ぶらり街歩きシリーズ
地元川越のココアカフェ?
日本全国くるま旅に出かけた時、路地裏にひっそり佇むカフェを発見することが多々あります。
昭和の時代に流行った喫茶店が影を潜め、今や大手チェーンのスタバやドトール、星乃やコメダなどの軽食レストラン型のカフェが一世を風靡しています。
珈琲の美味しさやパンケーキなどを売りにした ”こだわり” が特徴のようです。
又、大きく変化したことは、なんといっても ”女性が気軽にお茶できる” ことも特徴なんでしょう。
清潔感のある店内とインテリア、もちろん禁煙ということも含め女性に支持されなければ流行らないこともポイントのような気がします。
こうした中、古民家などをリノベーションしたカフェが流行っているようです。
特に若い世代の人たちによる開業が増えているように思えます。
古民家といっても、ごく一般的な住宅の一部をオシャレに改装したお店が目立ちます。改装投資がかからず、使える物はちょっと手を加えたインテリアが今風なのでしょうか。
私の住む町川越は、城下町・蔵の町として多くの観光客が訪れています。
最近のコロナウイルスの影響もあってか外国人観光客は激減していますが、平日でも日本人観光客が大勢来ています。
川越のような古い街並みを売りにしている観光地は、新しい近代的な建物は似合いません。
そんなことから、蔵の屋敷まではいかなくても、ちょっと古い民家を改装したお店が逆に似合っているように思えます。
以前、ブログの「ぶらり街歩きシリーズ」で川越の町を紹介したことがあります。「川越散策」
今回は、川越の有名観光スポットではなく、TVで紹介されたお店に訪れてみました。
先日TV番組の「マツコの知らない世界」で ”ココア” をテーマにしたお話が放映されました。
私はコーヒー党なので、ココアはほとんど飲む機会がありません。
しかし、この番組で川越のカフェが紹介されたので、ちょっと興味が湧きカミサンと二人で行ってみました。
市内に行く時、よく通る道路沿いに「ここ和 小さなゲストハウス&カフェ」がありました。
え~、こんな所にあったんだ~。普通の住宅の一階部分をリノベーションしたカフェなんですね。
こうしたお店が、今川越ではどんどん増えているようです。
今まで普通の住宅だったので、玄関では靴を脱いで入るようです。
店名のとおり一階部分は、ココアをメインにしたカフェで、二階がゲストハウスのようです。
ちょっと調べたところ、グループであれば一人3000円代から宿泊できるそうです。
日本でもこうしたゲストハウスが増えてきていることは聞いていましたが、川越にも最近たくさんできてきているようです。
大きな観光地ではありませんが、平日でも多くの観光客で賑わう町ですから、繁華街に近くて安く泊まれるのであれば利用者も増えてきているかもしれません。
メニューはココアがメイン。その他、キーマカレーなどの軽食セットも。
大人のココア マシュマロ 500円、お母さんのココア(いちご)600円。
カフェといえば主にコーヒーですが、ココアというのも珍しいですね。
平日のランチの時間を過ぎた頃でしたが、若い女性グループ2組みとシニアご夫婦がいました。
市街地から少しはずれた所ですが、意外と流行っているようです。
道路を隔てたすぐ近くにも民家をリノベーションしたパン屋さんと居酒屋がありました。
どちらも若い世代の人たちが営業しているようです。
一昨年、九州くるま旅をした時、長崎市内にある町家カフェを訪れました。
こちらのお店も民家をリノベーションしたカフェでした。店内の一部スペースを市内の芸術家?を志す人たちに提供して、作品を展示するコーナーとして利用されていました。
こうしたリノベーションも町おこしの一つのような気がします。
あまりお金をかけないで古い建物を再利用して町を活性化させることも大切なことだと思います。
なにか ”味” があっていいですよね。
逆に新鮮な雰囲気がうかがえました。