高崎絶メシリスト?!
市内をぐるぐる食べ歩き
コロナ感染が収まるどころか全国的に拡大しています。
そんな異常事態の中、群馬高崎に行ってきました。川越からは関越自動車を使えば1時間で行ける距離です。
今年初めて県を跨いでの日帰りグルメドライブでした。
本で紹介されている絶メシリスト店は、高崎市街地に集中していました。
まずは訪問したいお店をリストアップ。そして、それらのお店が市内のどの辺りにあるのか簡単な手書き地図を作り、大よその行動範囲を決めました。
サンドイッチの店「ピクルス」
あんバターとカツサンドを購入。
いつもなら昔ながらのコッペパンを好んで買うのですが、今回はサンドイッチ専門店。
サンドイッチのあんバターは久しぶりです。これが実に旨い!あんの程よい甘さとしっとりした食パンが絶妙でした。
陳列ケースの脇にビニールに入った大量の食パンの耳が置いてありました。
「これ、どうぞ持って行ってください」と。「えっ!タダなんですか?」
ということで、あまりにも多かったので半分いただきました。得した気分です。
こんなサービスと気持ちが嬉しいですね。
帰宅後、バターと砂糖で軽く炒め食べました。
美味しいおやつが出来上がり!ありがとうございました。
女将さんが一人で切り盛りする「すみれ食堂」
こちらのお店は焼きそばが売りだそうです。
一番人気メニューは、「焼きそば定食」(620円)。
焼きそばにご飯と味噌汁?。埼玉と群馬などの北関東エリアでは、ご飯と一緒に食べるのはごく普通です。炭水化物同士?全く問題ありませ~ん(笑)
大阪のお好み焼き定食などと同じ昔から ”粉もん食文化圏” なんです!
キャベツたっぷりの細麺の焼きそば(単品400円)。懐かしさを感じる味ですね~、美味しくいただきました。
市内中心部の柳川町は、一歩路地に入ると昭和の時代にタイムスリップ!?
昔ながらの映画館やスナック・居酒屋がぎっしり。
近年は ”その寂れた街並みが逆に萌える” という理由から、映画やドラマのロケ地として人気を集めているそうです。
「いし田珈琲」
珈琲好きにはやはり見逃せません!
こちらのいし田珈琲店以外にも昭和から営まれている喫茶店が多数ありました。どの店もこだわりの珈琲豆を売りにしています。
店内には絶メシリストのポスターが張られていました。通常珈琲豆の焙煎はガスで行うようですが、こちらのいし田珈琲店では ”電気の焙煎機” でした。
200g入りのブレンド豆を購入。一切雑味のない豆はスッキリとした味わいで飲みやすかったです。
こうしたこだわりが長年続けられている秘訣なんでしょう。全国から珈琲ファンが訪れるそうです。
焼きまんじゅう「小板橋」
絶メシリストには2店舗の焼きまんじゅう屋さんが掲載されていましたが、両店ともお休みでした。
群馬のソウルフードは絶対に見逃せないので、こちら「小板橋」に行ってみました。
高齢のご主人一人で切り盛りするお店で、なんと定休日なしの無休営業のようです。
焼きまんじゅうが大好きなカミサンに言わせると、「ここの味はベスト3に入るね!」と。
カミサンは埼玉北部の ”ほぼ群馬?” 出身ですから、焼きまんじゅうに関してはうるさくこだわりを持っています。
確かにふかふかの素まんじゅうに甘辛いタレがなんとも言えません。
もちろん自家用のお土産は忘れません。
こちらのお店も後継ぎがなくご主人の代で終わりだとおっしゃっていました。
「平井精肉店」
高崎の隠れた名物「オランダコロッケ」?
定義は、中にチーズが入ったコロッケだそうで、コロッケグランプリで金賞2回の実力店だそうです。
それじゃ行ってみなくっちゃ~、とミーハー夫婦は早速おじゃましました。
注文してから揚げるのでアツアツです。なるほどトロリとしたチーズがなんとも美味ですね!
中華料理「香珍」
この絶メシリストに掲載されているお店では、町中華が一番多かったです。
どの地域でも一番多い食堂はやはり中華料理なんではないでしょうか。
こちらのお店の一番人気はラーメンだそうです。
ラーメン好き夫婦にとっては見逃せません。シンプルな醤油ラーメンは懐かしさがあります。美味しさのポイントは「手打ち麺」でした。
ご主人に聞いたところ、「毎日竹一本で作っているよ」と。
なんとも言えない手打ちの歯ごたえはやっぱりいいですよね~。
今回は高崎「絶メシ」を味わいにちょっとしたグルメドライブでした。
今や全国どの地域においてもこうした「絶メシ」があるのではないでしょうか。
本書の言葉を借りれば、
「食えなくなっても 知らねえよ~!」
なのかもしれませんね。