来年の「北海道ちょっと暮らし」プラン
退職して早4年目に入りました。
この間、東日本を中心に登山、山歩き、夫婦くるま旅を楽しんできました。
そして、いよいよ来年は海を越えて北海道へのロングステイを計画しています。
今年8月、友人家族と共に3泊4日の北海道旅行に出かけた折に、来年のロングステイの下見に美瑛町の町役場に出向いて、「北海道ちょっと暮らし」の説明をしていただきました。
その時に、各都市(大阪、名古屋、東京会場)で開かれる「北海道暮らしフェア」の開催のことを聞き、昨日東京会場にカミサンと二人で行ってきました。
「北海道暮らしフェア」11月12日(土)東京会場 東京都立産業貿易センター台東館6階
北海道から参加された各市町村の担当者が、ブースごとに分かれて説明してくれました。
このフェアは、北海道へ移住・定住を考えている方へ、北海道での暮らしや仕事について、地元の担当者が案内するイベントですが、観光や長期滞在を目的にロングステイを楽しみたい人への案内も含まれています。
一言でロングステイといっても個人によってさまざまな考えと過ごし方があると思います。
例えば、一カ月単位で長期に同じ場所で過ごす暮らし方、週単位で複数の土地を体験する過ごし方、くるま旅(車中泊)しながら途中で1~2週間滞在しながら周遊する旅、季節を変えてその時期ごとに過ごすことなど・・・、いろいろあります。
そう考えれば、ロングステイは個人の考えや価値観で多種多様な楽しみ方があるのではないでしょうか。
この会場に来られた方々は、主に退職されたシニアの年代層が目立ちました。
単独の方もいましたが、夫婦お二人で説明を受けている姿が多く見受けられました。
当然ですよね、長期滞在や移住・定住を考えている方が来られるフェアですから、この年代層が多いのもうなずけます。
長期滞在=安さと家財道具がキーポイント
ロングステイというと、一般的なホテルやリゾートホテル、賃貸アパート、ログハウスなどでも長期滞在することもできます。特に北海道では、こうしたステイを目的としたホテルや施設が充実していると思います。
しかし、退職者にとってはどうしても高額になり、費用の面でも負担になります。
できるだけ安く長期に過ごしたいということであれば、この「北海道ちょっと暮らし」を利用する手はないと思います。
上記のホテルや施設と決定的に違うところは、生活するための家財道具が一通り揃っていることだと思います。
特に台所用品(炊事器具、食器類など)と洗濯機です。
長期滞在するわけですから毎日外食するわけにはいきませんし、洗濯も欠かせませんよね。
北海道の豊富で新鮮な食材を調理し食すことができますから一石二鳥です。
「エ~、旅行に行って毎日飯作るの?」と言う方もいらっしゃると思いますが、これも考え方次第ではないでしょうか。
格安で採れたての野菜や新鮮な魚介類が手に入るので、買い物から調理、食事まで毎日楽しむことができます。
「それじゃ、ウィークリーマンションでもいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、決定的に価格の差があります。調べたところ、ほぼ倍以上の価格差があります。
各市町村の公的施設ですから、公と民間との差がここにあるのでしょう。
こんなことを話していると、「それじゃ、この各市町村で募集しているちょっと暮らし利用に応募しよう」と考える方が増えて倍率が上がってしまいますので、これ以上の話はこの辺で止めときます。
というのは、こうした施設は戸数に限りがあります。
これは各市町村によって異なりますが、調べたところほとんどが数戸といった状況です。
又、今回会場に出向いて説明を受けましたが、各市町村の応募方法や応募期間、予約決定方法(抽選、先着順、応募動機内容で選定など)は全て異なっていることが分かりました。
今回、数ある市町村の中で事前にリサーチしておいた10ケ所のブースを訪ねてみました。
私たちは、来年のロングステイ計画では数カ月滞在しようと考えています。
くるま旅(車中泊)をしながら、途中の目的地で週単位、月単位を組み合わせながら利用しようと思っています。
希望する場所に応募しても借りられない場合も想定して複数個所リストアップしました。
応募の申し込みは自由ですから保険をかけるといったところでしょうか。
ちなみに応募期間のほとんどは、今年12月から来年1~2月頃までです。
公的機関(市町村役場)ですから来年度(4月以降~)の計画は、今年度中に決定するということなんですね。
国内でのステイだろうと言っても、来年のことだろうと言っても、そのプランはすでに始まっていました。