「自粛と一体の補償」は基本原則では?
お取り寄せ食品で支援?!
コロナウィルスの感染が更に拡大してきています。
連日の新聞・テレビでは、各地の感染件数や医療現場の危機的状況、そして国会でのその対応策についての報道が続いています。
そしてなによりも経済活動への打撃と生活が深刻化してきています。
こうした状況については、すでに日々の報道でご存知だと思います。
問題は政府による経済活動と生活への対応策が後手に回り、生活そのものが厳しい状態になりつつあるのではないでしょうか。
政府が多くの職場に対して自粛要請したのであれば、その損失を補償するのは当然のことだと思います。
雇用を維持した企業を助成する雇用調整助成金では、賃金の6割以上を支給するものとしていますが、更に上乗せして10割補助も必要なことではないかと。
又、非正規雇用の場合、雇用保険に入っている方はこの雇用調整助成金の対象になりますが、そうでない人は出ないのが実情です。
非正規雇用の人も同様に補償すべきではないでしょうか。
更に、フリーランス(個人事業)や自営業者も同じように損害を被っているわけですから、同等の補償をすることも必要だと思います。
コロナウィルス対策はもちろんですが、雇用の保障や休業補償、一時的な現金給付に留まらず継続的な給付も大事なことではないでしょうか。
こうした状況が弱い立場の人たちにしわ寄せされないような対策こそ求められるべきだと思います。
今まさにそうした対応が思い切った政治的判断でなされる必要があるでしょう。
連日感染者拡大の新聞報道
「休業補償 ”利用できず” 働く母親から相談相次ぐ」4/3日NHK朝のテレビ報道
不要不急の外出の自粛により、様々な営業活動への影響が全国的に波及してきています。
先日、都内で暮らす娘夫婦からラインメールが送られてきました。
「各地の飲食店がコロナウィルス不況の中、特に北海道は観光客減、外出自粛令、全国のデパート催事の北海道展中止、この3重苦で漁業や畜産、飲食店が在庫抱えて相当厳しい状況にあるみたい」
娘夫婦はそうした状況をみて、勝手に「北海道を食べて支える会」を結成?(夫婦だけ)したらしいです(笑)
”少しでも支援しよう” ということで、北海道から直接食品をお取り寄せする手配をして、先日我が家に届きました。
代金は娘夫婦持ちで、”早めの母の日と父の日” らしいです(笑)
北海道に限らず全国どこの地域でも厳しい経営状況にあると思います。
年金暮らしの私たち夫婦にとってはありがたい御馳走が舞い込んできました。
ラム肉のセット 「札幌ジンギスカンえいじん」の生ラム肩ロース&ショルダー
特性のタレが付いていましたが、岩塩だけでも十分美味しかったです。
猿払産ホタテ貝柱
お刺身、バター炒めの他いろいろな料理に使えます。
これだけ大粒のホタテは滅多に食べられませんね!
芝海老唐揚げ用
さっそく素揚げにしていただきました。海老の香ばしいさが際立った逸品でした。
コロナ騒動の真っただ中、こんな贅沢な品をいただいていいものなのかどうか戸惑いがありました。
現在、各商店では対面販売も厳しい状況にあると思います。
こうした中、お店を一時的に閉める所も出てきているようですが、品物を直接お客様に届ける宅配システムであれば売り上げにつながることができますね。
その後、娘から「商品が着いたら食事風景の画像を送って」と連絡がありました。
早速食卓に並んだ食品の画像を送ったところ、娘を経由して販売店(生産者)にお礼の画像が送られたようです。
今やネット通販が拡大してきています。
たいへん便利なシステムですが、一方では大手通販サイト運営会社が小売業者への強引な送料無料を強要した問題が発覚しました。
通販サイト「R市場」は、3980円以上の買い物で送料を一律「無料」にする施策を強引に推し進めたことが小売業者の反発を招き、公正取引委員会が介入する事態に発展しました。
送料無料にすることで通販サイトの需要は高まりますが、一方でその送料はすべて小売業者が負担することになります。
公取委も独占禁止法違反の疑いがあると指摘し、その審査は今も続いているそうです。
利用する側にとっては便利なものですが、私たちが目にしないこうした所でも弱い者へのしわ寄せがあるようです。
ネット通販の配送は宅配業者が担っています。
自分が頼んだ商品であれば日時を指定できますが、そうでない場合は不在の時があり宅配業者は持ち帰ることになります。
せっかく配達してくれたのに申し訳ない気持ちになります。
最近はこうした状況をふまえて、事前に配達情報がラインで届けられるのがいいですね。
宅配業者の再配達はなくなり負担軽減につながる思います。便利になりました。
送られてきた食品は冷凍商品もあります。
ホタテやエビは、友人夫妻におすそ分けしたいと思ってます。
お取り寄せ支援ですか?
確かに業者にとっては、ありがたい支援だと思います。
私も現役時代、危機管理対応の仕事を何度も担当し、震災の救援物資の
調達や配送、SARSの時には、中国へマスクの大量輸送などをしました。
どの時も、政府の動きは遅く、結局、民間企業とNPOが一番早く動いた
ことを思い出しました。
今回のコロナも同じような対応なので、何も日本は変わらないという
思いで、一杯です。
一方で、海外出張の時は、自己責任になり、何回か日本へ帰れないと
いう経験もしました。
(JALとか現地企業に助けてもらって何とかなりましたが)
クルーズや旅行で海外へ行った人のコメントを聞いていて、日本政府が
守ってくれるのが、当たり前という言葉を聞くと、少々腹が立ちますが。
自粛で被害を受けている弱者への支援は、必要だと思います。
家賃や食費くらいは、届くようにしてもらいたいものです。
一人数万円も取る銀座のお店の補償は、ちょっと眉をひそめますが、
フリーランスの人には、届いてほしいですね。
私もすーさんを見習って、北海道のお取り寄せを考えようかなと思い
ました。
身近なところから、助け合うというのも大事ですね。
あらちゃんさんへ
現役時代にすごいお仕事されていたんですね!
危機管理対応ですか、いろいろな支援活動のやりがいのある仕事ですね。
ここ数年日本で起きている自然災害(台風、地震など)の時など、政府の対応にもどかしさを感じていました。
>政府の動きは遅く、結局、民間企業とNPOが一番早く動いた
まさにそうでしたよね。
今回のような感染拡大や自然災害などの有事とも言える時、いち早く対応し国民生活を守ることが「政治の役割」だと思います。
いつ起こるか分からないからこそ、そのための対策準備と大胆な実行(物資や資金投入)が必要だと思います。
外出もままならない事態ですから、私たち庶民一人一人ができることは限られていると思います。
「身近なところから、助け合う」、大事なことですよね。
我が家ではマスクが少し備蓄してありましたから、友人・知人に郵送でおすそ分けしました。
自分たちが必要とする商品購入なども、”お取り寄せすることで支援できる” と思えば、それもまた一つの方法なのかもしれません。
なによりも早く終息することを願うばかりですね。
コメントありがとうございました。