本格的なスパイスを使って・・・
スリランカカレーを作る!?
コロナ危機が拡大する中、インターネットを通じて様々な取組みや仕事などが盛んに行われています。
日々のTVバラエティ番組やニュースを見ても「テレビ会議・討論」の模様が映し出されています。
又、イベントや式典をオンラインで開催しようと多くの人が「参加」できる映像を配信したりしています。
更に外出自粛からネットショッピングや通販が盛況のようで、これに伴う宅配便やウーバーイーツなどの配送業務が忙しくなっているようです。
先日、都内に住む知り合いから「今度、オンラインキッチンしない?」と連絡がありました。
知り合いからのこの提案に至るまでには、実際に自分で調理してその料理の画像を送ってきた経緯が何度もありました。
その中で主にスリランカ料理が目立って多かったです。
知り合いは現在ウェブサイトを通じてスリランカ観光(SRILANKE Navi:ガイドとコーディネート)に関連した仕事にたずさわっています。
そんなことからスリランカの料理に興味を持ち、自分で調理するようになってきたと思います。
スリランカ料理といえばカレーがメインです。
カレーは日本でも好きな食べ物として親しまれ、日本独自に進化した国民食の一つといっても過言ではないと思います。
こうした中、インドカレーを中心にした専門店が増えて本格的な味が楽しめるようになってきています。
しかし、家庭で本格的な味が出せるカレーが出来るか?というと難しいですよね。
なぜならたくさんスパイスを調合して作るものですから、素人ではなかなか簡単には調理できない点があります。
3年前にスリランカ旅行に行った時、実際に家庭で作るカレー教室に参加して調理したことがありました。
その調理のしかたは一度だけでは覚えることはできません。それはたくさんのスパイスを使っていたことから何が何だか分からなくなってしまったことからでした(笑)
ただ、この体験を通してこうした本格的なカレーを作ってみたいな~と思っていました。
スリランカのゲストハウスで開催したカレー料理教室。
多種類のスパイス類に驚きました。
オンラインキッチン!?
言葉ではなんとなく分かりますが、実際にやったことがないので不安でした。
今回のオンラインキッチンは、娘のダンナのご両親も参加するということで3組が同時に会して行いました。
知り合いからは、「Zoomでやるからアプリをダウンロードしておいて」との連絡。ミーティングIDとパスワードが送られてきました。
開催時間になったら入力してミーティングに参加するようです。
働いていた頃、電話会議の経験がありそれと同じような感じです。
その他に知り合いからは、「PayPayのアプリもダウンロードしてセブン銀行で〇〇円入金しておいて」との連絡。
事前に送られてくる食材(スパイス類など)の費用なのでしょうか?
でもなぜPayPayなの?
代引きやコンビニ払い(振込票)、クレジットなどでもいいのでしょうが?、このことは後で分かりました。
とりあえず言われたとおりに使ったこともないPayPayの登録や入金作業を行なおうとするも、これがなかなかよく分かりません。
ZoomやPayPayについては、同年代のご両親とお互い分からないことだらけで何度も連絡を取り合いました(笑)
事前に宅配で送られてきた調味料は、9種類のスパイスとトマトピューレでした。
ココナッツ、ターメリック、レッドチリなどは聞いたことがあり使ったことがありますが、テンパリング、ガラムマサラ?、その他パウダースパイスやボールスパイスには数種類の香辛料が混ざっているそうです。
その他にテイスティングが3種類。
シナモン、コリアンダー、ブラウンマスタードシード、カルダモン、クローブ、クミン、フェヌグリーク。
聞いたことがないスパイス類がありました。
本格的なカレーを作るには、こうしたスパイス類を使い分けながら調理していくんですね。
ああ~、たいへんなことだ~(笑)
Zoomにオンして台所にスマホを設置。いよいよオンラインキッチンが始まりました!
自分たちも含めて3組の家族の画像が同時に映し出され、音声もよく聞こえます。
事前に用意するように言われていた食材や鍋を準備しスタンバイです。
さぁー、調理に入っていくのかな?と思っていたところ、まずはテイスティングスパイスの講習がありました(笑)
各スパイス類の特徴と用途、実際に口にした時の味(甘味、苦み)などの説明がありました。
いや~、これは本格的な料理教室ですね!
今回のカレー料理は、チキンと野菜の2種類のカレーを作るようです。
まずは手羽元を使うチキンカレーからです。
最初に手羽元をビニール袋に入れてターメリックとスパイス、ヨーグルトを投入してしっかり揉んで漬け込み冷蔵庫で保管しておきました。
油は太白ごま油を使いました。一般のサラダ油でもOK。
すりおろしたにんにくとしょうがを入れて、みじん切りした玉ねぎを炒めました。
肉を使うカレーの場合、玉ねぎは飴色になるまでしっかり炒めるそうです。これは肉に負けない玉ねぎの味を引き出すためだそうです。
へ~知らなかった(笑)
ちなみに野菜カレーの場合、玉ねぎはスライスして軽く炒めるだけでいいそうです。ふ~ん、ですね。
トマトピューレとスパイスを入れて炒めます。
先ほど漬け込んでおいた手羽元を投入してから、弱火で時間をかけてじっくり煮込んでいきました。
チキンカレーを煮込んでいる間に今度は野菜カレーの調理にとりかかりました。
油ににんにく、しょうがを入れてスライスした玉ねぎを炒めていきます。
一口大に切ったオクラを入れてしばらく炒めた後に牛乳(200ml)を投入しました。
カレーは鮮やかな緑色に変わっていきました。
又、付け合わせにスパイスとかつお節で作ったスナップエンドウを用意。
チキンと野菜カレーの出来上がり!
いつもの市販のルーを使ったカレーとは全く違うスパイスの効いた本格的なスリランカカレーです。
やっぱり旨いな!
知り合いから送られてきたカレーです。
盛り付けを変えるだけでオシャレなカレーになりますね。参考にしよう(笑)
前述したPayPayの話ですが、ある実験として試しにやってみることのようです。知り合い
知り合いから今回のカレー教室開催に関して、セブン銀行で入金したPayPayを使ってカンパという形でいくらでもいいから送金してという連絡がありました。
このPayPayはチャージ形式ということで、相手の電話番号さえ特定できれば簡単に送金できます。
銀行やクレジットカードを使わず、又、振込用紙も不要です。
ふ~ん、時代は変わってきたな~という感じでした。
私たちの時代の頃はモノづくり、モノの流通、モノの販売により、そこから得られる利益で収益を上げてきました。
今や時代は変わり、こうしたITの普及から様々なビジネスが広がってきています。
コロナ危機が拡大する中でこうしたオンラインが注目され広がりつつあります。
このことは、こうした危機が起らなくても拡大する要素は十分にあったと思います。一つのキッカケになったのかもしれません。
今回実際に体験した感想は、お互い遠くにいても身近で接することができるリアル感がありました。
こうしたかたちでコミュニケーションができるという点では面白く楽しいものがありました。
オンラインキッチン、楽しそうです😊カレーもおいしそうですね。
やはり文明の利器を食わず嫌いでなく使えるようにすると良いですね。
古代人の私はこの世界は???ですが、少しチャレンジしてみようと思いました。
「共食」はコミュニケーションの楽しいひと時ですから、今は直接会えなくても
暖かい時が流れているのを感じます。
娘さんのスリランカナビ、私の同僚さんだった方たちが見ていますよ。
スリランカのK大学の日本語科に赴任していた方たちです。
今でも教え子たちとの交流は続いているようです。
大学が休みの時にはいろんなところに出かけて懐かしがっています。
大体赴任期間は2年間ですから、故郷のような気がします。
新型コロナで日本国内だけでなく、海外に当分の間行けなくなりましたが、
美味しい紅茶とカレーと海をゆったり堪能できる日を楽しみにしています。
それにはやはり健康第一ですね。
Roseさん
そういえば、Roseさんはスリランカとのつながりがありましたよね。
Roseさんのご友人の方々がサイトを見ていただいているだけでも嬉しい限りです。
今まで娘のスリランカの仕事は順調でしたが、現在はコロナ危機で休業中のようです。
>「共食」はコミュニケーションの楽しいひと時・・・
確かにそうですよね。
今は直接会って食事することもなかなか難しいですが、こうしたオンラインを通じてコミュニケーションができるわけですから便利になりました。
私も「古代人」の一人ですよ(笑)
今の若い人はこうしたスマホやアプリなどを簡単に使いこなしていますが、私たちの世代はなかなか難しいものがありますよね。
何度か教わってもすぐに使い方を忘れてしまったりして、もういいよという感じです。
コロナ危機は少しづつですが収束に向かっているようですが、まだまだ安心できません。
今はなるべく自粛してお互い健康を保っていきましょう。
コメントありがとうございました。