカレー
その他雑費
くるま旅では必ず必要経費として発生するのが、入浴料とコインランドリーです。
お試し住宅暮らしでは発生しませんが、ある程度長期間の旅ではかかる費用です。
入浴は、日帰り入浴施設や温泉を利用します。1回500円前後の料金です。
コインランドリーは、洗濯乾燥合わせて1回1000円前後です。こちらも各町にあるのでそれほど探す苦労はありません。
その他、観光地や博物館などでの入場料、お土産などがあります。
日帰り入浴 湯の沢温泉500円 知床遊覧船 3300円
網走刑務所 1150円 最後の赤いはっぴ姿が私です(笑)
夕張炭鉱博物館 1080円
今年の夏は全国各地で猛暑に見舞われています。
そんな中、北海道も暑いとはいっても日中だけで朝晩は涼しいです。なんといっても湿度が低いためカラッとした気候です。
昨年と今年長期滞在を経験する中、避暑地としてはもってこいの場所ではないかと思いました。
暑がりのカミサンは、「来年も北海道で決まりだね」と帰る前からすでに決めているようです。
”シーズンステイ” という言葉をよく耳にします。
自分たちの好きな季節に好きな場所にでかけて過ごす長期滞在型の移住スタイルです。
今回の旅では、避暑に限らず季節を変えていろいろな体験をすることも面白いのかなと思いました。
これからもくるま旅を続け、全国各地に足を運ぼうと思っています。
一方、くるまで点と線を結んで移動するだけの旅から滞在型の旅スタイルも新たに見えてきたような気がします。
「2018北海道ロングステイ」 おわり
北海道ロングステイの旅 お疲れ様でした。
長く暑い夏が続いている中 涼しい北海道で シーズンステイされているに 私は憧れを感じまし
た。すーさんからの北海道各地の様子を楽しみにしておりました。
「自分たちの好きな季節に好きな場所にでかけて過ごす長期滞在型の移住スタイルです。」
理想的な生活スタイルですね。
私もこれが出来るようになりたいです。
山鯨笹蟹さん
いや~、暑い夏が続いていますね。
読者の皆さんに涼しい北海道の様子を伝え、少しでもスッキリした気分を味わってもらえばと思っていました。
私は暑さには強い方で、カッと日差しの強い夏が好きなんですが、カミサンが大の苦手なんです。
そんなことで、どうしても旅の方向が北に向いちゃうんです(笑)
来年もすでに道南ステイのプランを立て始めました。
山鯨さんも機会があればぜひ北海道の涼しい夏を体験してください。お勧めします。
すーさん、人生を楽しんでいらっしゃるようで何よりです。
登山、美味しいもの、ローカルの方たちとの触れ合い。こちらまでたくさんの力をいただきまし
た。
ありがとうございました。
私の同僚さんが7月末にスリランカに赴任しました。すーさんの娘さんのことを
伝えるつもりです。任期は一年間です。
Roseさん
コメントありがとうございます。
山仲間たちと登山に行っていたので返信が遅れてしまいました。
申し訳ございませんでした。
私たち夫婦のくるま旅や登山が、読者の皆さんに少しでもお役に立てたり、参考にされていただければ嬉しいかぎりです。
こちらこそ、いつもブログに訪問いただきありがとうございます。
Roseさんの同僚の方がスリランカに赴任されたんですか。
娘のことを話していただきありがとうございます。
何らかのかたちでうまくコミュニケーションができればいいですね。