2018北海道ロングステイ (5)

清里町編

美しい田園地帯と水のまち

 

北海道の道東には有名な観光地がたくさんあります。
代表的な場所としては、知床半島(ウトロ、知床五湖)、網走・サロマ湖、阿寒・摩周湖などが挙げられます。
これらのエリアのほぼ中央に位置するのが清里町です。
このため、これら観光地に向かうツアーバスの中継地点になっていることから、清里町の道の駅や観光交流情報センターには連日のように観光バスが発着していました。

情報センター係員のお話では、大手旅行会社が主催する道東ツアーが毎日運行されているとのことでした。
「エッ!毎日ですか?」と聞き返してしまいましたが、釧路・女満別空港からツアーバスが毎日出ているとのことでした。
この時期、思っていたより多くの観光客が訪れているんですね。

そんな中継地点のような清里町と思われがちですが、実際に暮らしてみると北海道らしさがあふれ出る自然豊かな地であることが分かってきます。

 

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広大なジャガイモ畑と麦畑が延々と続いています。

 

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お試し住宅前の道は、斜里岳裾野から真っすぐ延びていました。

 

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お試し住宅裏側の小高い山の上からの展望。

眼下にはオートキャンプ場がありました。

 

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斜里岳と清里町の全景。

 

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車で30分ほどの所にある「神の子池」
摩周湖からの地下水が湧き出ている池。
摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水からできているという言い伝えから「神の子」池と呼ばれているそうです。

 

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神の子池の伏流水は1日12000tも湧き出ているそうで、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいました。

 

 

ヤマメがサクラマス?

 

お試し住宅から車で10分ほどの所に「サクラの滝」という場所があります。
高さ3mほどの滝でごく普通の渓流にある滝ですが、サクラマスが遡上しているところが見られるそうです。

 

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サクラマスとは渓流の女王といわれるヤマメが海に下り、大きく成長して再び産卵のために川に戻ってくるサケ科の魚で、これだけ大きな滝をジャンプする場所は世界的にも珍しいです。
ジャンプし始めの7月は魚体が銀色に輝き、産卵が近づく8月には徐々に桜色に変わっていきます。
きよさと観光協会HPより

へ~、そうなんだ! ヤマメが海に下りサクラマスとして帰ってくるんですね。

 

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じっと目を凝らしているとサクラマスがジャンプしています。
こんな光景は初めてでした!大きさは30cmくらいでした。

 

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何匹も何匹もジャンプしています。
ガンバレ!、ガンバレ!と声に出して応援したくなります。
聞いたところによると、なんと8%ほどしか遡上できないそうです。

お試し住宅近くにも川があり、毎年遡上してくるサケが数多くいるそうです。
産卵を終えたサケを狙って二百羽を超える鷲が毎年来るそうです。
可愛そうですが、これも自然の摂理なんでしょうか。

 

知床連山が見えるビューポイント!

 

友人を迎えに女満別空港に行った帰りに田園地帯を走っていた時、「感動の径」という標識がありました。
感動の径? 何が感動なのか?と興味が沸き、ちょっと面白そうなので寄り道してみました。

 

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並木道を抜けると、一気に視界が広がりました、
小高い丘陵地帯からの眺めがいいようです。

 

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おお~、なんと知床連山が一望です!

 

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写真ではちょっと見ずらいですが、オホーツク海と知床半島を望むことができました。
こんな寄り道ドライブが面白いんですね。確かに感動しました!

 

カミサンの友人が我が家(お試し住宅)に遊びに来たので、次回ブログは知床半島観光の巻きです。

 

「2018北海道ロングステイ」 つづく

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