富良野・旭川グルメ その５
ドラマ「孤独のグルメ」旭川出張編
居酒屋「独酌三四郎」へ
２０１６年元旦スペシャルとして放映された「孤独のグルメ」旭川出張編の居酒屋「独酌三四郎」に行ってきました。
北海道に来てから娘夫妻に「富良野に遊びにおいでよ」と以前から誘っていました。
飛行機のチケットが取れたということで旭川空港に迎えに行きました。
晩飯は旭川ラーメンに決めていましたが、飛行機の遅れで目指すラーメン店は閉店。
じゃどうしようか？ということで、「刺身が食べた～い、名物新子焼きが食べた～い・・・」なんていう二人の要望から、独酌三四郎に行こうと決めました。
しかし、通常でも人気の居酒屋ですから突然行って席が取れるかどうか心配です。
とりあえず電話したところ席が空いているとのことで、即予約を入れて向かいました。
画像が暗くてわかりずらいですが、レトロな雰囲気のある建物です。いいですね～！
まずはお刺身の盛り合わせとつぶ貝。
内陸部の旭川ですが新鮮な魚介類です。さすがTVでも紹介された人気店ですね。
新子焼き
若鳥のやわらかい肉を創業以来のタレをつけて、炭火でじっくり焼き上げているそうです。
何か懐かしさを感じる後をお引くようなタレですね～。炭火の香りもして実に美味しい逸品でした！
番組の五郎さんが、確かご飯にこのタレをかけて食べるシーンがありましたが、これは絶対合いますね！
身欠きにしん
番組のナレーション（五郎さんの感想）で「醤油をひとかけ 生姜を添えて！ 飯が進まぬ訳がない」
う～ん、まさにそのとおりですね。
「孤独のグルメ」シリーズで紹介された関東近辺のお店を今まで数軒訪れたことがあります。（当ブログでもアップしてます）
まさか旭川まで来て訪れようとは思ってもみませんでした。
共通して言えることは、「確実に旨いものがあった！」ということですね。
これからも引き続き放映していただきたい番組です。
上富良野の蕎麦屋「まん作」へ
このお店は、知人のRokcyさんから紹介されたお蕎麦屋さんです。
「富良野に行ったらぜひこのお店を訪れてください。美味しい蕎麦ですよ」とのメールが入りました。
ほ～、そうなんだ～。じゃぜひ行ってみよう、というわけで車を走らせました。
場所は、かみふ（上富良野町）にあります。お試し住宅から車で約３０分程度です。
美瑛と富良野の中間にあり、ラベンダー街道（花人街道）沿いから少し入った所でした。
はっきりした看板はありませんでした。
情緒のある建物で、ナビがなければ見逃してしまいそうなお店です。
ちょうどお昼の時間帯だったこともあり、駐車場は満車状態でした。
後で知りましたが、地元でも人気のあるお店のようです。
富良野という土地柄観光客が大半を占めていました。中にはシンガポールから来たガイド付き外国人観光客の姿も。
大せいろ（９００円）とおろしきのこせいろ（９００円）を注文。
北海道産の蕎麦の実で自家製粉するこだわりの手打ちそばだそうです。
そばのことは疎いですが、そばの香りとこしのある麺はいいですね。つゆも美味しく、つるっと食べちゃいました。
本格的な蕎麦屋さんにしてはリーズナブルで満足でした。
ちなみにせいろは６５０円。
富良野のラーメン
富良野周辺のラーメン店は「旭川ラーメン」の看板を付けたお店がよくあり、札幌ラーメンのチェーン店もありました。
そんな中、独自の味で勝負しているお店「支那虎」（しなとら）が市内中心部にあります。
富良野市のラーメン店の中では多分トップクラスの人気店のようです。
なぜなら、いつも長蛇の列で賑わっていたからです。観光地という土地柄、多くの観光客の姿もありました。
特に昼食の時間帯は順番待ちで並ばなければならないので、少し時間をずらして行ってみました。
こうした点は、長期滞在の利点ですね。空いている時間帯を狙っていつでも行けますから（笑）
メニューでおすすめの「支那そば」と「こげ塩」を注文。
こげ塩はスープが真っ黒で、にんにくの香りがします。「あっ、これはマー油だな」と思いました。
かなり濃厚な味です。麺は細いストレート麺でした。スープの味が濃いのでストレートのシコシコ麺がちょうどいいですね。
こちらは「支那そば」です。
魚介風味たっぷりの濃厚スープですね。カツオ節がかなりきいてました。
まさに今流行りの魚介スープという感じです。それにしても味が濃く、ラードがきいているせいかアツアツです。
ちょっと喉が渇きそうでした。
旭川周辺エリアでは、昔ながらの醤油ラーメンを主体にしたお店が多い中、今流行りのスープで独自の味を出しているお店もありました。
それぞれ個性あるラーメンに出会えた北海道の旅でした。
「北海道ロングステイ 富良野編 (16)」へ つづく