ぶらり街歩きシリーズ
足袋の町「陸王」のロケ地めぐり
現在私の義父(97歳)は、行田市のサービス付き高齢者住宅(サ高住)に入居しています。
昨年5月に入居以降、今では月一回の頻度で義父の施設を訪れ一緒に食事をしたり、お茶しながら語り合ったりしています。
入居後は一人暮らしだった頃と比べ生活レベルは格段に上がり、他の入居者や介護士、職員の方々とのコミュニケーションも深まり精神的、肉体的にも落ち着いた日々を過ごしています。
そんな義父が暮らす行田市は、現在TBSドラマの日曜劇場「陸王」の町として話題になっています。
行田市は昔から足袋の町として栄えてきました。
つい最近では、和田竜著の小説「のぼうの城」(2012年映画化)で ”忍城” (おしじょう)が有名になりました。
その他にも「さきたま古墳」「古代蓮」「田んぼアート」などもあって見どころがたくさんある町です。
そんなことから以前より何度か訪れていた町でもありました。
ドラマ「陸王」を観るたびに、テレビ画面に映し出される映像をみながら
「あれ?あの場所知ってる」「水城公園じゃない?」「忍城が写ってる!」
「工場のロケ地って市内のどこかな~」「あの喫茶店は?」・・・。
な~んて言いながらカミサンと一緒に騒いでいました。
そして今回、義父に会いに行った帰りに行田のロケ地めぐりをしてきました。
「こはぜ屋」の舞台になっている工場です。
ドラマの宮沢家(役所広司ほか)の人たちが出入りするシーンが何度かありました。
実際は「イサミスクール工場」として稼働していました。
もちろん敷地内には入れませんので外から写真を撮りました。
ドラマを観て見学に来ていた観光客も何人かいましたね。
この建物は、現存する行田で最も古い大規模足袋工場だそうです。
大正6年建設のノコギリ屋根を持つ木造洋風工場と書かれていました。
現在は被服工場として使われているようです。
「こはぜ屋」の工場は、この行田八幡神社(写真)の裏手にあります。
路地裏にあり分かりにくいので、もし訪れるようでしたらこの神社が目印です。
観光客? 陸王ロケ地巡りツアー? と思われる人たちがいました(笑)
行田市商工会議所に行ってみました。
1階にある観光情報館では、行田市のお土産物がたくさんありました。
もちろん目指すは「陸王」関連グッズです!
陸王のTシャツ。なかなかいいじゃないか~。
Tシャツとキーホルダー買っちゃいました(笑)
「陸王」のモデルになったと言われている「きねや無敵」のランニングシューズ。
この商品を開発したのが行田市内にある「きねや足袋株式会社」です。
この会社が「こはぜ屋」のモデルになったそうです。
先日のTV番組の「ガイアの夜明」でも紹介されていましたね。
試しにはかせていただきました。もの凄く軽いですね~、驚きでした!
水城公園
こはぜ屋社長の宮沢(役所広司)がジョギングしたり、試作品を使って走るシーンがありました。
忍城(おしじょう)
この城のそばを歩くシーンも何度か出てきましたね。
のぼうの城で一躍有名になったお城でもあります。
カフェコロラド
宮沢(役所広司)と坂本(風間俊介)が話をしていたシーンがこの喫茶店でした。
お店の店員さんが、なんと陸王のモデルになった「きねや」の足袋シューズ「無敵:MUTEKI」を履いていました。
思わず写真を撮らせていただきました。
ドラマでの「ダイワ食品陸上部」のホームグラウンドになっている鴻巣市立陸上競技場。
茂木裕人(竹内涼真)が走るシーンが何度も出てきましたね。
この競技場は、行田市の隣にある鴻巣市です。行田市街地から車で20分ほどの所にあります。
なんと!まだ「ダイワ食品」の看板が掲示されていました? へ~(笑)
「ふくさや」の十万石饅頭(ふくさや行田本店)
今まで何度も食べている大好きな十万石饅頭を買いに「ふくさや」を訪れました。
今回来店の目的は、「陸王」の焼印入り饅頭です!
え~~!! 完売なの~、品切れなの~(涙)
「陸王」人気で売り切れちゃいました!
店員さんに聞いてみたら、熊谷のお店にまだあるとのこと。すぐに予約を入れて熊谷に向かいました。
「ふくさや熊谷肥塚店」に直行しました。
陸王焼印入り十万石饅頭をゲット!
ということで今回は「陸王」の町、行田市を巡り歩いてみました。
過去にも何度か訪れている町でしたが、「陸王」というテーマで街歩きしてみると、またちがった風景がありました。
陸王に関連するロケ地は、市役所を中心にコンパクトなエリアの中にあるので巡りやすいです。
又、近くには「さきたま古墳」「古代蓮の里」などの観光地もありますから、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
お勧めしますよ。