いよいよ北アルプスの最深部へ

自分スタイルの山旅

雲ノ平は、北アルプスの南部に位置します。裏アルプスとも言われ、薬師岳・水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳などの日本百名山を有する名峰が連なっています。

北アルプスには表と裏があるように感じる。山麓の人口が多く、山全体を見渡せる平地が多い信州側に面した山脈が表、逆に狭隘な山間部にあって人口の少ない飛騨側に位置する山脈が裏。ちょっと差別的なニュアンスを含んだ古典的な区分かもしれない。しかしこれも、何本かの主脈がそれぞれに相応の名峰を連ねつつ延びている北アルプスの懐の深さゆえである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※樋口一郎著「新釈日本百名山」より

5～6年程前からこの雲ノ平は憧れの地でした。北アルプスの縦走というロングトレイルの行程では、現役時代なかなか長期の休日がとれず、指をくわえているだけでした。　　　　しかし、完全リタイアしたのですから時間はたっぷりあります。　　　　　　　　　　　　　このコースは、ピークハントだけだったら5日ほどあれば縦走できますが、そんな急いだ山旅はしたくありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲ノ平のど真ん中で、雄大な景色を眺めながら一日何もしないで寝っころがっているのもいいんじゃないか。登山道沿いに咲く可憐な花を見つければ、立ち止まってゆっくり観賞するのもいいんじゃないか。山頂に立った時、1時間でも2時間でも遠く山並みに沈む夕日をぼんやりと眺めていてもいいんじゃないか。そんな山旅スタイルで行ってきます。　　　高速道路を車で走っていても、いちばん左車線を規制速度以下で走り、追い越す車には、どうぞと言ってゆっくり進みます。そんな山旅スタイルの山岳トレイルに憧れます。

　　　　　先週、富士登山の時、カメラが壊れてしまいました。ちょっと高かったですが、今まで使っていた同じシリーズのキャノンPower Shot G7xを購入しました。このデジタルカメラは、オート機能が優れていて操作も簡単ですから素人にはもってこいです。又、軽量ですから山歩きには負担がかかりません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前回の富士登山からはじめた三脚自撮りも積極的にやってみようと思います。

　　

　　　　　　Yahoo検索画像から引用

こんな素晴らしい雲ノ平を見てみたいです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　台風11号の影響が心配ですが、来週からは大丈夫だろうと願っています。

それでは憧れの北アルプス縦走の旅に行ってきます。ブログアップは一時中断しますが、帰って来たら山行記録をアップします。