コンビニのある道の駅
現在、道の駅は全国で1107駅あるそうです。(国土交通省10/7日時点)
3年前からくるま旅を始めて、今まで数十ケ所の道の駅で車中泊してきました。
車中泊に限らず、休憩を含めればその数倍の道の駅を訪れたことになります。
日本RV協会のキャンピングカー白書の中で、キャンピングカーユーザーの車中泊場所を「三つまで」答えるというアンケート調査では、道の駅が最も多く85.2%に達していました。(ちなみに2位は高速道路のSA73.6%)
この数値はあくまでもキャンピングカーユーザーだけの調査ですが、普通乗用車での車中泊もほぼ同等の数値に達すると思います。
それだけ車中泊に適した場所が道の駅であることは間違いないのではないでしょうか。
では車中泊にとって便利な道の駅ってどんな駅なんだろうかということを考えてみました。
地元のお土産物屋さん(物販店)やレストラン、カフェがあるなんていうのは当たり前ですが、やっぱりお風呂が併設されていると便利ですね。
車中泊を経験された方でしたらおわかりかと思いますが、空腹を満たす食事と同じように入浴も必須なんです。
旅に出た時は、必ず旅先の入浴施設をネットやガイドブックなどで調べたり、探したりします。
道の駅「掛川」 静岡県掛川市の国道1号線バイパス沿いにあります。
建物の中にコンビニ(セブンイレブン)が併設されていました。
では道の駅のコンビニってどうなんでしょうか?
これって意外と少ないんです。
今まで数ある道の駅を利用してきましたが、多分皆無だったように思います。
「コンビニは全国どこでもあるから別に道の駅になくてもいいんじゃないの?」と言われちゃいそうです。
たしかにそのとおりなんですが、車中泊した場所に24時間利用できるコンビニがあるとたいへん便利なんですよね。
ネットでちょっと調べたらやっぱりまだ少ないようです。
コンビニエンスストアのある道の駅
そんなコンビニのある道の駅「掛川」に今回車中泊して、改めて便利だな~と感動しました。
就寝に適した静かな駐車場
道の駅は、車客が主体ですので広い駐車場があります。
同じ駐車場内に乗用車とトラックが駐車するスペースを分けているのが一般的です。
いくら分かれているといっても近距離ですから、一晩中アイドリングしているトラックの騒音には閉口します。
高速道路のSA、PAなどと同じ環境です。
今回車中泊した道の駅「掛川」は、乗用車とトラックの駐車場が完全分離化され距離も離れていました。
このため夜中は静かで就寝にはもってこいの場所でした。
夜間走行してきた乗用車客の仮眠や車中泊車が多いのもうなずけます。
新鮮野菜販売で早朝から大混雑!
早朝8時、広い乗用車スペースの駐車場は満車状態でした。
起床後、温かいコーヒーを買いに建物内のコンビニに出向くと、農家のおじさん、おばさん達が新鮮な野菜を並べています。
並べている間にどんどんお客さんが入ってきて、買い物かごいっぱいに野菜を購入しています。
こんな光景どこかで見たな~と記憶をたどります。
最近よくテレビで「新鮮野菜、新鮮魚介類を販売する道の駅に客殺到」などというタイトルで放送されている番組でした。
ああ~、これがそうなんだ~。それにしてもすごい混雑です。
下手な料理好きオヤジにとっては格安で新鮮な野菜は魅力です、もちろん購入しました。
まだ温かい作り立てのコンニャクもあり、こちらも買っちゃいました。
くるま旅で出かけた時、各地方の道の駅に立ち寄りますが、観察してみるといろいろな発見がありますね。
なによりその土地ならではの情報や食材、グルメがあり、ちょい寄りした道の駅が目的でなくても旅の面白さが倍増します。
これもくるま旅の魅力なのかもしれません。
同じ駐車場内に「旭川ナンバー」のキャンピングカーが停まっていました。
団塊世代のご夫婦のようです。
北海道からくるま旅で来ているんですね。
くるま旅やドライブでこの辺りを通過する機会があったら、ぜひこの道の駅「掛川」に立ち寄ってみたらいかがでしょうか。おすすめします。