紀伊半島くるま旅 編集後記

私たちのくるま旅スタイル

 

現在、道の駅は全国で1093駅あるそうです。
今回の旅で立ち寄った道の駅は14駅、内7駅で車中泊しました。
日本RV協会のアンケート調査では、車中泊に利用する場所として道の駅を選択する割合が85%に達しています。                              この数値からも分かるように、道の駅はくるま旅する方にとってはたいへん便利な宿泊地だということがうかがえます。                            伊勢志摩~南紀白浜までの海岸線沿いの道路には、10ケ所以上の道の駅がありました。
海を見ながら、新鮮な海の幸を食しながら休憩、車中泊ができます。

 

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道の駅 イノブータンすさみ        道の駅 志原海岸

どちらの道の駅も海岸線に沿ってあるので見晴らしが良かったです。

現在、日帰り入浴施設は全国で7800軒以上、又、宿泊施設(ホテル、旅館など)での日帰り入浴は2万軒を超えるそうです。                        くるま旅は車中泊ですから、旅先の日帰り入浴施設を利用することになりますが、全国でこれだけの数の施設があるので入浴には事欠きません。
今回の旅でも日帰り入浴施設5ケ所、ホテル旅館2ケ所利用しました。
ほぼ毎日のことですから、入浴セットはいつも常備してあります。ハンガーなども用意しておけば濡れたタオルを乾かすのに便利です。

 

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タオル、石鹸シャンプー、着替えなどすぐに持ち出せるように入浴セットを用意してあります。入浴施設によっては、ボディソープやシャンプーリンスがない所もあります。
特に女性の場合は、お気に入りのマイソープ、マイシャンプー・コンディショナーがあるようですから、こうしたセットは必須アイテムですね。

 

現在、コンビニエンスストアは全国で5万店以上あります。
どこに行っても必ずあり、時間(24時間)も気にすることなく利用できます。
又、スーパーマーケットは全国で2万店以上あります。
現役時代、小売業に携わっていたのでそれなりに詳しいです(笑)
長期のくるま旅の場合、特に食料品の調達が必要になってきます。
食事は毎日のことですから、田舎町に行っていざ食堂やレストランを探してもなかなか思うような食事処を見つけることができません。
更に毎日が外食ですと飽きてきたり、出費もかさみます
こうした時に地元スーパーを利用するのが便利だと思います。今回の旅でもよく利用させていただきました。                                      ランチは基本的に地方グルメ(外食)を食し、スーパーでは翌日の朝食材料を購入、そして同時に夕食も地元の珍しい食材を探して車内で食べたりしました。
スーパーの利点は、価格が安い(コンビニは定価のため高い)ことはもちろんですが、なんといってもその土地ならではの食材が気軽に手に入ることです。
特に調理を必要としない惣菜や鮮魚(お刺身など)、出来立てパンなどです。
私たちはお酒は飲みませんが、お酒が好きな方はこうした地元のお惣菜や新鮮なお刺身を肴に車内で一杯ということが出来るのではないでしょうか。
毎日居酒屋ですとそれなりの経費がかかりますからね。

食材や飲み物などを保存しておくためには冷蔵庫が必須です。又、お土産で要冷蔵商品の保存は、長期旅行している時たいへん便利です。
私たちの車には冷蔵庫が設置されていますが、普通乗用車の場合では大きめの保冷BOXがあれば十分だと思います。

 

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走行距離1690Km、ガソリン200L

 

くるま旅の経費では、やはりガソリン代が気になります。
一般の旅行でも公共交通機関(電車、バスなど)、旅客機などの交通費がかかりますから、旅にはこうした足代はつきものです。                       今回の旅では、走行距離1690Km、ガソリン200L使いました。燃費はリッター当たり8.5kmですからあまり良くありません。                        今回の旅で目についたのは、ハイブリッド車でくるま旅をされている方が意外と多かったでことでした。                                   リッター当たりの平均単価115円とした場合、200Lで23000円の経費でした。
これがハイブリッド車であれば、仮に20Km/L走行の場合は同じ距離でも85L程度で済み、ガソリン代も1万円を切ることになります。
更に電気自動車の場合、同じ1690km走行した時の電気料金は約2500円くらいのようです。(友人が所有している電気自動車で試算した場合です)
よく言われる電気自動車のデメリットは、充電時間の長さとインフラの未整備です。
先を急がないでゆっくりくるま旅するわけですから、充電時間はあまり気にならないかもしれません。又、インフラの整備状況については、今回の旅でもわかりましたが、ほとんどの道の駅には常設されていました。                         仮に有料高速道路を使わずくるま旅した場合、なんと交通費が2500円で済むわけですから夢のような話ですね。                               その分美味しい食事ができるかな?

ということで、今回9日間のくるま旅の総経費は11万6千円でした。
1日当たり12800円の計算になり、今までのロングくるま旅とほぼ同額の経費でした。                                        一般的なくるま旅の1日当たりの経費と比べ、ほぼ平均的な金額のようでした。
※日本RV協会の調査比較から

このくるま旅の経費は、一般の旅行と比較してかなり安いとは思いますが、車にかかる税金、メンテナンス代、保険料、駐車場などの諸経費を考えれば一概に言えるものではないと思います。                                    キャンピングカーなどの特殊車両の場合、年間の保険料は普通乗用車に比べ各段に高いものです。                                      あくまでも自分たちの旅のスタイルに合わせた旅行が一番いいのではないかと思います。

これからくるま旅を計画している方々にとって少しでも参考になればと思います。

 

「紀伊半島くるま旅」 おわり

2 thoughts on “紀伊半島くるま旅 編集後記

  1. まずは無事のお帰りお疲れ様でした。

    「無事これ名馬なり」と言うように、どんなに楽しい旅の思い出よりも、無事に自宅に帰
    るのが一番ですよね。それにはすーさんのキャンピングカーがベストだと思います。水回
    りを省いて旅の疲れを残さない寝室に特化した車内には感心します。
    くるま旅は当然のことながら毎日運転しなければならないので、翌日に疲れを残さないこ
    とが一番ですよね。それに予定があっても、いつでも変更を可能に出来るのもキャンピン
    グカーの強みで、ホテルとは違うでしょう。

    そしてくるま旅に重宝するのが澤藤電機の冷凍冷蔵庫でしょう。私はステップワゴンです
    が、同じ冷凍冷蔵庫を30年近く愛用しています。

    また経費についてもまぁまぁじゃないですか。
    確かにハイブリットや電気自動車のランニングコストはお値打ちでしょうが、イニシャル
    コストはそれなりに掛かるものです。私も以前ディーゼルワゴンにしたのですが、イニシ
    ャル分をペイするのにそれなりの年数掛かりました。
    我が家の北海道ちょっと暮らしは食事が慎ましいので1日一万円程度ですが、すーさん家
    のグルメ旅で1日当たり12,800円なら十分だと思います。

    1. Rockyさん

      コメントありがとうございます。
      くるま旅の場合、他の旅行に比べ事故発生率は高いと思います。     無事に帰って来られただけでも良かったと思いますね。

      又、Rockyさんのおっしゃるように運転の疲れはかなりあります。    運転中少しでも眠くなったりした時は迷わず近くの道の駅や公園、コンビニなどに停めて横になるようにしています。               すぐに寝れる場所として寝床があることが一番ですね。3年ほどくるま旅の経験を積んできて、このことが一番重要なことがわかりました。

      来年の北海道くるま旅の計画も少しづつ進めています。        Rockyさんのアドバイスと案内をカミサンにも話しました。
      今年のちょっと暮らしのお話もぜひ聞かせていただきたいと思ってます。

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