うなぎ激戦区~成田へ
秘密にしておきたい隠れた名店を探して~
今回のくるま旅は、まだ訪れたことのない利根川流域と霞ヶ浦周辺にスポットを当てて、「地元グルメを食べよう!」をテーマに1泊2で出かけてきました。 なんと贅沢な旅なんでしょうか。でも、いつもこんな感じで食べること、食べたい物を中心に旅のスケジュールを組み立てるんです。 その土地の有名な観光めぐりは、そのついでということになる場合が意外と多いですね。
ということで、今回は高速を使わないで一般道をひたすら走り、川越~成田~佐原~鹿島~水戸方面へ行ってきました。 これらの土地と時期から想像するに、旅のキーワードは「梅、うなぎ、あんこう」です!
成田山新勝寺。朝からあいにくの天気と早朝ということもあり静かな境内でした。
日本全国いたる所にうなぎの産地があります。くるま旅に出かけた時、近くに川や湖、池などがある所では、決まってうなぎの暖簾を目にします。 この成田周辺でも利根川沿いに昔からうなぎの産地として有名な所で、60軒以上も暖簾を出しているお店があるそうです。 今回は、この成田山参道にある老舗「駿河屋」さん、「川豊」さんではなく、成田郊外にある「うなぎ新川」に行ってみました。 実は、あるサイトでこのお店のことを知り、隠れた名店としてリーズナブルな価格で提供されているということで、以前からぜひ行ってみたいお店でした。
事前情報では、成田郊外のかなりわかりずらい場所にあるということで、成田空港の滑走路を横断(トンネル)して行きました。周辺は田園地帯でグルグル周っていた時、それらしいお店?小屋?を発見。
ようやく通り沿いに看板を見つけました。 お店の隣は、うなぎの卸問屋作業場
うなぎ新川本店。事前に予約して行かないと待たされるということで、10日前に予約を入れておきました。それでも時間帯によっては予約が取れない場合もあります。 営業時間は11:00~14:00の間のお昼の時間帯だけです。 4人掛けテーブル3つだけですから、すぐに満席になってしまいます。 お店の外観や店内設備、サービス(お茶はセルフ)などにコストをかけず、その分リーズナブルな価格設定にしているところが気に入りました。
うな重2500円。1尾半も入っているのでかなりお安くボリュームたっぷりでした。 今まで地元川越や郷里の静岡もうなぎの産地でしたから、それなりに食べる機会はありましたが、それらと比べてもトップクラスの美味しさでした! タレの香ばしい味はもちろん、なによりも口の中でうなぎの身が溶けていく感覚は、今までにない食感でした。 もし、お近くに来られるようでしたらぜひおすすめしたいお店です。 但し、必ず予約を入れて行ったいいと思います。
水郷と小江戸風情ただよう佐原へ
成田から車で1時間弱、佐原の町に立ち寄ってみました。 水郷の風情ある街並み、川の周辺に広がる古い商家や土蔵を眺めながら散策ができます。 ちょうどひな祭りの時期だったこともあり、各民家にひな人形が飾られていました。
川沿いに古い商家や土蔵が立ち並んでいます。この日は雨だったので舟めぐりができませんでした。
各民家の玄関や軒先などに飾られています。(この時期の「さわら雛巡めぐり企画」)
ということで、その土地ならではのグルメを食し、小江戸風情ただよう街並みを楽しみながら、更に北上して水戸を目指します。
「千葉・茨城グルメ旅」 つづく
成田には参道の鰻屋さん目当てでたまに出かけますが新川さんは存じませんでした。
とってもお得感溢れていますね。これは行かねばなりません。
佐原はいい街ですよねえ。
特に佐原の大祭の夕方から町のあちこちから聞こえるお囃子が哀愁があって私は好きです。
歴史のある町はひな祭りの頃は自宅解放などして下さるのでとりわけ楽しいですね。
桂川さん
コメントありがとうございます。
私の住む町川越も昔からうなぎで有名な所です。うなぎは高価で頻繁に口にすることはできませんが、たまにはいいものですね。
川越のうなぎの名店は、「いちのや」や「小川菊」が有名ですが、地元の隠れた名店では「うな吉」をおすすめします。繁華街からちょっと離れていますが、こちらのお店も絶対見逃せません。
成田の「うなぎ新川」は、車で行くことしかできませんが、お近くに来られたらぜひ一度立ち寄ってみてください。私もまた行ってみたいと思ってます。
佐原ははじめて行きましたが、実にいい所ですね。こうした昔の面影を残す町並みの中をゆっくり散策しているだけで落ち着きます。
桂川さんも今まで行った所で風情あるいい街並みがありましたら、ぜひ教えてください。