inフレンドリーパーク下総

ラン~バイク~ラン総距離13.5km

 

11月23日（祭日）に行われたデュアスロン大会に出場しました。

デュアスロンとは、ラテン語で２つのという意味を表わすDUという接頭語に、英語でアスロン（競技）を組み合わせた造語です。
ランニングとバイク（自転車）を組み合わせた競技です。
スポーツイベントなどでよく聞くトライアスロンは、これにスイミングをプラスした３つの組み合わせ競技でオリンピック種目になっています。

一般的なデュアスロン競技は、ラン→バイク→ランの組み合わせです。
最初と最後にランニング競技が２回あるため、バイク競技中にできるだけ体力を温存しようと調整しながら走っていますが、この歳になるとやっぱりランもバイクもいっぱいいっぱいでそんな余裕はありません（笑）

今年は高齢者の仲間入りをしました。ここ数年マラソンをはじめバイクやスイミングをやるようになって一番感じるのは「体力維持」です。
若い時は自己記録更新や上位の順位を目指してこうした競技に出場すると思いますが、この歳になると「完走」が目標になります。
今まで何度か持久系スポーツ大会に出場してきた中で高齢者の参加者が最も多いのがマラソンでした。その次がスイミング（アクアスロン）。最も少ないのがバイク競技でした。

なぜバイク競技に出場する高齢者が少ないのか？
競技となると一般的なサイクリングとは違い瞬発力と持続力が要求されます。重いギアの高速回転は特に足腰に負担が大きくかかります。その差を一番感じるのはバイク競技なんですね。

 

　　　

今回のデュアスロン大会が行われたフレンドリーパーク下総運動公園（千葉県成田市）

広い公園内には野球場やサッカーグラウンドをはじめ、サイクル・ランニングコースが整備されています。
過去２度この会場でデュアスロンやエンデューロ大会に出場したことがあります。

こうした大会は、大人に限らず子ども達が参加するキッズ（小学生）やジュニア（中・高校生）部門もあり、家族連れで楽しむスポーツイベントです。
今回も多くの家族が参加して賑わいがありました。

 

スタートはランから始まります。

コロナ禍のため一斉スタートではなく10秒ごと年齢順（ゼッケンNO順）に間隔を空けたスタートでした。
年齢順ですから私は当然最後尾スタート。
ゼッケンNOは年齢順になっていたことから私は最後から２番目。隣にいた人に声をかけたところ、なんとその人は70歳とおっしゃっていました。
二人で笑いながら「お互い完走を目標に頑張りましょう」と励まし合いしました。

 

　　　

私が出場した一般B部門は、ジュニアの選手たちと同時スタートでした。
ジュニアといっても中・高校生ですから体力的にはまったくかないません。

 

　　　

マイペースで走ろうと思っていましたが、やっぱり競技となると他の参加者を意識してしまいます。
その結果オーバーペースとなり後々の体力維持に影響が出てきてしまいます。これが競技の面白さであり過酷なレース展開になってしまうものなんですね。
わかっていても難しいものです。

 

　　　

第一ランを走り終えて次はバイク競技に移ります。
私がまだランの途中でしたが、早い人は颯爽とバイクで走り去っていきます。ひえ～、もうバイクに移ったの？という驚きでした。

 

　　　

ようやくバイク競技に移っても、第一ランで体力を使い切ってしまったのでバイクも苦しい展開。
それにしても皆さん若い人は元気ですね～。

この後、第二ランに移って走り出しましたが、やっぱり順位は年齢順？
私の後ろには70歳の方の息遣いが聞こえてきていました。
お互いゴールを目指して頑張りましょうといった感じでした（笑）

前回のアクアスロン大会の時もそうでしたが、若い人に混じって一緒に走れる競技はいいものです。
何よりも元気をもらえて励まされるスポーツなんですね。

一般的に65歳を超えると体力が格段に下がると聞きます。
確かにそのとおりだと思います。できるだけ維持できるようにしていきたいものです。
そのためにはこうした競技に出場し続けることが、”体力維持のモチベーションを保つこと”　につながると思っています。

競技が終わって70歳の方と健闘をたたえ合いました。
この方は今度はハーフマラソンに出場すると話していました。タイムはなんと2時間30分で走るとおっしゃっていました。
こうした人からも元気をいただくことができたデュアスロン大会でした。